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移住は不安が多くて踏み切れない!そんなあなたにおくる移住のメリット・デメリット

前村健輔です。

僕の自己紹介は読んでいただけたでしょうか?このnoteでは、3年前の2017年の前村家の移住について、様々な角度からご紹介していますが、今日は「移住したいけど、怖くて踏み出せない!」という方のために、移住のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。

本記事で分かること
・実際に移住をした人たちの本当の声
・前村健輔の考える移住のメリットとデメリット

闇雲に移住を不安と感じて見ないフリをするのではなく、事前にデメリットを知った上で覚悟を決めてするのが移住の醍醐味です。ぜひ参考にしてみてください。


移住は不安だらけ!は本当?移住経験のある人はどう思ってる?

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「移住は不安が多い」として、踏み切れない人が大勢います。しかし、そのほとんどが実際に行動せずに心配ばかりしているというケースです。多くの自治体が移住を考える人たちに対して、様々なアプローチをしています。
その一つが、移住した人たちへのインタビュー。ここでは、様々な自治体に移住を決めた人たちの声を抜粋して、一部ではありますがご紹介します。

私自身もこちらに住み始めてからは、自分でも以前よりもよく笑うようになったり、驚くようになったと感じています。東京では決して味わうことの出来ない「精神的な贅沢」がこちらでは出来ている気がします。本当に住んでいて飽きが来ません。
引用:市原市HP移住者へのインタビューより抜粋
ご近所さんには本当にお世話になり、野菜のお裾分けだけでなく、多くの方が気さくに声をかけてくれます。「いつか畑をやりたい」と話をすると、すぐに家の隣の畑を貸してもらえ、農機具や耕具、苗まで分けてもらい、野菜作りの相談もさせてもらっています。田舎暮らしの付き合いを心配する方もいますが、私たちにはプラスのことばかりです。
引用:大台町HP移住情報暮らしのコツより抜粋
お隣さんがとても面倒見のいい方で、帰ったら玄関先に晩ご飯が置いてあったりするお母さんのような方で(笑)。その方のおかげもあって、わりと当初から地域に溶け込むことが出来ました。そもそも「他所から来た」ということを僕自身が意識をしていなかったですね。
引用:出雲市定住支援サイト「いずもな暮らし」より抜粋


こうした声は、確かに一部ではあります。しかし、心配や不安が大きかった移住が、実際のところはそうではなかったとする声が多いのもまた事実です。

心配ばかりで行動することを諦める前に、実際に移住をした人たちの様々な声をもっと知ってみてはいかがでしょうか?

前村健輔が考える移住のメリット

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僕は不安がなかったわけではありませんが、家族を説得して石垣島に移住しました。その移住で感じたメリットについてご紹介します。また、実際に僕が経験したことではありませんが、移住仲間からの声を交えて解説したいと思います。


|豊かな自然の中での暮らし

移住を考える誰もが想像することだと思いますが、石垣島ではなくとも地方移住することによって、都会にはない豊かな自然を感じながら暮らすことができます。

その恩恵を一番に受けているのは、やはり子どもたち。東京に住んでいたときには、マンションで物音を立てないようにと暮らしていましたが、石垣島に移住して「うちの子たちはこんなに大きな声が出るんだ!」と驚いたほどでした。そして、これまで「子どもらしさ」を押し込めさせていたことも痛感しました。

自然はときに猛威を振るうものであるということはもちろん理解しています。しかし、それをおいても豊かな自然の中での暮らしは、前村家の全員に恩恵を与えてくれました。

|魚介類が美味しい

石垣島は、魚介類が美味しいことも大きな魅力です。もともと前村家は肉よりも魚派で、外食はいつも回転寿司。しかし、石垣島に来てから食べる魚介類と、当時回転寿司で食べていたものは同じものなのか?と思えるくらい、魚介類の味が違うのです。

日本は、ほとんどの都道府県が海に面しています。魚介類を生で食すのも日本人の特徴ですよね。石垣島ではなくとも、海のある暮らしを目指して移住することには、「食」という人生の豊かさを考える上でとても重要なことだと感じています。

|家賃が低い

東京に住んでいるときには、マンションを購入していたので毎月ローンを返済していました。毎月十数万円という金額をコツコツと返しながら住んでいましたが、今ではそのマンションの3倍ほどの広さの家に半分の賃料で住むことができています。東京での暮らしが賃貸だとすると、その差はもっと大きいものだったでしょう。

家賃が低い代わりに収入額も少なくなったことは事実です。全体的に回るお金は少なくはなりましたが、暮らしの充実感は格段に増しています。


前村健輔が考える移住のデメリット

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もちろん移住はメリットだけではありません。主に利便性に関することですが、デメリットがあることも事実です。大切なのはそのデメリットを自分の中でどのように捉えるかという点に尽きると思います。では、見てみましょう。


|仕事や生活費などのお金のこと

移住に不安を感じる多くの人の理由が「お金」です。

・生活費を賄うための仕事はあるのか
・移住して安定して暮らしていくことはできるのか

確かに、田舎には都会ほどの仕事はありません。これまでに雇用されて生きてきて、移住してからも就職口を探すこと以外を全く考えられないという人は、移住は向いていないかもしれません。

移住した人の多くが、自分で事業を営み始めます。僕もこうしてインターネットを使った仕事をしています。他にも、農業や漁業を始めた知人もいます。反対に、運よく働き口を見つけられたという人もいます。

田舎で暮らすためには、都会ほどのお金は必要ではありません。月20万円もあれば、ゆとりを持って暮らすことができます。そのお金を自分で生み出すことを始めてみようと挑戦する気持ちを持てないと、移住を考えることは難しいでしょう。

一方、新型コロナウィルスの影響で都会にいても仕事に行けない人が増えています。テレワークは、コロナを境にますます日常に浸透していくでしょう。そう考えると、都会で暮らしている必要はあるのか?そんなことを考えさせられますね。

|移動手段が限られる

前村家は、東京に住んでいた頃は車を保有していませんでした。徒歩、電車、バス、自転車で、全てが成り立っていましたし、遠出するときはカーシェアリングをよく活用していました。車を持たない暮らしは都会ではもはや当たり前のことになりつつありますが、田舎ではそうはいきません。

その意味でも、車を購入する必要があり、移住に際しての初期費用は結構かかってしまった印象でした。


|病院や学校などの公共施設が少ない

都会に比べて、病院などの公共施設が少ないことはデメリットに入るかもしれません。これまでの東京暮らしでは、むしろ病院が多すぎました。ネットで予約することができたり、徒歩圏内で行く病院を選べたりと、困ったことはほとんどありませんでした。しかし、今はすぐに向かえる病院は一箇所のみ。僕たちはほとんど病院のお世話になることはありませんが、お年寄りたちは苦労しているようです。

あと、これは知人から聞いた話ですが、子どもたちが成長してくると高校進学は大きな問題になるようです。特に進学意欲の高い子だと、地元の高校では対応できず、島を出て寮などに入りながら学校に通う必要があるとか。


デメリットはあなたにとって本当に悪いことなのか?

よく検討してみてほしいのは、移住のデメリットが本当にあなたにとって本当に悪いことなのか、ということです。

例えば、お金のことは自分でインターネットを通して仕事をすることができる人にとっては全くデメリットではありませんよね。また、病院に行く機会が少ない人にとっても、公共施設が少ないことは必ずしもデメリットとは言えません。

多くの人がデメリットを不安視して移住を踏みとどまっています。しかし、ある人にとってはデメリットになることも、ある人にとってはメリットだったりします。要は、遠くから傍観するのではなく、実際にその町はどんな町なのか、移住した人はどう思っているのかを積極的に知って学ぶ姿勢が大切だと思うのです。

これからは、移住が当たり前の時代になると思います。テレワークなどで、都会に住んでいることの利便性がだんだんと小さくなっていくからです。新しい日本の形が見えると思うとワクワクしませんか?

まとめ・移住のメリットやデメリットは一つずつよく検討すること

移住を不安に感じているという人のために移住のメリットとデメリットをご紹介してきました。簡単に今回の記事のポイントをまとめておきたいと思います。

前村健輔の思う移住のメリット・デメリット
・移住への不安や心配ばかり感じる前に、実際に移住をした人たちの声を聞いてみるべし!
・前村健輔の考える移住のメリットは「豊かな自然の中での暮らし」「美味しい魚介類」「低い家賃」
・前村健輔の考える移住のデメリットは「お金のこと」「移動手段のこと」「公共施設が少ないこと」

これからも移住についての情報をたくさん発信していきます。ぜひ移住を検討してみてください!

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