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KOK2021勝手に応援企画2021年大会感想「全員、主役」(3)

さて、残すは8名。やっぱり今回はどのMCが勝ち上がっても不思議じゃなかったなあ。

「写真判定」の導入

今大会のKOKで一番印象に残ったのは、観客判定時に写真判定を入れたことだ。より分かりやすくする、というのもあるだろうが個人的にはこれが一番「競技」という面において画期的な改革だったと思うのだ。

しかも、赤と青で光るバンドを入れたことによって、より分かりやすくしたというのも見逃せない。現状コロナウイルスの収束が見込めない今だからこそ、ただ手を挙げさせるだけではエンタメとしても今一つ盛り上がらないだろう。こうして分かりやすく判定をするだけでなく、写真判定という要素を盛り込んだこともまた、個人的なハイライトだった。

Sillent Killa Joint

相変わらずスキルフルかつピースなラップで会場を沸かせてくれた。
2回戦こそFORKさんの前に敗れ去るも、存分に彼なりのスタンスを見せてくれたと思う。
音源も作り、ビート製作までやるところもやはりただのYouTuberではないということも証明。どこの誰とは言わないけどね。

CIMA

CHEHONさんとのバトルはド接戦だった。正直再延長があっても良かったと思うほどだ。
やはりレゲエからやってきた大物、という部分からも少し難しいバトルになったかもしれない。久々に彼のバトルを大舞台で見ることができて本当にうれしかった。
今年も存分にかましてください。

MC☆ニガリ a.k.a. 赤い稲妻

呂布さんのバトルは勝利していてもおかしくなかったほど、大接戦だった。彼がフリースタイルにおいては「天才」であるということを思い出した一戦でもある。
UMBも制覇し、次に彼が目指すのは音源の製作ということになるんだろうが、どうか生活費に溶かすことなくちゃんと曲を作ってください。と思うのは私だけではないはず。

句潤

梵頭さんに敗れたとはいえ、やはり音楽性の高さは素晴らしいものがある。TAKASEさんのバトルも一つのセッションだったが、梵頭さんとのバトルは一つスタイルウォーズでもあったと思う。バトルとしても単純に素晴らしかった。
ゆらりゆらりと飛ぶ一羽のカモメは、今年も音を楽しみながらお洒落なフリースタイルをかましてくれるだろう。

次で最後やでしかし!

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