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第100回箱根駅伝出場校紹介(4)「國學院大學」

さあ、みんな大好き國學院大學だよ!

個人的に前田康弘監督はめちゃくちゃ好きです。そして、寺田夏生選手は今でも一番の推しメンです。

良い顔だ。現役生活、お疲れ様でした。


國學院大學

1882年に皇典講究所を母体とする大学で、明治政府の神道政策の一環として古典研究と神職養成の機関として創立。現在も国史や日本の伝統分野において多大なる貢献をしており、1920年に大学として正式に認定された日本の中でも伝統ある大学の一つである。

皇學館大學と並んで、神職の資格を取ることができる大学としても知られ、日本の文化関連におけるイベントも多く催されている。東京都神社庁主催の神職養成講習会も行われていて、狩野英孝さんは2014年に講習を受けている。

角川書店創業者一族である角川源義さんと春樹さんは同校の卒業生であり、10代目松本幸四郎さん、18代目中村勘三郎さんといった歌舞伎役者も在籍していた。現在相川七瀬さんは同校在学中。

野球部も強豪として知られ、多くのプロ野球選手を輩出している。
「見せましょう、野球の底力を」というスピーチで有名な嶋基宏さんもその一人。また、寺田夏生選手の他にも浦野雄平選手と土方英和選手も同校の卒業生である。

なお、陸上部が箱根駅伝に初出場した際の監督・森田桂さんの息子さんは青山学院大学で活躍した森田歩希選手である。

チームの特徴

出雲駅伝 4位
全日本大学駅伝 3位

高い安定感を誇る一方で「もう一声」がなかなか出てこない。主力選手たちは他大学と比較しても決して劣らないのだが、優勝候補の一角である中央や駒澤と比較した時に一つ、ランクがどうしても落ちてしまう様な気がして否めない。

だが、その中でも全日本ではエース区間の7区を任された 平林清澄くんが区間賞を獲得。全日本では若い2年生を多く起用するなどチームには大きな変化も見える。

前田監督をはじめとして國學院は我々が知らないところで「もう一声」という殻を破るために着々と力を貯めていると、今私は睨んでいる。

監督

前田康弘

駒澤大学が箱根駅伝で優勝した時の主将で「大八木イズム」の継承者。
娘さんの運動会に代理で出席したこともあるとか。

選手の活躍を誰よりも喜び、そして涙を流す一喜一憂が激しい忙しい監督。とはいえ、そんな人間味あふれる一面も愛される要素の一つといえる。
大学卒業後は、現在駒澤大学現監督の藤田敦史さんが所属していた富士通に在籍後家業を継ぐものの、お父様の急逝で事業を畳んだのち、29歳で國學院大學のコーチに就任し2009年に31歳で監督に就任した。
就任後すぐの箱根駅伝でシードを獲得し、2019年の出雲駅伝優勝。
その年のシーズンに行われた箱根駅伝では3位に入賞した。

恩師にあたる大八木弘明総監督との親交も深いが、一方で指導方針は帝京大学の中野孝行監督を参考にしているとのこと。中野監督とは大変親交が深く、マネージャーを交換留学させるほど。

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