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CodeInterpreterでアンケート分析をしてみた

アンケートを使って授業改善する学校は多いと思います。
私の勤務校も学期末には色々なアンケートを実施し、2学期以降の教育に役立てようとしています。
そのアンケートを分析して、2学期どうするかのアクションを考えるということを近年やっていました。
Excelを使って分布を調べたり、代表値から傾向を考えたりと。
その業務をチャットGPTの新機能CodeInterpreterを使ってやってみました。
*氏名などの個人情報を抜いて分析させています。


①客観的な分析をしてくれる

授業のアンケートを分析してみました。
各項目ごとに回答を数値に置き換え、平均値、中央値、標準偏差を求めてくれます。
さらに質問項目の中の数値が良いものと悪いものをピックアップし、悪いものには改善の方針を示してくれました。
その方針を具体的にして、アクションプランを教えて質問すればちゃんと具体的行動にしてくれるところがチャットGPTの素晴らしいところ。
自分で分析すると気になる部分だけにとらわれたり、直観的なものを入れ込んだりするので客観的に分析してもらうと気づきが多かったですね。

②Word出力できる

この結果をワードというまとまったデータで出力してくれるところが素晴らしい。
ただ「ワードで出力して」と指示すると「できないです」と返ってくることがあるので、そんなときは「python-docxを使ってword形式で出力して」と指示するとやってくれます。
今までだったらコピーして貼り付けて体裁を整えてという作業していましたが、その作業が少し楽になりました。

③データについて質問できる

「最頻値を教えて」
「データの信ぴょう性はある?」
と質問しても読み込んだデータから返答してくれることが便利ですね。
分析していて疑問に思ったことやもっと知りたいことをそのままチャットGPTに聞くことができるので分析が深まりそうです。

まとめ

データを読み込めることで客観的な分析を知ることができる
さらに指示や質問を投げかけることでアクションや分析を深めることが出来そう。

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