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No.3  銅版画について

あっと言う間に9月です。
テレビを見ていたら東日本は涼しそうだなぁと思いました。
まだ九州は暑いので、相変わらずお風呂から上がるとサーキュレーターを椅子の上に置いて、顔と同じ高さにしてゴーッと髪を靡かせながら乾かすのが日課になっております。まだ、暑いのでドライヤーは使えません。

ところで、今日は5cmくらいの小さな版画をアップしてみました。

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タイトルは「ごゆるりと」
忙しい毎日、たまにはゆるっとしようよ〜という思いで描きました(^^)
銅版画は、銅の板に傷をつけていくので、道具はこういった刃物が多いです。
刃物を使うのでオイルストーン(砥石)で研ぐことが欠かせません。

ちなみに一番右の道具は何だと思いますか?
これは銅板を切るための道具です。
名前も銅板切り。
そのままですね(笑)

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このように使います。

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ちなみに銅板は非鉄屋さんで購入します。だいたい40cm✕150cmの細長いサイズです。


最近、木材と同じく銅も値上がりしているようです。
銅板を扱う身としては悲しい限りです。
でも、今まで描いた銅版が100枚以上あるのでこれらを売ったら高いのかなぁなんて考えたり(笑)いやいや。


話を戻して、これを描きたいサイズにカットします。
カットの際、黒板を引っ掻いたような音がしますが、銅板切りを何度も上から下へ切り込み、溝を深くしていって、板を前後に動かしてせんべいを割るようにパキッと1ミリ厚の銅板を切断します。
このあと、銅版画の版になるまでまだまだ工程があります。
続きは次回(^^)

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も良い日でありますように…

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