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ルーティーンは生活をつまらなくするのか?

昔、とても成績が良い生徒にもっと成績が良い弟の話を聞いたことがある。
「毎朝、同じことを同じ時間にこなしていて、帰ってきてからも同じことを同じ時間にやっている。ちょっと気味が悪いレベルだ」と。その時は、私とその兄の生徒とともに「それって人生面白いのかね」と弟を心配しながら苦笑いしたのを覚えている。
しかし、今自分はその弟君と同じようなことをしている。弟くんは自分より20年先を行っていたのかもしれない。

ルーティーンばかりだと、生活の活気や自発性がなくなるんじゃないか?そんなことはない。この疑問ではふたつのものを対峙させているが、それは間違いだ。これを聞けば、習慣を身につけるか、自由を得るかのどちらかを選ばなければならないを思うだろう。実際は、このふたつは互いを補完しあっている。 〜「複利で伸びる1つの習慣」より〜

朝のルーティーンは短い時間で良い1日の準備のために必要なものを効率よく行うため。夜のルーティーンは休みをしっかりとりいい明日を迎えるために必要なものを行うため。私がルーティーンを始めようと思ったのも「自分の時間を生み出すこと」という目標だった。やろうと思うこと、やりたいことに対して、1日、1週間の計画を立てるとどうも時間的に入りきらない。どこが削れるか、どう短縮できるか、そのために何をしたらいいかを考え、本を参考にしてちょっとずつ実践してきたのが今の状態である。

確かに、ルーティーンにしていなければプログラミングの勉強も1年間近く続くことはなかった。noteも1年間続けることはなかった。ジムに週3回は行くこともなかったし、夕食がサラダになることもなかったと思う。

1日の行動の8割(諸説あるが)は習慣なのだから習慣を見直し、自分の望む行動を考え直した方がいいだろう。

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