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「クレド」つくります!

突然ですが、会社で「クレド」をつくることになりました。

■クレドって何?

クレド(Credo)とは「信条」「志」「約束」を意味するラテン語で、企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言、あるいはそれを記したツールを指します。
出典:日本の人事部(https://jinjibu.jp/keyword/detl/207/

例えば、日々の業務でマニュアルや業務フローには載っていない
「これ、どうしたらいいんだろうか?」
と判断に迷った時、ショーケースにとって正しい判断を促すものがクレドだと考えています。

■なぜ、クレドをつくろうと思ったのか?

ショーケースでは、会社として大切にしたい価値観として「コアバリュー」を掲げています。


コアバリュー:
おもてなしテクノロジーで人を幸せに


「おもてなしテクノロジー」
いい響きですね…!!


ただ、「おもてなし」って、色々な意味で広いんですよね。
Aさんが考える「おもてなし」があれば、Bさんの考える「おもてなし」もある。
AさんもBさんも正しいし、間違ってもいない。

例えば、Aさんは「ラーメンは醤油が美味しい」、Bさんは「ラーメンは塩が美味しい」と言ったとします。こAさんもBさんも間違っていないし、どちらも正しいと思います。


ただ、これがお店だった場合、「私のお店にとって“美味しい”ってこういうことだ!」という統一された価値観があったほうがいいですね。

「お年をめした方が多いから、昔懐かしい醤油ラーメンの美味しさを追求しています」
「色々な年代の方々がいらっしゃるので、醤油でも塩でも食べられるのが、うちにとって大切なことです」

などなど、それぞれの「美味しさ」や「大切にしていること」があります。
これがないと、「なんで、私たちはラーメンつくっているんだろう?」となってしまうことが多々あります。


会社も同じだと考えています。

ショーケースで働く従業員のみんなが、「これが、ショーケースが提供したい『おもてなし』はこういうことだ!」という価値観を揃えることで、創造したい未来、提供したい価値も同じ方向に向かっていきたい、というのが理由です。


■その理由に行きついた背景


ショーケースは2005年に「株式会社ショーケース・ティービー」としてスタート。2015年に東証マザーズ、翌2016年には東証一部上場。

2019年には第二創業として、副社長だった永田が代表取締役社長に就任。事業のリストラクチャリング、人事制度の刷新などを経て、社名もショーケース・ティビーから「ショーケース」になり、人も組織も新しく生まれ変わりました。


新型コロナウイルスの影響もあり、以前まではオフィスワークをベースにした集約型の組織だったショーケースは、ここ3年くらいの間に、テクノロジーを活用したリモートワークをベースにする分散型の組織に変貌してきたのです。

かなりの劇的な変化だと思います。

その激しい流れに乗って、3年が経った2022年、改めて私たちは自問する時が来たと感じています。

「組織や働き方、一緒に働く人が変わっても、変わらないものは何だ?」
「変わらないものは、価値観であり、『おもてなし』ではないのか?」
「その『おもてなし』って、そもそも何だ?

という、問いかけが、むくむくと大きくなってきたのです。


私たち、ショーケースでは今このタイミングでクレドをつくります。
そして、クレドは従業員を主体となった、参加型でつくります。

まだ、これしか決まっていません。
それでも、社内の呼びかけに応えてくれた人たちがいました。

次回は、キックオフMTGの様子をお伝えします。

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