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わくわく高円寺散歩(軽めだよ)

 今日は6時半くらいまでずっと大学で自己分析をしていた。夜はまちあるきをしようと決めていたので、早速高円寺に繰り出した。2時間くらいのわくわく高円寺散歩だ。

 電車代節約のために、中野から高円寺までは歩いた。東京の一駅は短い。駅いらんだろってくらい、ぼけーっと歩いていたらすぐに次の駅に着いてしまう。

酒屋さん

 中野寄りの線路沿いにあった酒屋さん。暗闇の中に温かい光がぼやーっと広がっていて、思わず写真を撮ってしまった。酒屋さんに触発されて、わたしはこの後近くのコンビニでお酒を買ってしまう。

酒屋さんの横

 酒屋さんの横とか、飲み屋さんの横に置いてある赤や黄色の箱に入ったビール瓶がものすごく好きだ。わたしは写真のセンスがないことに定評があるのだが、この写真は期せずして明暗のコントラストが綺麗に決まったので気に入っている(狙ってないんかい)。

高円寺のカレー屋さん

 店主の手書きらしき、癖の強すぎる文字が気に入って写真を撮ってしまった。オシャレな雰囲気のカレー屋さんの看板に対して、飾り気のないコピー用紙にマジックで書かれた文字がなんともアンバランスで面白い。カレーは食べてないけど、いつか行きたいなあと思って店の名前はパシャリとおさめてきた。

クロンボ、、、?

 何か違う意味があれば良いのだが、今クロンボって大丈夫なのかと思って写真に撮ってしまった。多分、別の意味があるんだろう、きっと、おそらく。

特別高円寺ではないけれど

 特別高円寺らしい景色ではないけれど、こういうぐちゃぐちゃしたものが平気で外に晒されている光景が大好きだ。

大好きなアーケード

 高円寺のアーケード商店街。わたしはアーケードの商店街が大好きだ。アーケードがあることによって独特の空気感が生まれているけれど、ハコのショッピングセンターみたいに完全に暮らしと隔絶されているわけではなくて、住宅と地続きになっているところがすごく良いのだ。伝われ。ちなみにアーケードの商店街だと、阿佐ヶ谷が一番好きだ。阿佐ヶ谷は高円寺よりもちょっと商店街の道が狭くて、それがすごく好きだ。阿佐ヶ谷も近いうちに散歩する。
 高円寺の商店街はちょっと独特で、ご存じの通り古着屋さんが多い。尖ったファッションの若者が通りをうろうろしていて、商店街のちょっと横道を入ると、若者が座りながらタバコを吸っている。行政職員を目指す身として路上タバコはもちろんダメなのだが、若者が路上でタバコを吸う姿になんとも言えない高円寺らしさを感じてしまって、むしろなくなってほしくないなあなんて思ってしまった。街を縫って立ち昇るタバコの煙は、ある種高円寺のランドマークになっているかもしれない。煙はすぐに消えてしまうけど。

トリアノン

 ずっと昔に閉店してしまったような雰囲気の洋菓子屋さん。調べたら今もご健在だった。どうやらこちら側は裏口で、表口はかなり綺麗なようだ。壁は落書きで埋め尽くされていた。落書きも治安悪化に繋がるから本当はダメなんだけど、落書きって高円寺の雰囲気にものすごく合っている。亀戸にも落書きはあったけど、亀戸は「落書き」という感じで、高円寺は「景色」として馴染んでしまっているような感じがする。この写真は、手ブレがいい感じの趣を演出してくれた(狙ってないんかい)。

趣のある本屋さん

 アーケードの商店街を抜けてすぐにある本屋さん。なんと昭和6年創業。本屋といったらもちろん神保町だけど、高円寺阿佐ヶ谷あたりの本屋さんは地味に充実している。7時半過ぎに一度通り過ぎて、帰りにちょっと寄ろうかなあとまた8時くらいに通りすがったら、もう閉まっていた。残念。

帽子屋さん

 アーケードの商店街を抜けてからが高円寺、というくらい、この商店街はオシャレな服屋さんばかりだった。目に留まったのは帽子屋さん。帽子持ってないから買ってみようかなあ。せっかくなら高円寺で買いたい。これは要検討だな。

閉まりかけのシャッター

 高円寺の服屋さんは8時で店仕舞いを始める。半分閉まったシャッターから温かい光が漏れ出ていて、ちらりとオシャレな服が覗いているのが素敵だった。シャッターの下から、閉店作業をする人の足だけがうろうろと動いていて、それもすごく良いなあと思った。

レトロな看板は大好きだ

 わたしはレトロな看板が大好きなので、見つけたら写真に撮ってしまう。電線にイライラした。この暗闇に、レトロな看板だけがぼんやり浮かんでいたらどれほど素敵なんだろうか。

高円寺の飲み屋街

 このあたりのごちゃついた雰囲気がすごく好みだ。彼氏と付き合う前に高円寺に行った時に見た、このごちゃごちゃした飲み屋街が忘れられなくて、ずっとまた行きたいと思っていた。コロナが落ち着いた分、人が増えて飲み屋街は余計に賑わっていた。賑わっているんだけど馬鹿騒ぎする奴はいなくて、ちょっとスカした感じでお酒を飲む若者が多いのが面白かった。

一体何が取れるんだ?

 都内で一番取れるクレーンゲームらしい。保守を煮詰めて固めたようなわたしは、クレーンゲームをやったことがない。競馬も麻雀もボートレースもない(並列で語るな)。一回ぐらいやってみてもいい、帰りにやろうかなと思っていたけどすっかり忘れて帰ってきてしまった。

初!高円寺1人飲み!

 どこか汚い(失礼)居酒屋に入りたいなあとぶらぶらしていたが、スナックは入りにくいし、小綺麗なバーには入りたくないし、うるさい大衆居酒屋は苦手だし、と思っていたら「お姉さん一杯どうですかー」と声をかけられた。もういろいろ考えるの面倒くさいから入ってみたら、結構好きな雰囲気だった。地震が起きたら一瞬でめちゃくちゃになりそうな狭苦しい店内に、カウンター席は四つだけ。店には焼き鳥の匂いとタバコの匂いがぷんぷんしていて、ちょっとエロい音楽がかかっていた(女とか腰とかいうワード聞こえたぞ)。お通しがあるなんて知らなかったから枝豆を頼んだところ、キャベツがドーン!と出現してあたふたしてしまった。大好きな砂肝を食べて、2杯くらい飲んだらいい時間になったので帰ることにした。

 いつか入りにくすぎるスナックも入ってみたいし、今日行けなかった古着屋さんも入ってみたい。高円寺はきっと夜の方が輝くから、ちょっと早めの夜に行ってみよう。路上ライブやってなくて残念だったな〜。

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