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箱根駅伝2023出場校紹介(7)「創価大学」

前々回の準優勝はたまたま気象条件に恵まれたという意見もあるが、それでも本来持っている力をきっちりと出し過去最高タイムでゴールした創価大学。
初の3大駅伝フル出場となる歴史を越えた挑戦はまだまだ続くでしょう。

明るく楽しくそして厳しいはもしかすると青学から創価大学に変わってくるのかも。ということで創価大学の紹介です!

創価大学

1971年に日本の仏教系宗教団体の一つである創価学会の第3代会長であった池田大作さんによって設立された。当初は1973年に創立予定であったが、1968年の創価高等学校卒業生に合わせる形で設立されたという経緯を持つ。

当初は文系学部のみであったが、のちに工学部・看護学部・国際教養学部などが設立され、現在は文理合わせて8学部10学科を擁する総合大学となっている。なお、母体が宗教法人の創価大学ではあるが、必ずしも信者である必要はなく、また陸上部に入部している生徒たちはスポーツ推薦として入学してきた方がほとんどという。

卒業生には芸人のナイツの二人や長井秀和さんがいる。

また、野球部も強豪として知られており、小谷野栄一さんや野球YouTuberのトクサンは同校の卒業生として知られ、ヤクルトのライアンこと小川泰弘投手に倉本寿彦選手も有名だ。

今シーズンのチーム成績

出雲6位
全日本5位

「いきなり優勝!」とまでは行かずとも、安定した強さが付いてきている。それはムルワくん、葛西潤くん、そして嶋津雄大くんといった柱が安定しているからに他ならない。
元々前回含めまだまだ「箱根特化」に近いチームながらも榎木和貴監督を始めとしてチームがしっかりと強くなってきている。
いきなり爆発的に強くなる、ということはなくともきっちりと破綻なく繋ぐ創価大学らしい駅伝を行えば自ずと結果は付いてくるはずだ。

パワフルプレイヤー:葛西潤

今年で「大学5年生」になる嶋津くんが爆発的な活躍を見せるためにも、もう一人のエース葛西くんの活躍は必要不可欠だ。昨年は故障に苦しんで思うような結果を残せなかったものの、最終学年となった今年は出雲と全日本で躍動。どちらでも2区を走りいずれも区間新記録を樹立している。

創価が箱根路に「ストライプインパクト」をたたき出すためにも、彼の快走は不可欠と言っていい。

監督

榎木和貴

中央大学時代は4年連続区間賞を獲得、25年前の1996年に総合優勝を達成し、旭化成でも活躍。2004年から指導者として活動し、2011年にはトヨタ紡織陸上部の監督に就任。
女子陸上競技を見ていた背景から、コミュニケーションをこまめに取る人物として知られる。2019年に創価大学の監督として就任すると、たった1年で創価大学初となる箱根駅伝の10位以内のシードを獲得し、前回大会では2位。温和でまじめな人柄から選手たちの信頼も厚く、また他大学の監督からの評価も高い。

さあみなさん、続いてはあの男の愛弟子の大学です。仏教系なのに新党の大学に行っちまったぜ(別にいいじゃん)。

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