床に寝転がる、おじいさん
さあ想像してください、、、
ここは、とある老人ホーム。
他の利用者さんもいる共有スペースにいる、おじいさん。
廊下の床に横になり、体操を始める(笑)
老人ホームの類は、ほとんどフローリングで、
イスに座る環境がほとんど。
床に座り込んだり、横になっていれば、、、
「転倒した!??」
これが普通の介護職のリアクション。
これが基本的な常識になっている老人ホームという場所。
では唐突ですが、ここで
以下のFacebookの投稿をご覧下さい★
↓ ↓
白濱さんは、介護に熱く、やさしく
ほっこりするような発信を沢山して下さっています。
アウケアさんの記事も面白いのでぜひ♬
「介護業界に強い想いで飛び込むも、、、私、浮いてる?」
利用者が床にいる、のは想定外の事態(笑)!
そんな想定外を、楽しんでいるんだなって感じました。
そもそも、介護現場は生活の場所ですし、
想定外はちょこちょこ発生します。
・大きな入れ歯を飲み込んでしまう。
・140センチで左腕骨折中のばあちゃんが、
1メートル上の窓をよじ登り、非常階段をさまよう(笑)
・施設の外に行った認知症のじいさんが普通に買い物して帰ってきた。
ぼくが経験したこれらの想定外は、こういった事件的なことだけでなく、
・ついさっきご飯食べたのに、もう忘れていて「ごはん出せ!」
と怒るおじいさん。
・他の利用者さんの食事介助を始める、おせっかいばあさん。
・今夜がヤマです、、から、すでに1年経過してる。
色々ありますよね。
想定外を排除することは、リスクマネージメントの考え方。
それはそうなのですが、
「想定外」は、あってはならないことになります。
おじいさんが床に転がっているなら、たたき起こすべし!
なんてことにもなりかねない。
「こうあるべき」
「ありえない」
こういう言葉は、自分の幸せの幅をも
縮めてしまう言葉のように最近感じています。
利用者さんも一人一人違うし、日常に想定外なんて沢山ある。
それらを楽しもうとすれば、
ストレス原因だった「想定外」や「異物」は話のネタになる(笑)
ただし!誤解してはいけないのは、
「想定外を楽しむ」は、それらを
バカにするような態度をしたり、放ったらかすこと
ではありません。
想定外を楽しむ、というのは、
ココロのゆとりを持つ心構え、ではあります。
危険が及ぶなら、対処が必要だし、
他の人の迷惑になっているなら、対応が必要。
・想定外が起こった理由は?どんな気持ちだったのかな?
・いま、危険や何か良くない状況や状態ではないかな?
・このままでもいいのかな?
原因や、この後どうしようか
などはちゃんと考えたうえで、楽しむのが大切。
白濱さんたちは、ちゃんとそれをやっている!!
無責任に楽しんでいるわけではない。
安全配慮、じいさんばあさんの気持ちの配慮
これは必須♬
これぞ、介護のプロ!!
いいねえ~♬
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