見出し画像

【1-10位】第2回ROESGランキングの企業を調べてみた

企業の収益力を示すROEと、企業のESG課題への取組みの両面から企業を評価する指標「ROESG」の国内ランキング50位までの企業を調べています。

趣味程度ですが、気になった点をつらつら書いていきます。
まずは、マテリアリティについて。

マテリアリティの種類

まずは、上位10社のマテリアリティ(重要課題)を調べてみました。

各社のマテリアリティを「E:環境」、「S:社会」、「G:ガバナンス」に収益力として「P:経済(Profit)」に分類してみました。

eKYC調査リリースのコピー (2)

「人材」や「地域」など、社会に関連するマテリアリティが突出して多かったです。

TCFDや脱プラなどの環境やガバナンスに関連したマテリアリティは、どの企業もバランスよく取り入れていました。

「技術革新・イノベーション」など、経済的側面をオポチュニティとして価値創造や価値提供としてマテリアリティとしている企業も多く見られました。

マテリアリティの数

上位10社における、マテリアリティの平均数は19個でした。

「重要なものが19個ある」というと、「どれが重要なのか分からない…」ということになるので、どの企業も抽象度を上げたテーマやカテゴリという概念をつくり平均5個程度にまとめています。

eKYC調査リリースのコピー (1)

マテリアリティ・マトリックスについて

個人的には、「自社にとっての重要度」と「ステークホルダーにとての重要度」を図として表したマトリックスをつくるのは当たり前だと思っていました。

が、上位10社でマトリックスを使用していたのは50%のみでした。

eKYC調査リリースのコピー (3)

調べていく上で、気になることも増えてくると思うので、不定期ですが更新していくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?