ハロプロのすごい歌詞③(こぶしファクトリー、つばきファクトリー、アンジュルム編)
今回はつんくプロデュース終了後のハロプロの歌詞について書いてみようと思います。わたしはアンジュルムのファンです。お金がないので現場になかなか行けていなくて悲しい。
第一志望の試験が終わったら、ちょっと心に余裕が生まれて食欲も復活しました。大好きなハロプロについて書くのが本当に楽しくて、公務員試験も頑張りたいなあって思えます。次の試験が終わったら、当日速攻ドームシティに行って、一人遊園地をエンジョイしてこようと思います!ワクワク!
1.こぶしファクトリー
①開き直っちゃえ!
一度noteで紹介した曲。この曲に自分を重ね合わせて聴くことが多い。
頑張れ!頑張れ!って盛り上げてくれる曲もいいけれど、しんどい時はそういう曲を聴くと余計に疲れてしまう。そんな時にそっと支えてくれる、この曲が好き。真面目で頑張り屋さんの人、全員これ聴いて!肩の力抜いて深呼吸しましょうか。
②アンラッキーの事情
ちょっとアニソンぽいな〜と感じる曲。マイナー調が好きな人には堪らんと思う。わたしは初めて聴いた時から安易に好きになった。
多分これどっちもどっちなんだよね。元彼のことを「あんな分からず屋な君」と形容しているけど、主人公の女の子は「受け身」だった。言わなくても察してよって感じだったんじゃないだろうか。そうやってお互いがすれ違っていたから、二人でいたって孤独だったということなんだろう。
③Come with me
こぶしファクトリーの中で1番オシャレな曲だと思う。メイクをする時に聴くと楽しい。『女が目立ってなぜイケナイ』が好きだと言う中学の部活同期に布教したら、いたく気に入ってくれた。
全身全霊かけて夢中にさせる、っていう歌詞から相手への愛をめちゃくちゃ感じるけど、その後に「ついておいで」って続くの、かっこよすぎる女。「好きだから彼氏のために頑張っちゃった!気づいてくれるかなあ?」じゃなくて、「今日の私を見ただけで私を決めてるようじゃ置いてかれるよ?夢中にさせるからちゃんとついてきてよ」って、、、わたしもこうでありたい。
2.つばきファクトリー
①今夜だけ浮かれたかった
つばきファクトリーの代表曲。多くのハロヲタを考察に夢中にさせた。
浴衣の方が可愛く見えるのになんで浴衣を着なかったのか。浴衣は一回脱ぐと一人じゃ着られないから。女の子は好きな男の子からちょっと強引に来てもらいたかった。でも浴衣を着ていない自分は周りの子より輝いていないように感じる。どうしたら君の目に留まるのかわからない。泣きたい、、、という歌詞。「まぶたを刺す髪の毛」は、汗で巻きがとれた前髪だと考察していた人がいて、天才だろと思った。
②涙のヒロイン降板劇
「涙のヒロイン」を降板します!という曲。女の子の強い感じがあってすごく良い。
歌詞の女の子は彼氏に振られている。だけど可哀想なのは君のほう。わたしを振った君の見る目が足りない。君はわたしを振って、わたしを「可哀想な女」にしたつもりかもしれないけど、可哀想なのは君だから、と言ってのけている。すごい。
③約束・連絡・記念日
この歌詞の女の子はひたすらに面倒くさい。個人的にこの女の子は、プライド高め自己肯定感低め恋愛経験少なめ高学歴だと思っている。わたしと似てるわ。
どうされたいの??という歌詞。わたしはめちゃくちゃわかる。自分の中に矛盾の塊があるの。愛されたいけど、愛されると「なんでこんなわたしのこと愛してくれるの?怖い」ってなる。愛されても、どうやって愛を返していいかわからないから、あなたはいつかわたしのことを嫌いになるかもしれないと思ってしまう。でもずっと愛されていたら、わたしはあなたのことをどんどん好きになってしまうから、先にあなたがわたしのことを嫌いになったら立ち直れないんじゃないか、、、と言っている歌詞。やべーめんどい女。わたしに似てる。
3.アンジュルム
①46億年LOVE
めっちゃ好きな曲。結局はLOVEでしょ!
「一生守る」って、前の彼女にもその前の彼女にもその前の前の彼女にも言ってたんでしょ?でも一生守れなかった(=別れた)んだよね?を「あなたの一生って何度目?」と表現するのが面白い。
「好き」は相手の行為なしで完結する。でも「ぎゅっとしてよ」は、相手の行為がないと完結しない。だから「ぎゅっとしてよ」の方が恥ずかしい。すごくわかる。
②愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
こういう哲学的な曲がすごく好き。時が経つと新たな気づきが生まれる。
「始発電車動かないと逢いにいけないとか当たり前やんwww」とか思ってたけど、実はそんな馬鹿なことを言っているわけではないと気づいた。人間は遠いところにいる人に「はやく」会えるようにするために電車をつくった。はやく逢いたいと思うのは、愛の表れだ。昔の人間は電車なしで人に会っていたんだから、電車がなきゃ逢えないなんてことはない。愛があれば、今すぐ歩いてでも逢いにいけるのに、愛のためにつくった道具(電車)のせいで、逢いにいけないと言っている。人間は愛のためにすべて退化してしまった。なるほどと思ったわ。
③人生、すなわちパンタ・レイ
作詞作曲は前山田健一。ノリノリのファンクが最高。
パンタ・レイは、「万物は流転する」の意味。変わることを恐れないで、だって愛は変わらないから!という歌詞。こしあんとか言ってるから、スケール小さくない?とか思うかもしれないけど、自分って小さな要素が合わさってできているからね。小さくても大事。
別の記事でUraha=Loverについて語っています。
カントリー・ガールズについても書こうかなあと思ったけど、カントリー・ガールズの曲ってMVの可愛さとか衣装とか込みの魅力って感じがするから、書くのやめました。
BEYOOOOONDSは単純に元気になれる曲が多い。歌詞を考える上で面白いのは、何それめんどくせえなみたいな複雑な感情を歌っている曲の方なのよね。こぶしファクトリーもその点であんまり書くことなかった(こぶしファクトリー自体はめちゃくちゃ好き。2番目くらいに聴いてる)かも。でもこぶしファクトリーは後期にちょっと大人っぽい歌を歌うようになった。このnoteで書いたのは辛夷第二幕っていうアルバムからだけになっちゃった。BEYOOOOONDSが大人っぽい歌を歌うのも早く見たいな~と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?