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Designer Career Jam と 「はたらく」 について

はじめまして、ReDesigner for Studentのおりはるです。
アドベントカレンダー「ReDesigner for Student 後輩に贈るデザイナー就活応援 Advent Calendar 2023」の9日目を担当します。よろしくお願いします!


自己紹介

私は新卒でBtoBのマーケティング支援の会社に入って、インサイドセールス・カスタマーサクセスの2職種を経験したのち、今年7月にグッドパッチのReDesigner for Studentにジョインしました。

また、今年6月から札幌に住み始めまして、美味しいものがたくさん・札幌で大体なんでも揃う・すこし移動すれば自然が豊かなところが気に入っています。一方で北海道の過酷な冬をどう楽しく乗り越えていくかをチャレンジ中です。

11月に行った「蝦夷富士」と呼ばれる美しい羊蹄山です

また、今日開催するDesinger Career Jam(略して”DCJ”)のプロジェクトマネージャーもさせてもらっています。この記事ではDCJの話と、DCJのテーマでもある「はたらく」について自分の就活も少し触れながら書いてみようと思います。

Designer Career Jamってなに?

「そもそもDCJってなに?」ですが、DCJはデザイナーを目指す学生がこれからの"はたらく"を考えるために、先輩就活生や社会人デザイナー、採用担当者から参考となる話を1日でまるっと聞けるイベントです。

就活に役立つポートフォリオ制作のセッションや、10社による合同企業説明会・先輩デザイナーのトークセッションなどを行います。

「直接交流できる場をつくりたい」「就活の地域格差もなくしたい」という思いから、メイン会場(東京)と、全国3拠点のサテライト会場(京都・博多・仙台)での中継、オンライン配信のハイブリッド形式で実施することとなりました。

イベントの準備は春からじわじわ、夏から具体的に進めてきたので、いよいよ本番かーーー!という感覚です。

"はたらく"を考える機会って意外と少ない

「なんでDCJをやるのか?」も触れたいと思います。

デザイナー就活って何をしたらいいのか・どんなはたらき方があるのか・どうやって企業と出会うのか、などなどデザイナーとしてはたらくことに関する情報は少ないな、と感じます。

合説や各社の会社説明会など就活のイベント自体はあるかと思いますが、「そもそもはたらくってなんなんだろう」と考える機会は少ないと思います。

DCJはいろんなデザイナーや会社・先輩の話をまるっと聞ける場として、学生が最初のキャリアをデザイナーとして歩むためのきっかけをつくりたいという思いから、生まれました。

あと、社会ではたらくデザイナーや、デザインを大事にしている企業が、それぞれどうやってデザインに向き合っているのか・仕事としてどう面白がって取り組んでるのか、などもDCJを通して伝えられたらいいなと思っています。

「いいイベントですね!」 という反応

企業の採用担当者の方々へイベントの紹介とご登壇の打診をしていくと、「いいコンセプトですね」「こういう機会はあった方がいい」と共感してくださる方がすごく多かったです。それもあって登壇企業10社はかなりスムーズに決まりました。

登壇がきまってからも「どんな話をすると学生のためになるか」「どういうメンバーが登壇するといいか」など相談をくださる方も多く、「あ、これはいいイベントになる!」と思いました。

ゲストとして登壇してくださる佐藤亜沙美さん、奥村春香さん・村岡光さん、そしてサテライト会場を貸してくださる京都芸術大学さん・gazさんも、みなさん「学生のためならぜひ」とDCJのコンセプトに共感していただき、ご登壇や会場の貸し出し・当日のお手伝いを快諾していただきました。
みなさんとってもあったかくて本当にありがたいです。

やりたいことは無理につくらなくていい

就活ではたらくことに向き合うと、「やりたいことを明確にしなきゃいけない」と焦ることもあるかもしれません。
また、選考に通るためには「やりたいことを話せないといけない」と一生懸命考える方も多いのではないかなと思います。

でも、無理につくる必要はないと思います。

少し自分の学生時代の話をすると、私は学生の頃から「将来はこれをやりたい!!」という明確な夢を持っていませんでした。
大学の学部選びでは、何を学びたいかわからないから、色々学べる・選択肢の多い学部を選んで入学しました。

就活時でも「これをやりたい!」がなく、「どうせなら楽しくはたらきたい」「どこにいっても求められる人になりたい」という2つを軸に考え、やりたくないことと・こんな環境だとできなそう、な反対ことを書き出しました。
・同じ業務を数年やる、とある程度決まっている
・仕事内容&幅がある程度決まってる
・急な転勤がある
・年功序列
・人間関係で悩む

そこから、会社選びでは新卒でも色々経験ができてチャンスがあるところ、仕事がかっちり細分化されていないところ、且つ人間関係や雰囲気が良い・自分にあってそうなところを探しました。

今回DCJのプロジェクトオーナーになった経緯も「おっきいイベントのプロジェクトマネージャーやってみたい!」とは思ってなくて、「やってみる?」と声をかけてもらったのがきっかけで、「不安だけど、こんな機会なかなかないし、いい経験になるからやってみよう」と思ってやることにしました。

やってみると、想像していたよりも大変でしんどいこともあったんですが、自分のできないことがたくさん見つかったし、チーム内外の方にめちゃくちゃ助けてもらいながらたくさんコミュニケーションとれたし(入社したての私には特によかった)、おっきいプロジェクトを進めるという貴重な経験ができたしで、やってよかったと思ってます。

やりたいことが見つからない・わからない時は、無理につくらなくていいと思います。やる意味がある・価値があると思えることなら、まずはやってみる。そこから見つかったり、自分の成長に繋がったりします。

いろんな人の話をとりあえず聞きにいく

私は、まずは気になったイベントや会社の説明会に行く・選考や面談に進んだら社員と話す機会をもらう、という感じで、とにかく話を聞きにいってました。
会社によっては、面談相手のリクエストを柔軟に聞いてくれるので、「入社2.3年で自分と同じ総合職の人」とか「新卒出身で事業責任者をやってる人」とか、リクエストしてました。

実際に働いている人・一緒に働くかもしれない人の話を直接聞いて、その会社の雰囲気や目指しているものを自分なりに感じ取ったり、入社後こんな感じになる・なれるのかな、とイメージをしてました。

話を聞くことで「あ、こういうこと自分もやってみたい」とか「これは自分に合ってないな」とか「こんな事業があるんだ」とか色々発見があると思います。

「そりゃそうでしょう」という話かもしれませんが、自分が直接聞きにいくって結構大事なことです。人づてで聞いた情報やネットで調べて出てきた情報に左右されずに、自分が直接聞いて思ったこと・考えたことを大切にしてほしいなと思います。

さいごに

社会ではたらく上で「これが正解だ」なんて答えはありません。
会社説明会に行ったり、先輩と飲みに行ったりして、話を聞いて、そして考えてる時間をとって、自分なりのキャリアを一歩ずつ歩んでほしいなと思います。ReDesigner for Studentが運営するイベントもぜひうまく活用してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!明日以降のアドベントカレンダーもお楽しみに。


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