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【読書記録】放っておく力

最近、仕事で気落ちすることが続いていました。そんな時、書店で見つけた「放っておく力」という本。人間関係に振り回されずに、仕事を前向きに取り組みたいという私の気持ちにぴったりだと思い、手に取りました。

この本は、禅の教えをベースに、仕事や人間関係で悩みがちな私たちに、穏やかな心で毎日を過ごすためのヒントを与えてくれます。

特に印象に残った部分を3つ紹介します。

1. 予期しないことも経験知となる。まあそんなこともあるさと余裕を持って受け入れることができる

予定と違うことが起こると、ついイライラしてしまう私にとって、この言葉は心に響きました。「これも経験」と捉え、もっと余裕を持って物事に臨めるようになりたいものです。

2. 思考の方向を後悔から検証にシフトすること。まずいことをしちゃったな、なにがまずかったのかプロセスを見直そうといった風に、考えた瞬間に失敗した過去を失敗しないための経験知にとらえる

失敗を引きずってしまう私にとって、この考え方はまさに目からウロコでした。後悔の念が湧き上がってきたら、すぐに検証モードに切り替え、同じ失敗を繰り返さないようにしたいと思います。

3. 経験にいいも悪いもない。今後の行動、努力しだいでなんだってプラスにできる

どの選択肢を選べば良いのか迷った時、この言葉が背中を押してくれました。選んだ道で何を経験し、どう成長するかは自分次第。そう考えると、どんな道を選んでも、きっとプラスに変えられるはずです。

「放っておく力」は、仕事で落ち込んだ時、人間関係に悩んだ時、そっと寄り添ってくれる、そんな一冊です。ぜひ、この本で紹介されている考え方を実践し、穏やかな心で毎日を過ごせるようにしたいものです。


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