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9日間で簿記3級に満点合格したコツ

先日、簿記3級をネット形式(CBT)で受験し、100点満点で合格しました。そこで今回は、簿記3級を9日間で合格するための勉強方法や合格のコツを紹介します。簿記3級合格を目指している方はぜひご覧ください!

勉強期間

9日間
12月10日に簿記3級の勉強を開始し、同月19日に受験・合格。背景知識としては、1年ほど前の会社の研修にて、経営分析の講義を受けた際に「簿記の基礎」を数時間学んでいた程度です。

使ったもの

  • みんなが欲しかった!簿記の教科書日商3級(テキスト)

  • スッキリうかる簿記3級 予想問題集

  • 公認会計士たぬ吉の資格塾のYouTube動画

勉強の流れ

【1日目】導入
いきなりテキストを読んでも頭に入らないと思い、「公認会計士たぬ吉の資格塾」さんのYouTube動画を2倍速で1周しました。

【2〜4日目】知識のインプット
テキスト(みんなが欲しかった!簿記の教科書日商3級)を一通り読みました。1日目に動画で簿記3級の全範囲を見ていたので、テキストの内容が多少頭に入りやすかったです。
【4〜6日目】基礎的な問題演習
テキストの章末問題を解きながら、知識の定着を図りました。また、寝る前にはテキスト付属の仕訳集を使い、仕訳の暗記をしました。
【7〜9日目】本番形式の問題演習
テキスト付属の模擬試験プログラム(1回分)や予想問題集(3回分)を使い、本番形式の問題演習を行いました。

勉強のコツ

まずは仕訳を徹底的に覚えること!
簿記3級の第1問は仕訳問題のみで構成されており、(100点満点中)45点分出る重要なパートです。試験時間が60分と短いので、スピーディーに仕訳問題が解けるように頭に叩き込みましょう。

資産・負債・純資産・費用・収益の違いを意識しよう!
仕訳を覚えるのが大事と言いましたが、仕訳をただ丸暗記すると、第1問の仕訳問題は取れますが、第3問で貸借対照表と損益計算書のどっちに記入するのか分からない、決算整理仕訳をする意義が分からない等、つまづきます。
それぞれの勘定科目が資産・負債・純資産・費用・収益のどれに当てはまるのかを意識しながら仕訳を覚えるようにすると、第3問も攻略しやすいと思います。

試験本番

本番形式の問題演習の時から、第1問→第3問→第2問の順で解いており、本番も同じ順で解答しました。
第1問:10分
15問の仕訳問題が出ます。時間短縮のためできるだけ、簡単な仕訳は回答をパソコンに直接打ち込むようにしていました。複雑な仕訳だけは紙に一旦書き出してから打ち込みました。
第3問:25分
決算整理前残高試算表から貸借対照表と損益計算書を作成する問題が出ました。予想問題で同じような問題を解いていたので、落ち着いて解けました。
第2問:15分
(1)は保険料の前払や再振替仕訳、(2)は固定資産台帳に関する問題が出ました。私が解いた予想問題には無いタイプだったので一瞬焦りましたが、辻褄が合うように解答欄を埋めました。

おわりに

簿記を勉強する方は、全く聞き慣れない言葉ばかりで取っ掛かりにくいと感じるかと思います。ただ、最近は動画コンテンツなども充実しているので、勉強を始めるハードルが下がってきています。簿記3級ネット試験を受験される皆さん、いろんなツールも活用しつつ、頑張ってください!