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約束のネバーランド第126話【約ネバ通信VOL.29】

約ネバ通信VOL.29です!
※ここからは最新のジャンプの「約束のネバーランド」の話をしますので、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメいたします。また、ここで書いていることは個人的な妄想や感想です。予めご了承ください。






と、いうことでいつも通り、ざっくりまとめから↓

【アジト内と帰ってきたノーマン】
●アジト内の描写
⇒ドミニクがリハビリ中
⇒未だに目覚めないクリス
●憎しみについて考えるエマ&レイ
⇒やはり、エマは争いたくない模様
●ノーマンの帰還
⇒早速、話をしに行くエマ&レイ
●ギーラン家は「元貴族」
⇒「野良落ちの刑」は一種の追放刑
⇒こちらに手出しできない事情がある
●ノーマンに「ムジカ」達のことを説明
⇒顔色を変えるノーマン・・・!
⇒「邪血の少女」の一族が生存…?


と、まあこんな感じでしょうか。



と、いうことで今週分もさっそく見ていくわけですが、後半部分の盛り上がりが凄いので、前半はあっさりめに。笑


まず、ドミニクとクリスが描かれていたわけですが、「目覚めないクリス」が気になりますね。状態は良好(顔色もよく、脈も呼吸も安定、脳損傷も無し)なのに目覚めない。


クリスをここまで目覚めさせない、というのはもしかしたら何かしらの理由があるのかもしれません(10,000%あり得ませんが、例えば、「鬼細胞」が入り込んだ、とか?)。


まあ何もなく、無事に目覚めることを待ちましょう。



そして、エマ&レイですね。


「憎しみ」について話し合う描写ですが、やはりエマは争いたくない、「戦争」なんか起こしたくない、という気持ちが強いようですね。


このシーンを読みながら、タモリさんが言っていた「戦争が無くならない理由」の話を思い出しました。下記、とある本の中身を引用させていただきます。戦争が無くならない理由・・・

それはな、人間の中に「好き」と言う感情があるからだ。そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう。ホラ、自分の恋人をレイプした奴を「殺したい」と思うだろ?

でも、恋人のことを好きじゃなかったら、攻撃に転じることはない。残念だけど、人間の中に「好き」と言う感情がある以上、この連鎖は止められないんだよ

「LOVE&PEACE」という言葉があるけど、LOVEさえなければ、PEACEなんだよ。その生き方は、かぎりなく動物や植物の世界に近いな。ただ、「好き」がない世界というのも、ツマラナイだろう?難しい問題だよ、これは。どうしたもんかね?
※主婦と生活社「魔法のコンパス」P165~P166から引用

言われてみれば、「当たり前じゃん?」という感じですが、しっかりと言語化できるあたり、さすがはタモリさんだなと。



話がそれましたが、「好き」という感情があるからこそ、「憎しみ」が生まれてしまう。エマの中にも当然、「好き」という感覚はあるだろうし、家族を殺された経験もある。


なのにも関わらず、シスロやバーバラの様な「憎しみ」一色には染まっていない。これは、子供だから故なのか、それとも達観しすぎているのか。一周回って、エマって実は無慈悲なんじゃないか?とも正直な所、思ってしまいます。エマは本当に色んな意味で怖いです。


今後、この辺りのエマの「怖さ」に対する伏線が回収されたりしたら面白いですね。笑



さあ、「あっさりめに」と言いつつ、少し濃くなってしまいましたが、後半部分見ていきましょう。



ノーマンがギーラン卿との交渉を終え、帰還したと同時に、話をしに行くエマ&レイ。ノーマンの作戦について聞きつつ、本題に入るタイミングを伺う2人ですが、気になったのは下記2点。

①「もう一つの事情」とは何か?
②「邪血の少女」とは何か?


まず、①について。
これは、「本編で明かされていない何か」以外の可能性で考えると、ほぼほぼ「人肉に困る」というセンで間違いないでしょう。


今現在、ノーマン達は農園をどんどん潰していますし、ギーラン卿達も「盗難を繰り返し、食い継いでいる」ことが明らかになっています。つまり、今ノーマン達に手を出してしまうと、自分達が食いっぱぐれてしまう、ということですね。


ここについては、前回の125話でも触れられていたので、「本編で明かされていない何か」でない限り、間違いないのかなと。


そして、②「邪血の少女」。今回126話の最大衝撃ポイントでしたね(笑)

なぜ…2人がそれを知っているの?
その話一体どこで
……
見た?会った?
エマ達は彼女に会ったの?
まさか…信じられない…
"邪血の少女"の一族は
まだ生きていたのか

※週刊少年ジャンプ15号P126~127より引用

アオリでも「明かされるムジカの真実」と書かれているように、いよいよ「ムジカ」の秘密が明らかになりそうですね!!!


まさかこんなにも早く分かるとは・・・!


来週が既に待ち遠しいっ!!


まず、ノーマンのセリフをみていくと、

なぜ…2人がそれを知っているの?
その話一体どこで

とあるように、本来は「知ることができない」様な情報であることがわかります。また、このことからノーマンがムジカ達のような鬼がいることを知っている、というのも明らかになりました。


「鬼細胞」とかの話もそうですが、ノーマンはこのような情報をどこで手に入れたのでしょうか?支援者である「スミー」や各農園を潰していく中で、情報を得ていったのでしょうか。特に深く考える部分ではないのですが、こういう所も気になってしまいます(笑)



そして、極め付きのこのセリフ、

"邪血の少女"の一族は
まだ生きていたのか


これは高まりますね~!!



エマ達がムジカ達に遭遇していることにビックリするノーマン。言ってしまえば、エマ達は偶然会ったわけです。


ポケモンで言うなら、草むら歩いてたら急にライコウでてきた!こいつ何?え、逃げられたんだけど、すごいやつだったの??的な感じですね。まあ約ネバは逃げられてはないけど笑



また、ノーマンが「彼女に会ったの?」と言っていることから、この"邪血の少女"とは、

①ムジカ単体を指している
②絶滅したと思われていた

ということになりますね。


②の方は、世間的にそう思われている、というような感じですね。今回のセリフとこれまでの情報を組み合わせたmaesaquの妄想としては、

【ムジカは邪な血が入った特殊鬼の一族】
⇒NARUTOで言う血継限界の様な特殊さを持つ
⇒それが形質保持と形質継承に影響
⇒それに脅威を感じた貴族達が絶滅を目論む
⇒もしくは、利用しようと実験を繰り返した
⇒鳥籠外の鬼達が「ムジカ」の一族か…?
⇒何かしらの繋がりがあったソンジュが救助
⇒何かしらの繋がりは「宗教」絡みか…?
⇒旅の理由は「無い」or「一族探し」か…?

一番考えられそうな、単調な妄想ではありますが、こんな所でしょうか??やはり「ムジカ」は「特殊鬼」というセンで間違いなさそうですね。ただ、今回を見る限りmaesaquの考えていた「王家」という可能性は低そうです。


もし、上記の様な展開だとすると、なんだかNARUTOっぽくなってきましたね。サスケと状況が似ていますし、これから言及する部分もNARUTOっぽいんです笑



まず、この「邪血」とは何なのか。上にも書きましたが、「邪血」とは「邪な血」と書くわけです。そもそも「邪(よこしま)」とは、

●道理に外れていて正しくないこと

という意味です。この意味と、僕のYouTubeのコメント欄に来ていた説を組み合わせると、12巻のタペストリーに対しての妄想がより、しっくり来るようになります



こちらが僕のYouTubeの動画にいただいたコメント↓

ソンジュとムジカが益々謎になってきましたね。私はまえさくさんの考え②と同じ考えです。あと、タペストリーの蛇に×が着いているのが気になります、ことろでムジカって蛇に見えませんか?メデューサみたいに、髪の毛とか蛇に見えなくもないのかなぁと…人間を食べなくてもいい事にも関係してきそうですし、ムジカはやはり貴重な鬼なのかも知れませんね。

※2019年1月28日投稿動画「ろあ*」さんのコメントより引用


要するに、タペストリーでは「×(バツ)印」、この流れでは「何も生まれない、食べても変化しない」はずなのに、「それが起こってしまった」という意味での「道理に外れている」つまりは「邪」である。ということ。



そう、大蛇丸なのです。笑



「蛇」に「×印」が付いていることに対して問題意識を持っていた「ろあ*」さん、目の付け所がシャープです!笑



大蛇丸も「不老不死」を目指し、「蛇」を使って様々な実験を繰り返していたように、「ムジカ」の一族も「実験」で出来上がった産物なのかもしれませんね(まあ偶然なのだとは思いますが)


そして、「ムジカ」だけにフォーカスが当てられていることから、「ソンジュ」は同じ一族ではない、ことが分かります。ソンジュはその「強さや身なり」を見る限り、「貴族or元貴族」の可能性が高く、「ムジカ」の一族を絶滅の危機から守ったという可能性が高まってきたのかなと、思います。



そうなると、2人の旅の理由は「無い」か「生き残りの一族を探している」のどちらかになってくるのかなと。ただ、その場合「復讐」という選択肢も入ってきそうですが、「ムジカ」からそんな感じはしませんね・・・。いや、もしかしたら、心の奥底では思ってるのかもしれません。



さあ、ダラダラと書いてきましたが、ここから「ノーマンの計画」が崩れていくのでしょうか?はたまた、上記「復讐」という観点から「ソンジュ&ムジカとの共闘」という超展開になっていくのでしょうか?笑



「エマとノーマンの対立」以前に、「ムジカの存在」という想定外の事実による「ノーマン計画崩壊の危機」が露見してしまったこの状況、果たしてどのように打開していくのでしょうか。「ムジカ」の秘密と合わせて、またまた楽しみな展開になってきました。


「ムジカ」については次号で、ほぼ確実に明らかになりそうなので、ジタバタせずに待ちたいと思います(笑)


また気付いたこと等があれば都度更新していきますね。


拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


それではまた。

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