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行政書士は合格発表までの期間が長い?

2023年11月12日に行政書士試験を受験しました。
合否の発表が2024年1月31日です。

前回受験したときも思いましたが、この約2か月半がとても長いのです!
なんでこんなに長く待たされるのか?
記述式問題があるため、採点にはそれなりの時間がかかるのは理解できますが、
それにしても、です。

この時期、だいたいこんなモヤモヤがあるのではないでしょうか。

不合格だったときのために、とりあえず勉強を継続する?
合否にかかわらず、何か別のことに取り組む?
合格だったときのために行政書士開業のための準備に取りかかる?
開業の準備と言っても、何をしたらいい?

とても悩ましいです。

みなさんはこの時期をどのように過ごしているのでしょうか。
いろいろ自分でも何かしなければと考えてはいるのですが、悩むばかりです。

ところで、
他の士業は合格発表までどのくらい待たされているのか?

ちょっと興味が湧いて、いわゆる10士業について調べてみました。

令和5年度の試験日から合否発表までの日数は以下のとおりです。
筆記と口述みたいに分かれている場合は、
それぞれの日数を単純に足してみました。
並び順は日数の多い順です。

①司法書士118日
  筆記試験 試験日7/2 → 合否発表10/10(100日)
  口頭試験 試験日10/23 → 合否発表11/10(18日)

②公認会計士  115日
  第1回短答式 前年12/11 → 1/20(40日)
  第2回短答式 5/28 → 6/23(26日)
     (短答式はどちらかに合格すればよい)
  論文式 8/18〜20  → 11/17(89日)

②中小企業診断士 115日
  1次 試験日8/5〜8/6  →  合否発表9/5(30日)
  2次筆記  試験日10/29  →  合否発表1/11(75日)
  2次口述  試験日1/21 → 合否発表1/31(10日)

④不動産鑑定士 112日
  短答式 試験日5/21 → 合否発表6/28(38日)
  論文式 試験日8/5〜8/7  →  合否発表10/20(74日)

⑤土地家屋調査士 109日
  筆記 試験日10/15 → 合否発表1/10(87日)
  口述 試験日1/25  → 最終合否発表2/16(22日)

⑥弁理士 103日
  短答式 試験日5/21 → 合否発表6/12(22日)
  論文式 試験日7/2及び7/23 → 合否発表9/25(64日)
  口述 試験日10/21〜10/23のいずれか →  合否発表11/9(17日)

⑦弁護士(司法試験) 84日
 試験日7/12〜7/16 → 合否発表11/8

⑧税理士 81日
  試験日8/8〜8/10 に5科目 →  合否発表10/30

⑨行政書士 80日
  試験日11/12 → 合否発表1/31

⑩社会保険労務士 42日
 試験日8/27 → 合否発表10/8

と、こんな感じです。

ずいぶん待たされると思っていた行政書士ですが、
上には上がありますね。
じつは短いほうから数えて2番目でした。

ちなみに、宅地建物取引士は37日です。けっこう早く結果が出ます。
 試験日10/15 → 合否発表11/21

社会保険労務士や宅地建物取引士が短いのは、
マークシートのみだからだと想像がつきます。
行政書士の80日は、
試験が1回の筆記のみですが、形式がマークシートと記述式の併用であることを
考えるとわりと妥当だと言えそうです。

士業によって試験の方式はさまざまで、
記述と口述の両方があったり、論文があったりと、
試験の大変さも半端ではない。あらためてそう感じました。

行政書士試験も、マークシート方式がメインだとはいえ、
大変細かい部分の知識が必要であり、難解な問題もあります。
決して受かるのが容易な試験ではありません。

どの試験も、ものすごくがんばらないと士業にはなれない。
それでもがんばって士業になろうとする人がいる。
そう考えると、自分も頑張らなければ、と前向きな気持ちになれます。

がんばった甲斐があって、行政書士になれたならば、
これまでの勉強以上にがんばって、
行政書士として成功したい、
生涯続けていきたい。

そう強く思っています。

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