RADWIMPS『絶体絶命』のジャケットを蛭子能収のWikipediaで作ろう
先日、遂にRADWIMPSが全曲サブスク解禁しました。
我々の中高時代のプレイリストを彩ったロックバンド・RADWIMPS。そして再び、みなさんの中に“ラッドブーム”が訪れてるのではないでしょうか?
「ラッド聴きたいけどサブスクも入ってないしCDも持ってない!TSUTAYAも外出自粛で行けない!」/「シングルしか持ってなくて、是が非でも『君と羊と青』と『学芸会』を聴きたい!」/「アルバムiPodに入れてたけど、どういう訳か『G行為』だけ入ってない!」/「『君と羊と青』で群青なんだって!」/「前前前世以外聴いたことないっす!」
とにかく様々な事情でRADWIMPSの『絶体絶命』を聴きたい方が大勢いらっしゃるかと思います。
そこで今回は、RADWIMPSの6thアルバム『絶体絶命』のジャケットを作っていきたいと思います。材料はコチラ。
〈材料〉蛭子能収のWikipedia
みなさんご存知、蛭子能収さん。1947年10月21日生まれ。漫画家、タレント、エッセイスト。ファザーズコーポレーション所属。現在72歳の天秤座です。
では、早速、蛭子能収のWikipediaによるRADWIMPSの『絶体絶命』作りに取り掛かっていきます。
まずは、アルバムタイトルとアーティスト名を用意してください。今回使用しているフォントはヒラギノ明朝です。
いやーすでにちょっといい感じですね。初回限定版のジャケットのようです。今回はこれをベースに、蛭子能収のWikipediaの文章を重ねてゆきます。
まずは、蛭子能収の〈概要〉を重ねましょう。
へぇ、長崎出身なんですね。私は時折、蛭子能収は漫画家という事実を忘れてしまうんですが、「手塚治虫、大友克洋、楳図かずお、水木しげるらと並んで評価された漫画家の一人」って。意外というかなんというか「あの絵で?」って感じありますけど。あと初めて知ったんですけども、芸能活動のキッカケは柄本明さんなんですね。
では、この蛭子能収の〈概要〉をタイトルに重ねたものがコチラ。
おや、意外にもぽいですね。勿論、まだスカスカではあるんですけどフィットはしてる印象ですね。さぁ、どんどんいきましょう。
次は、蛭子能収の〈人物〉を重ねましょう。
いやー読み応えありますね。蛭子能収という人間の濃い部分がギッシリ詰まってるというか。特に〈実際に蛭子は褒め言葉のつもりで大林素子に「セックスしたことあるの?」と尋ねて「何故かすごく困った顔をされた」という感想を述べている〉の部分には詰まってますねー蛭子が。根本さんの〈「普通のおっさんに見えるが実はあれは余りの異常さが一回りして普通の地点に戻った普通さ」〉という言葉、まさに言い得て妙。サイコ。「ガッツ伝説」的な感じで蛭子迷言集も出してほしいですね。あとフォントを明朝体にしました。
さぁ、そんな蛭子能収の〈人物〉を重ねたものがコチラ。
あーいいですね。眼鏡を取って30cm離れて見たら、完全にもうRADWIMPSのアルバムでしたね。まぁしかし、手に取るとまだ蛭子ワードが要所要所で目立ちますね。『アンダーグラウンドなエロ漫画』や『ヘタウマな愛』なんて歌詞、野田洋次郎は書かないでしょうし。
さらに、蛭子能収の〈エピソード〉を重ねましょう。
コイツはほんとに……。『ALWAYS』シリーズや『STAND BY ME ドラえもん』の監督に「泣ける映画が面白い映画という訳じゃないですからね」って顔見て言えるの度胸凄くないですか?なんで言おうと思ったんでしょうか。あと子供が生まれたみうらじゅんに対して「奇形児ですか?」って聞いたんですよ。デリカシーどうこうの問題すっ飛ばして普通にアウトでしょ。そのあとの発言込みで怖くなってきました。
さぁ、そんな蛭子能収の〈エピソード〉を重ねたものがコチラ。
うわもう本家じゃん。『蛭子能収のゆるゆる人生相談』とかが透けて見えるだけで、8割RADWIMPSのアルバムになってますもん。そろそろ間違えて買う人も出てくるんじゃないでしょうか。まぁしかし、家に帰ってパッケージのビニール剥いでるときに「あれ?」とはなっちゃいそうですよね。「……ゆるゆる人生相談?え?」
続いては、蛭子能収の〈ギャンブル〉を重ねます。
蛭子能収の核の部分。僕が生まれた年、蛭子は麻雀賭博で逮捕された。感慨深いです。「CR蛭子能収」ってまだあるんですかね。あればそれでパチンコデビューしたいんですけど。フォントは、刺激強めパートなんで丸みのあるものを使用。より深い重なりを出すために縦書きにしています。
そんな蛭子能収の〈ギャンブル〉を重ねたものがコチラ。
おーかなり本物に近いですね。『天気の子』でハマった中学生RADファンの目ぐらいは騙せるんじゃないでしょうか。パッケージが傷だらけの状態の中古品だったらもう欺けますね。めちゃくちゃ安いでしょうが、ブックオフも多分買い取ってくれるでしょう。しかし流石に野田洋次郎本にの目は誤魔化せません。
念には念を。次は、蛭子能収の代表作『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の〈ルール〉を重ねておきましょう。
こんなにルールが厳格な番組ありますか。文中にもあるように回を追うごとにルールが厳格化されてます。毎回観てて可哀想になるんですよ。ルールが厳しすぎて、太川陽介が真面目過ぎて、マドンナの足が悲鳴を上げてて。そして、好意で教えてくださった案内所や運転手、一般の方を「嘘つき」呼ばわりするのが蛭子能収の特性です。
そんな蛭子能収の代表作『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の〈ルール〉を重ねたものがコチラ。
うわーゼロ距離でもRADWIMPS。アリーナツアーの写真パネル用に拡大するまでは誰にもバレませんね。ツアー初日、会場は大パニックでしょうけど。企画しておいてなんですけど、ここまで近づくとは流石に思っていませんでした。ありがとう蛭子能収。ありがとう蛭子能収の人生。ごめんなさいRADWIMPSのファン。
仕上げに、太めのゴシック体で関連ワードを散りばめます。
蛭子能収の代名詞「賭け麻雀」。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』でどんなにご当地グルメを薦められても蛭子能収が注文する「カツ丼」。そしてゲームクリエイターの息子「蛭子一郎」。最後に一昨日のツイート「今夜のおやつ、ハウスのシャリ〜チェスイカ味 初めて食べるおやつ。しかもよっちゃんクッキングw 天然ボケもかましつつ、俺でも簡単に作れたよ。冷たくてシャリシャリして美味しかった♫」(蛭子能収は毎日自分がおやつを食べる癒し動画をツイートしてます。おすすめです)
仕上げに、蛭子能収関連ワードを散りばめたら……
蛭子能収のWikipediaで作るRADWIMPS『絶体絶命』完成でーす!!
いやー限られた蛭子能収のWikipediaで見事に再現できました。見まごうとなきRADWIMPS 6thアルバム『絶体絶命』。『芸能人格付けチェック』に使ってほしいですね。僕と蛭子能収だけが真っ青な部屋にいるんですよ。蛭子はギャンブラーなんで勘で。「あーバカが通う大学だ」とか言われながら。
ちなみに本物と比較したものがコチラ。
酷似。「君と羊と青」的な言い方で言うと、酉と告と人と以。米と大と頁と人と以通り越して、酉と告と人と以。いや、もはや一と糸と者といっていいでしょう。
といった辺りで。
みなさんも、様々な文章でRADWIMPS『絶体絶命』のジャケットを作ってみてはいかがでしょうか。
次回は〈星野源『YELLOW DANCER』のジャケットを部屋にあるものだけで作ろう〉です。
最後に、蛭子能収さん、そしてRADWIMPSのみなさん、本当にありがとうございました。
感と言と射、感と言と射です。
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