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子供の不登校や登園拒否が出始めた時は親自身を見直す時かもねの話。

GWあけました。
我が家の新1年生娘は絶賛不登校中(学校に申請済み)です。笑)
大型連休明けは年齢性別関係なく不登校や自殺などが増えるので
わが身の事として受け止めやすい私にとっては
なんとなく気分が重めです。

GW中は実家へ帰省しました。
事前に電話の話し合いで「娘はゆっくり見守っていこう」となったので
安心して帰省したのですが・・・

母がまたやってくれました。

早朝トイレに起きた私を引き留めて
「お母さんは学校は必要だと思う。ちゃんと連れて行けば慣れるんじゃないかな?」
と吐き捨てて家事を始めました。

忙しすぎて忘れてました。
この人私が子供の頃からこうでした。

私「お医者さんにも行ってる」
母「お医者さんも完璧ではないでしょ。誤診も多いらしいし」
私「学校も支援センターも関わってるし」
母「今は怪しい部署もあるんでしょ?」
私「実際娘が辛いんだから柔軟に対応していかないと駄目でしょ?」
母「だからって学校に行かないっていう選択肢はないでしょ?」

不安をあおるアドバイスしかしない。

だから来たくなかったんだ。
でも娘がめちゃくちゃ楽しみにしていて
来ないという選択肢はなかったんですね。

いやもうね。
「老人介護必要になったら有無を言わさず施設に入れるね。
 それが現代の普通なんだから仕方ないよね。
 学校へ行くのが普通なら老人介護は施設に行くのが普通だもん。
 行かなきゃね。」
って言われたらどんな気分よ!イライラするだろ!

と喉まで出かかりました。

結局言えなくて、もっと詳しく話を聞いてみる事になり分かったのは
(母の知り合いの息子さんが順調に希望の学校に進学したのに
 不登校でからの引きこもりになってしまった。
 やっぱり無理にでも学校に通わせればよかったって言ってるし、
 私もそう思う)

からきている不安らしいです。

この話を聞いた時にその人も母も「まだ来ていない未来」しか
見ていないのだなと感じました。
子供が置き去り。

子供が学校に行きたくない、様子がおかしいと感じた時に
真っ先に心配しなくてはいけないのは
現在の子供自身の事。

でも大体の人は
学校に行けなくなったらひきこもりになったらどうしよう
●母親として育児しつけがうまくできてなかったらどうしよう
●周りから責められたらどうしよう
●面倒くさい事になった!どうしよう!!

に行きつくのではないかと。

しかもこれを「子供の為を思って!」と言い切っちゃたりする。
自分と子供の境界線がグチャグチャなままで
そうすると拗れちゃうんですよね。

実際自分も娘が登園拒否を起こした時思いました。

子供が心配だけど自分の人生プランが崩れるのも心配。

だいたい子供が小学校に上がる頃に職場復帰や再就職とかを
考えて保育園や幼稚園からコツコツ計画を進める人も多いと
思います。

しかしそれが予定外の子供の不調で壊されるわけで。
それはもうコツコツ積み上げた積み木を笑顔で
粉砕されるイメージなわけで。

絶望でした。

頭の中を本当に山のような情報が猛スピードで回りました。

イライラを子供にぶつけた事もありました。
(娘よ、ごめんよ。)

落ち着くのに半年間かかり、最終的に行きついたのは
「現在の子供をしっかり見ていない自分」でした。

娘はちょいちょいSOSを出していたのに
「そんなの当たり前」
「それは覚えてもらわないと社会では通用しない、仕方ない事」

利用して娘と向き合ってたつもりになっていただけでした。

ちなみに我が家は
「学校行けたらいいけど、行けなかったら代替えでいいよ」派です。

未来に不安がないわけではありませんが、
○○しなきゃいけない するべきから抜けたら楽になりました~w
そこからできた余裕の部分を娘に当ててします。

ただし見守るだけではダメなので
今後は娘の精神の安定と自立への自信付けに向き合おうと思います。

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