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中村晃の現在地
昨日、こんなニュースが。
記事から抜粋。
ウォーカーは古巣の巨人戦で移籍後初の特大アーチ。試合後に指揮官は「すごい音なった。やっぱり打球速度は山川に次いでチーム2番目ぐらいなので。当たればあのぐらい飛びますね」とニンマリ。さらに「外国人なので、ある程度は見ないといけない。ある程度は我慢します。開幕から? はい。体が悪くなければ」と話した。
起用法については「基本はDHです」と説明。
ウォーカー開幕DHに内定!!
・
・
・
早くね?
外国人なので、ある程度は見るという。
そして、、、
ウォーカーを含めて右翼柳田、左翼近藤、4番が内定している山川は一塁で開幕スタメンは4人が決まった。
しれっと山川も4番一塁で内定してた。
これでDHと一塁が埋まったことになる。
小久保監督は中村晃についても言及していた。
一塁やDHを争っていた中村晃については「晃はもう話はしてますけど、どんな立場に置かれても彼が必要なことには変わりないという話はしています。何であろうが必要であることには間違いないっていうのはちゃんと伝えています」と話した。
この発言から、
中村晃はベンチからのスタートの方が可能性が高いと考えるのが妥当か。
それ以外何かありますか?
他に自分とは違う理解をした方いましたら、
教えていただきたいです。
自分が勘違いしてるだけかもしれないので。
ってことで、
「中村晃どうなるん?」と物思いにふけた所で
彼の現在地を考えてみました。
あえて中村晃の実績などは紹介しません。
なぜならホークスファンは説明しなくても、
中村晃の凄さを十分に理解しているからです。
①3者のオープン戦成績比較
まず山川から。
打率.385(13-5) 2本 5打点
出塁率.467 OPS 1.390
絶好調。
去年ほとんど野球してないのに、
春先からこの成績。
逆に不安になるレベル。
/
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さすが球界屈指のアーチスト🌈
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山川穂高がOP戦2本目のホームラン
重量打線の中核を担う
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3月8日(金)千葉ロッテ戦
オープン戦第2号HR
この打撃をされたら
流石に監督も使わざるを得ないか。
続いてウォーカー。
打率.333(15-5) 1本 2打点
出塁率.412 OPS 1.012
普通に好調。
さすが22年に23HR打ってた実績通りか。
3月12日(火)巨人戦で場外HR
ウォーカーのHRは1:22~
去年の代打アストゥディーヨとは何だったのか。
贅沢。
最後に中村晃。
打率.308(13-4) 0本 1打点
出塁率.286 OPS .593
こちらも好調。
この成績なら監督も自信を持って使える。
3者とも調子が良いので、
スタメン決めるのが本当に難しいと思う。
嬉しい悩み。
比較として、
3人のオープン戦の成績を、分かりやすいようにするために表にしました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133807012/picture_pc_ded1d1b017d3df571688c6b45530a7df.png?width=1200)
小さくてすみません。
②中村晃の守備
中村晃は2014年に最多安打を獲得した好打者だが、2020年から3年連続でゴールデングラブ賞をとり続けている守備の名手でもある。
今現在の中村晃のイメージというと、
打撃の人→守備の人
になっているのではないか。
↑2023年の中村晃の好プレー集
元々は外野手とは思えない守備である。
一塁の守備を表す1つの指標がある。
スクープ(捕球能力)である。
スクープとは、ショートバウンドやハーフバウンドといった難しい送球を捕球する能力の事である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133810420/picture_pc_402556bd48de957c25e0db14f517b286.png?width=1200)
スクープ得点の1位が中村晃である。
これはショートバウンドやハーフバウンドの送球を捕球だけで、他の一塁手と比べるとおよそ1.4点防いだことになる。
守備の捕球はやはり1級品である。
※UZR(守備範囲+併殺完成+失策抑止)の1位は
11.3で阪神大山。
※中村晃のUZRは-6.0で10位。
一塁線に偏った打球処理をしている傾向があるらしく、ポジショニングの問題(?)と言われているが、個人的にはあまり気にしていない。
参考にしたサイト
③FA移籍で主砲が加入した後の影響
タイトルが上手く書けなかったが、
めちゃくちゃ砕いて言うと
「FA移籍で自分と同じポジションの選手が加入したけど、元々レギュラーだった選手のその後ってどうなったの?」です。
上手く伝わりました?
多分伝わってないと思います。
自分の語彙力不足💦
でも、めちゃくちゃ気になりません?
ってことで調べました。
パターン①浅村栄斗の場合
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133829867/picture_pc_e6986e22c8de050906f067ce1102d4b9.png?width=1200)
2018年オフに西武から楽天に加入。
新天地となった2019年には、143試合に出場。
打率.263 33本塁打 92打点を記録。
ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝く。
2018年の二塁手のレギュラーだった選手は?
90試合(二塁手として81試合)に出場 藤田一也
139試合(二塁手として57試合)に出場 銀次
主にこの2人。
翌年(2019年)に浅村が加入すると…
藤田一也→90試合から61試合に減少
銀次→139試合から141試合に増加
※浅村は二塁手として136試合に出場。
藤田はモロに出場試合数減少。
(ベテランというところもあった。)
そして銀次は逆に出場試合数増加。
何があったのか?
詳しく見てみると、、
銀次の141試合中、134試合は一塁手として出場していた。
つまり、完全に一塁の選手になったのだ。
(元々、2018年も102試合一塁手として出場していた。)
まとめると、、
2018年の楽天は藤田と銀次が代わる代わる二塁手を務めていたが、翌年に浅村が加入。
浅村の加入によって、藤田は出場試合数を減らしたが、銀次はこれによって一塁手に完全に専念することが出来た。
こういう感じ。
これを中村晃に置き換えると、山川の加入で一塁は埋まってしまったが、外野も守ることができたので、外野手に専念することが出来た。
でも待ってよ?
ホークスはライトが柳田、レフトが近藤で確定。
DHはウォーカー。
センターしかやるポジションがない!
中村晃にセンターやらせますか?
ないでしょう。
柳田がまだバリバリでセンター守ってたら、
ライト中村晃!!って出来るんだけどね。
パターン②丸佳浩の場合
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133836723/picture_pc_6d14c2048ac29d05cee02d55fa84abdf.png)
2018年オフに広島から巨人に加入。
2019年には、
打率.292 27本塁打 89打点を記録。
ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。
2018年の巨人の外野手
亀井善行→114試合に出場
長野久義→113試合に出場
陽岱鋼 → 73試合に出場
この外野手陣に丸が加入するとどうなったか?
2019年の巨人の外野手
丸佳浩→ 141試合に出場
亀井善行→126試合に出場
陽岱鋼→ 93試合に出場
あれ?
長野どこ行った?
そうです。
丸の人的補償で広島に移籍しました。
前年に113試合出場した長野がですよ?
当時は結構騒がれてた記憶があります。
逆に亀井や陽岱鋼は出場試合数が増えました。
(前年42試合出場した中井大介の戦力外が大きい。)
ホークスの場合は甲斐野でしたね。
もし、同じ外野のポジションである柳町や正木、はたまた中村晃本人が人的補償だったら…。
こればっかりは分かりません。
これは個人的に気になっていた事なので、
調べてみた結果の報告みたいなものです。
1つのポジションに専念したり、同じポジションを争うライバルが他球団に移籍したり…。
いろいろありますね。
この③のパートが、少しでも面白い!と感じた方はコメントしてくださると嬉しいです。笑
④終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
山川とウォーカー加入に伴い発生した、
レベルの高すぎるレギュラー争い。
中村晃はどうなるのか?
山川から一塁を奪い取るのか?
ウォーカー以上の打撃を披露するのか?
注目です。
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