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金額以上の価値を。

こんにちは、シンガーソングライターの前田和亮です。
毎週月曜日にnoteを更新しています。

無事に2日間のライブを終えて、ほっと一息ついているところです。

今まで各地で歌を歌い続けてきて、今よりもはるかにハードな状況で歌ってきていたはずなのに、2日連続でライブが久々だったこともあって、ちゃんと声出るかなぁとか心配になってしまいました。

特に調子が悪いとか不安要素があったわけではないんですけどね。完全に気持ちの問題です。笑

ライブまでに色々考えてみたところで、歌い始めたらそんなこと忘れて全力で歌を歌っていました。
聴いてくれたみなさん、ありがとうございました!


土曜日はチケット料金が設定されているライブ、そして昨日は投げ銭制というスタイルでのライブでした。
先にお伝えしておきますが、昨日一昨日のイベントについて思っている話ではありませんので、誤解のなきよう。

ライブのチケット代、1500円、2000円、2500円とか色々ありますけど、一体どういう基準で設定されているんでしょうか?
演奏時間を基準にして考えると、30分のステージで2000円のイベント、ワンマンライブで90分ほどのステージで3000円で歌っていたとして、好きなミュージシャンのライブなら絶対的にワンマンで見たいと僕は思います。
ブッキングライブに料金設定って高すぎるなと思ったりします。

もちろん3組とか4組でイベントするので、みんなでそれだけの価値を提供できるなら成立すると思います。

でも今のライブで、全員が同じ方向を見ていいイベントにしようとしているブッキングライブってどれくらいあるんでしょうか?
その日イベントするために寄せ集めたようなイベントも結構あるんじゃないかと思います。

僕個人としては、ブッキングライブとかで自分と自分以外の音楽を聴いてもらえるので、新しく好きな音楽に出会えるかもしれないことはいいところだなと思っています。
ただ、どんなものかわからないものにお金を払うのって抵抗があると思うので、新しい音楽との出会いという意味では、ブッキングライブはお試しみたいなものなのかなと思います。

だとしたら、ワンコインとかでもっと気軽にいろんな人の音楽を聴けるシステムって必要なんじゃないかなと思います。
短い時間で僕たちは自分に音楽の良さをアピールする。

今の料金設定でイベントをやるならば、それだけの価値をちゃんと見出せるイベントをやっていかないとダメだなぁと思いました。

ちゃんと話の着地点がないんですが、2000円でも3000円でも料金をいただくということは、最低でもそれと同じかそれ以上の価値を提供しますっていう約束だと思います。

自分がライブしてて楽しいのは、好きなことやってるから当たり前で、何より大事なのは聴いてくれる人が楽しいかどうか。

極端な話、自分だけが楽しんでいるライブをする人よりも、自分は全然楽しくないけど聴いてくれる人を楽しませられる人の方がプロなのかもしれませんね。

自分自身のライブでも、いただくお金以上のものをちゃんとお渡ししていかないとなと、改めて思いました。


今週も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

また来週の月曜日に更新します。

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