誰が１番大変か。

おはようございます。シンガーソングライターの前田和亮です。
毎週月曜日にnoteを更新しています。

いよいよ今週の日曜日はワンマンライブです。
無観客配信での開催に変更になりました。会場でお会いできる予定だった方には申し訳ないですし、僕自身も残念ですが、今はこに選択がよかったんだと信じて準備を進めています。

配信でも楽しんでもらえる時間をお届けすることには変わりないのですしね。

こういった状況が続いていると、つい視野が狭くなってしまって、自分と自分の近くの世界だけで物事をみてしまいそうになります。

確かにライブシーン、エンタメ全般に言えることかもしれませんが、ライブに行くことは「今」必要なことなのか、その考え方もあるとあると思います。

でも僕たちミューシャンやライブハウスの方はそれを仕事としてやっているわけで。
そう言うことを考えると、自分がやっていることは仕事やしってなるのも正しいように思います。

ただ医療従事者の方々の大変さと言うのは絶対に考えないといけない。
それももちろんだと思います。

こういう話になると、医療従事者の方々が「１番」大変なので・・・
みたいな話になりますが、僕はそれは違うのかなと思っています。

自分自身の感染のリスクもある中で、今も必死に闘っていただいていること。
簡単に「大変ですね」と言えないくらいの状況だと思います。

でもずっと営業できずにいる飲食店の方々や、取引先の方々、収入がない中でいつまでも耐え続けるのは不可能だと思います。

他にも大変な人たちはいるし、そもそも大変じゃない人なんていない状況で、誰が１番大変かなんてどうでもいいことなんだと思います。

大切だなと思うのは、「みんな大変なんだ」と言うことをちゃんと考えられること。

自分や自分の業界が１番大変だって、みんな思っていると思います。
間違いなく大変だと思うけど、そこで周りを見られる気持ちを忘れないようにしたいですね。

SNSなんかでは、相変わらず誰かを攻撃するような光景が広がっています。

物事を見る角度によって正解が違うことってたくさんあると思います。
自分の意見を主張するのもいいですが、相手の意見も尊重できるような人でありたいですね。

ワンマンライブのお知らせをすると見せかけて、思っていることをつらつらと書きました。

僕も大変ですけど、あなたも大変。
みんな大変な状況で、それぞれ闘っているんですね。

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また来週の月曜日に更新します。