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インドネシアMBA 合格から入学まで  VISA手続に必要な書類② 健康診断書

Study Permit取得に必要な書類の一つに、医師による健康診断書(英語)があります。
これは留学にあたり、精神的にも肉体的にも健康体であり、伝染病にかかっていないといった内容を英文で記載し、医師のサインが入るものです。
アメリカ留学の時もありました。

はっきりいってちょろい内容の書面なので、こっちで文書を用意したら簡単にサインしてくれるだろうくらいに思っていたら、ハードルが高く大変でした。

1.健康診断書(Health certificate)の作成を申し込む

Study Permit申請の2か月以内の医師による診断書を提出する必要があります。
調べてみると、トラベルクリニックという海外渡航者用の医院がたくさんあるようで、そこで診断を受け作成してもらえるようです。

インターネットで ”トラベルクリニック”、"診断書” と入れて検索すると、たくさん候補が出てきます。
私は東京ビジネスクリニックに申し込みました。
作成料金は7,500円で、作成に1週間ほどかかるようです。

ここは年中無休 9:00-21:00営業のすごいクリニックです。年中無休で外来を受け付ける医療機関なんてあるんですね。
医者も競争が激しく商売の時代になったのかもしれません。

健康保険証か免許証、それに学校が指定する健康診断書のフォーマットを持って来るように言われました。

日曜の昼に電話で申し込み、翌日月曜の9:00に行ってみると、あなたは初めての患者でよく分からないから健康診断書は書けないと言うではないですか!?
じゃあ最初からそう言うべきですよね
初めてに決まっているんだから。予約取る時に「初めての方ですか?」と聞かれて「はい」と答えてます。
私の事前説明もイマイチだったことは認めますが、ワクチン接種で稼ぐために、キャッチーな言葉で客を誘き寄せていると疑われても仕方ありません。

こうなったら、会社の産業医なら毎年健康診断を受けているし、診断書を書いてもらえるかも知れないと思い、会社の診療所に電話したところ、そっちでも断られました。
直前で受けた健康診断じゃないと診断書は書けないのだそうです。
6年間健康を維持している経年データを持っている方が、たまたま直前に健康だっただけかもしれない人より安心して書けると思ったんですが、そういう問題ではなさそうです。
また、定期診断は外部機関に外注しているらしく、やり取りに時間がかかって面倒くさそうなことも分かりました。

なんだか雲行きが怪しくなってきましたが、立ち止まっている訳には行きません。
別のトラベルクリニックを見つけ早速予約を取りました。

前回の失敗に懲りたので、健康診断を受けて留学のための診断書を書いてもらいたいのだとハッキリと伝えました。
そして1時間くらい検査にかかると言うので、時間も確保しました。
また、当日になってこの内容では書けませんと言わせないよう、事前に健康診断書の参考文面と、ネットで見つけた一般的な英文健康診断証明のテンプレートを2つほど送っておきました。

すると、翌日にはメールで返信が来て、一般的な定期診断メニューに加え英文のHealth certificate作成費用として、20,350円(税込)かかるとのことでした。普通コースだと2週間かかるところ、2,200円の特急料金を払うと1週間で仕上げてくれます。ただし英文はプラス2営業日。

2.健康診断を受ける

検査はいたって普通でした。会社の定期健診と全く同じ内容なので定番なのだと思います。
ただ、人手不足なのか、いろいろな種類の健康診断を受ける人が混ざっているから効率が悪いのか、会社でやる健康診断の倍以上の時間がかかりました。

あと、なぜか採血が下手な人だったんですよね。
私は皮下脂肪が少なめで血管が浮き出ているため、分かりやすいですねとよく言われるのですが、あきらかに血管にさしているはずなのに「出ませんね」というのです。
仕方ないので、別の腕を出して今度は大丈夫でした。
本当は針を刺しているところは怖くて見たくないので、いつも横を向いて採血してもらうのですが、人生で初めてですよ、ちゃんと血管に刺したか確かめたのは。

そしてその人も焦っていたんでしょうね。ゴムで腕をしばって血管を浮きだたせて採決しやすくするゴムが、巻きが甘かったのか途中でパチンと外れてしまい、血が出るペースが鈍ってしまい、いつもの何倍も血を取り切るのに時間がかかりました。
ゴムが外れるのも人生初の経験です。

いろいろあろうが、時間がかかろうが、とにかく終了して一安心です。

3.健康診断書を受け取る

私は郵送ではなく受け取りを選択しました。
会社から家への途中駅なので、あえて郵送代をかける必要はないと考えたためです。

中身を見たところ、普通の健康診断結果を英語にしているだけで、肝心の「この人は精神的にも身体的にも留学に耐えうる」というコメントがイマイチな表現で入っています。
Give my opinionというべきところがoptionになっているし、ただfit to assignment と書かれています。assignmentではないんですけどね。また書類の題名がcertificate ではなくreportになってます。

まあ趣旨はわかってもらえると思いますので、このまま提出することにします。

次は予防接種についてです。

続く



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