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手帳はどう使い分ける?

手帳というモノそのものが好きなため、すごく気に入った一つの手帳に情報を集中させて、その一つの究極の手帳だけを持ち歩きたいと思ってきました。
でも最近、それは無理だと気づきました。
手帳にはそれぞれ一長一短があって、一つだけに絞ることは難しい。

手帳は目的によって使い分ける必要があるのではないか。
そう思います。

私が手帳に求める機能は次の5つです。
①メモ(あとで検索したい情報)
②TO DO管理(たとえば買い物リスト)
③スケジュール管理
④日記
⑤ひとり会議
⑥ある程度長期の計画を立てて実行するためのツール

使い分けはこんな感じにしています。
紙の手帳よりもデジタルのほうが便利な場合はもっぱらiPhoneです。

①メモ→iPhoneのメモアプリ
あとで検索したいと思う情報をメモしています。
紙の手帳ではどうしてもできない機能です。

②TO DO管理→iPhoneのリマインダー
これのおかげで忘れ物をほとんどしなくなりました。

一方、③④⑤はだんぜん紙の手帳でしょう。

③スケジュール管理 →「ほぼ日手帳」ウィークリー
仕事のスケジュール管理はもっぱらこれです。
その日に起きたできごとも記録しておきます。
紙の手帳は全体を見渡すことがしやすいです。
また、ちょっとしたメモ書きを残すことができるのがいいところ。
あとから見ると、そのちょっとしたメモ書きが大事だったりします。

④「ひとり会議」→ASHFORDのMICRO5サイズのシステム手帳
常に持ち歩けるように手のひらに収まるような一番小さいサイズです。
リフィルは罫線の入っていない白紙のみ。
ちなみに「ひとり会議」とは、考えたいテーマについて、頭に浮かんだことを躊躇せずにどんどん書いていく作業のことを勝手にそう呼んでいます。
結論が出る時もあれば出ない時もある。でも、どんどん思ったことを書いていくうちに頭の中が整理されていく感覚があるんです。
スタバでコーヒーを飲みながらでも、一人で晩酌しながらでも、これをやるとだんだんといい考えが浮かんでくることがあります。
ひとりで過ごす時間ができたときは、「ひとり会議」を楽しんでいます。

⑤日記→「ほぼ日手帳」オリジナルA6サイズ
1日1ページになっていますので、毎日の出来事などを書いています。
書くのは必ずしも出来事だけでなく、むしろ思ったことの方が多いかもしれません。失敗したことやイヤな出来事があったときでも、とにかく「ほぼ日手帳」にその出来事や感情などを、言葉を選ぶことなく、誰に遠慮することもなく書いていくんです。そうすると、荒れていた気持ちもだんだん落ち着いてくるんですよね。その日、1日を書き終わった頃には、気持ちの整理がついて、前に進める気持ちになっています。ホントに不思議です。

⑥「ある程度長期の計画を立てて実行するためのツール」→ ?
これについては、いままであまり必要に感じていなかったということもありますが、行政書士の開業準備を進めるうえで、考えなければならないことが、とにかく山ほどあり、やるべきことを管理するツールが必要だなと思い始めていました。
開業にあたって考えなければならないこととしては、

たとえば、
実務講座の受講をしたいが、いつからどんなスケジュールで進めたらよいか?
事務所を経営するうえでは簿記の勉強をしておいたほうがよいだろうか?
宅建やファイナンシャルプランナーの資格を持っていたら役に立つのではないか?自宅以外で事務所を構えるなら、レンタルオフィスでもいいだろうか?
ホームページを作成するのは必須だとして、自力でやるのか業者に頼むのか?
そもそも、いつ開業するつもりなのか?
などなど。

しかも、これらのことを同時進行で進めていかなれけならない。
士業の開業というのはいわばプロジェクトですよね。

大きなプロジェクトを完遂するためには、個別の小さなタスクを同時に進めていかなければならないので、プロジェクト管理をしっかりやることが大事だと思うのです。

そんなツールを探していたとき、最近、偶然に素晴らしい手帳に出会いました。
それが「編集者のための〆切手帳」です。

編集者の竹村俊助さん(株式会社WORDSの代表)が作られた手帳です。
そもそも私がnoteを始めようと思ったきっかけは、竹村俊助さんが書かれた
「書くのがしんどい」(竹村俊助著/PHP研究所)という本を2020年に読んだことでした。

アウトプットする練習をたくさんすることで書くスキルを上げ、どんどん発信していくことによって自分の世界を広げていくことができるのだということをこの本に教わりました。コロナ禍という状況もあり、ネットによる情報の発信に大きな可能性を感じていましたので、興味深く読みました。

発信していく場所として紹介されていたのがnoteです。
それなのに、そのときはnoteで記事を書くという行動には移すことをしていませんでした。

2023年のいま、行政書士の開業準備を始めるにあたって、ブログを書こうと思ったとき、書く場所としてnoteが思い出され、あの本のことも思い出されたんです。そしてもう一度読み返しました。
noteでの竹村俊助さんの記事も読みました。

そしてその記事の中で「編集者のための〆切手帳」の発売を知ったのです。

この手帳のサイズはA5版。見開きで、月曜はじまりの1週間のスケジュールがバーチカルに表示されています。

この手帳の素晴らしいところは、1週間のスケジュール欄の下、ページの下、3分の1ほどのスペースが1週間ブチ抜きのガントチャートになっていることなんです。

ガントチャートの左端にはタスク名が書けるようになっいます。タスク欄は8つ用意されていますので、毎週少なくとも8つのタスクを同時に管理することができます。各タスクについて、何曜日に何をするのか予定を立て、その予定を立てた曜日の中では、何時に何をするのかを具体的にスケジュールに落とし込んでいくことができます。

また、1週間のスケジュール表とは別に、別紙として、1年間のガントチャートがついているところもいいです。タスク欄は22個用意されています。何月の何週目からいつまでに何をするのかの計画をあらかじめ立てることで、プロジェクト全体を見渡すことができるのです。

おもに仕事に使い始めてまだ2週間ですが、使い勝手はとてもいいです。
この手帳を駆使して、開業に向けた準備を具体的に計画していきます。

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