見出し画像

【アマゾンの最強の働き方】読書感想文前編

「投資としての読書」でおすすめされていた「アマゾンの最強の働き方」という書籍。
お買い物はかなりAmazonさんにお世話になっております。
そんなAmazonが成長していくために行ってきた取り組みをそれに深くかかわった方が書いている本書。
「アマゾンだからできる」というものではなく、規模に合わせて取り入れることができると言ってはいるので「教員の世界ではどうなのか」考えながら読みました。
まだ半分ほどですが、読書感想文を書いていきます。

①年間計画をすべての土台とする

年間目標を立てる、どこでもやっているこのこと。
Amazonでは簡単すぎても難しすぎてもいけない、議論しあうようです。
簡単に達成できてしまうものだとチャレンジがないからいけない。
そう思うと自分たちの年間計画や目標は4月当初に始まるのでしょうが、ほぼ素通りですね。
下手すれば読んでおいてください、そして目標はなんだったか思い出せないことも多々あります。
教員でも学級でもこの年間計画をしっかりと立ててみるといいのかもと思いました。

②バー・レイザー方式の採用

採用基準を引き上げる人というバーレイザーという役割を持った人が人事採用にかかわるという方式。
そのシステムというより採用は大変なんだと採用に全くかかわったことがない自分は思いました。
優秀な人材、その仕事や会社にあった人材を採用しないと損失の方が大きい。確かに本当の敵は有能な敵ではなく、無能な味方ともいうくらいですからね。
採用には数人が関わり、お互いにバイアスがかからないように努めなくてはならない。
ただ私たちの同僚はまったくこういう採用がされていないと思いますね。
「Amazonで働きたい」という人がいるからこういう採用ができるんだろうな~魅力があるのだろうと思ったときに、だから教員の魅力を発信するという発想になるのかとも思いましたが・・・ちょっと違う気がしますね。

③シングルスレッドリーダー

あることをするために色々なところに承認をとらなくてはならない。
チームが大きいと動きづらくやる気を失わせる。
自分の仕事では少ないことだなと思いました。
多くは自分の学年で動くのでそんなに規模も大きくなく、コミュニケーションはそんなに大変ではないかなと。
ただこれが市町の規模になると全く駄目だなと思います。
他のことには一切取り組まない「シングルスレッドチーム」
これはいいなと思いました。
大事な仕事を失敗させるにはそれを片手間でやらせることだ
という文章が何度か登場しますが、本当にそれだと思います。
せめて主任は1つだけにしてほしいですね。
自分も全く分野が違う役割を割り当てわれたことがありますが、どれも中途半端だったし、何かを捨ててた気がしますね。

この記事が参加している募集

#読書感想文

191,797件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?