約束のネバーランド第172&173話【約ネバ通信VOL.72】
約ネバ通信VOL.72です!
※ここからは最新のジャンプの「約束のネバーランド」の話をしますので、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメいたします。内容は個人的な妄想や感想です。予めご了承ください。
いつも通り、ざっくりまとめから↓
【第172話:自由】
【第173話:prisoners】
●ピーターを殺すつもりはない
⇒目的はあくまで勝利と対話
⇒一緒に生きようbyエマ
●ピーターは兄を慕っていた
⇒真実を知り、変わった兄を粛清
●敗北を悟り、自害するピーター
⇒鬼は人間の鑑byピーター
●コードSoridとは・・・?
⇒叔父にそう告げるといいbyピーター
運命(のろい)の果てにー。
次号へ…
まずは、172話の更新ができてなくてすみませんでした・・・。タイミング的にもう173話が来てしまうので、一緒にやっちゃうことにしました(気合入れて書くから最後まで見てね!)。
172話をざっくり振り返ると、
●巻頭カラー
⇒色々気になる(エマの頭の上とか)
●メアリーってどっか名前でたっけ?
⇒誰か教えて笑
●コロナに対するメッセージが…
⇒皆、なるべく家で過ごそう!
こんなとこですかね。物語的な進展はほぼなく、「約ネバのテーマ」としている部分の話だったな、と感じました。それに+αでコロナに対するメッセージを入れてくるあたり流石だなと。
ただ、個人的にはエマの「私達は皆囚われている」のセリフが「約ネバの行き過ぎた考察」に(対して)としか見えませんでした(笑)
「もっとシンプルなんだよなぁ」カイウ
的な(笑)
そんなメッセージだと個人的には感じてしまいました。
さあ、そんなピーター。今回の173話でどういう行動に出るのか、非常に楽しみにしていました。結論から言うと、「自害」でしたね(生死はまだ不明ですが頸動脈を切っているように見えます)。鬼の頂点が登場するかなーと思っていたので、「自害」で決着がつくとは(意外とシンプルでした)。
気になるポイントはいくつもあるのですが、個人的にはピーターのこのセリフが一番でしたね。
※週刊少年ジャンプ18号P106より引用©︎白井カイウ・出水ぽすか・集英社
「鑑」の意味を調べてみると「規範とすべきもの、模範、手本」と出てきます。つまり「鬼=人間の手本となるような存在」という意味になりますね。背景には「昼と夜の写った鏡?」もあり、非常に意味深です。「鬼と人間は表裏一体」ということなのでしょうか。
次いで、ピータが言っている「コードsolid」も気になりすぎますね。「solid」という単語を調べると「固体」という意味が出てきます。転じて、「中身があって堅い・強い・確かな」という意味でもあるようです。
コードはおそらく「code」でしょうから何かを起動させるような信号だったり暗号のようなものであると考えられます。
推測でしかありませんが、「solid」つまり「中身、芯のある堅い人間が来たぞ」という意味なのかなと(絶対違う気がするけどw)。
パッと思い浮かんできたのは下記NARUTOのシーン。
※NARUTO52巻P174より引用©︎岸本斉史・集英社
ナルトが尾獣(九尾)をコントロールするために「真実の滝」で自分の中の「闇(憎しみ)に打ち勝たないといけない」、というシーンですね。ここと同じようなことが(試練として)行われるのが「コードsolid」なのかなぁと今の所考えております。
約ネバ通信VOL.66では、
「昼と夜」では「深層心理を含め、考えていること全てが顕在化(鬼の頂点に内面を見透かされてしまう)」のではないか?
と書いていましたが、もし上記の様な形だとすると昼と夜の考え方は意外とあってるのかなぁ?とも思ったりしました(約ネバ通信VOL.66はこちらから↓)。
いずれにしても「エマ」がカギを握っている気がしますね。「エマの鬼説」を含めて「エマの秘密」が語られるとしたらこのタイミングなのかなと思います(レイ・ノーマンもあり得るね)。
その他、気になったのはジェイムズの最後のセリフ「すまない、と伝えてくれ」です。ここからmaesaquの妄想なので話半分で聞いて欲しいんですが、このセリフをジェイムズは「笑顔で言った」わけですね。そうなると、「ピーター、お前の思う通りにはならないよ」という意味で言った「すまない」かもしれないということ。
何が言いたいかと言うと、「ジェイムズ(の意志)はまだ生きているのではないか?」ということですね。個人的に最近よく考えるのが「ノーマンの正体」なんです。そこでふと思うのがやっぱ「ノーマンとジェイムズって容姿似てるよね?」ってこと。
仮に「ノーマン≒ジェイムズ」だと考えた場合の根拠となりそうな描写をいくつかピックアップしたいと思います。
ドンはフルスコア組に対してこう言っていました(バケモン)。
※約束のネバーランド1巻P32より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
「ナット」はこう言っていました。
(今回ジェイムズは聡明であることも分かりました。)
※約束のネバーランド1巻P32より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
18巻でマイナンバーミスが複数箇所起きているノーマン。下記は「ギルダナンバーver.」(同巻P59ではレイナンバーになっています)。これが作画ミスでないとすると一体ノーマンは何者なのか。
※約束のネバーランド18巻P46より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
他には「スミー」のこの一言(ノーマンに対して)。
※約束のネバーランド9巻P78より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
特別な子。スミーは支援者でしたからジェイムズの諸々の策を知った上でのセリフだったのかもしれません。
また、今回のこのシーンを見て「似てるよなぁ」と(さらに)思いました。
※週刊少年ジャンプ18号P92より引用©︎白井カイウ・出水ぽすか・集英社
このシーンとですね↓
※約束のネバーランド15巻P46より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
何かあると思いたくなってきましたよね?(笑)
個人的には「何かあるとすれば」下記のいずれかだと思います。
①あの方≒ノーマン
●ノーマンに化けているor分身している
●人格を乗っ取っている
②ジェイムズ≒ノーマン
●ジェイムズのクローン
●もしくはジェイムズの子孫
①については最新ジャンプ171話の約ネバ通信で述べていますので、そちらをぜひご覧ください↓
②の「ジェイムズ≒ノーマン」、だとすると下記扉絵の見方も変わってくるのかなと。
※約束のネバーランド16巻P148より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
いかにも、下の3人が「エマノーマンレイの3人の先祖(左エマ/右レイ/下ノーマン)」と見えるのですが、「≒ジェイムズ」と考えると「ユリウスが先祖」となるわけです。この絵が出た当初は下の3人が先祖だと思っていたのですが、ノーマンだけ理由が明確でなかったんですね(maesaquの中で)。左の男性はエマと同じような考え方をしていましたし、右は何より「レイにそっくり」です。ノーマンは「まあ似てる…かな?」くらいでしたから。
この説をもとに考えると、上3人のいざこざがずっと続いているのが約ネバということになります。
また、下記セリフの詳細も明かされていません。
※約束のネバーランド9巻P38より引用©︎白井カイウ/出水ぽすか/集英社
「易易と殺されるつもりは毛頭ない」の意味が「ノーマン」という人物に関係しているとしたら面白いですよね。最近ふと思ったのが「ノーマン」は「no man」ではなく、
「脳(ノー) 人/男(マン)」
なのでは?ってこと。
つまり、「ジェイムズの「脳」を受け継いでいる人(男)であるということ」ですね。大昔に断ち切られてしまったこの3人の関係性を時を越えて修復し、なおかつ鬼世界とのいざこざも修復しよう、これが約ネバの全体像なのではないか。こんなことをmaesaquは考えました。
ただ、冒頭言った通り、「もっとシンプル」な可能性も十分にありますし、あくまでmaesaquの妄想なので話半分以下で聞いてもらればと思います。
先週更新ができなかったので、またもや即行で書き上げてみました。
よくぞ更新してくれた!
なかなか面白いじゃん?
と思った方はぜひ、スキ!(いいね)押してください!
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。