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すんなりとは終わらない

いろいろとあった2019年も、もうすぐ終わるんだな。仕事納めの12月27日、そんなふうに思っていた。

しかし、いろいろあった年だからだろうか。まだすんなりと終わりを迎えさせてもくれないとは、思いもよらなかった。

仕事納め、といっても仕事が終わるはずもない。一応キリの良いところで止めておいて、1月から始めやすいように整理したり、仕事の進め方を社長と再確認しあって早めに帰宅することができた。

しかし、その日の帰宅途中、猛烈な寒気に襲われる。うーん……。この寒気は数年前にインフルエンザに罹ったときの感じと似てるような……。

ゾクゾクする身体をどうにか保ち、小一時間電車に揺られて帰宅。家に着くなりネコの機嫌をとりながらも体温計で熱をはかる。

37度前半。微熱。とりあえず、この先自分の身体がどうなるか分からないため、お風呂にお湯をためて入ることにする。風邪ならばお風呂は体力を消耗するし、よくないかもしれない。しかしインフルエンザだとしたら、この先数日はお風呂に入れなくなるかもしれない。とりあえず身体が動かせるうちにお風呂には入っておかなくっちゃ。

28日にはシステマのトレーニングに参加する予定だったのだけれど、このままではキャンセルだろうか。とりあえず熱が出るかどうか……。胃がムカムカして、布団に潜り込んでもうまく眠れない。寒気はどんどん増してくるし、体温計で熱をはかるたびに体温は37度後半、38度とじわじわ上がってくる。38.2℃までは確認できた。

ただ、節々の痛みは感じられなくて、猛烈なダルさもない。胃のむかつき、吐き気、寒気が強かった。

ほとんど眠れない夜を過ごし、夜が明ける。体温はどうなっているだろう? と測定するも思いの外下がっていた。36度後半とか、37度前半。ただ、全く食欲はなく、胃のムカムカが続いている。

28日の予定はやっぱりキャンセルすることに決定。トレーニングどころじゃない。いつも通っている病院はいつも通り診察している(その日が年内最終の診療だった)ので、向かう。混んでるかな? と思いきやガラガラで待合室には二入しかいなかった。そのうちの一人は会計待ちだったので、本当にすぐに診てもらえた。緊急の病気以外で、普段からお薬を飲んでいる人は年末の差し迫った日には病院に来ないんだと知る。まあ、それもそうか。

私自身はインフルエンザ確定かな? と予想していた。けれど、病状を伝えると「ウイルス性の胃腸炎を疑います」と診断される。今の時点で高熱じゃない、というのがポイントらしい。あとは吐き気がすごく強いことも。27日にはお腹を壊していたけれど、それは胃腸炎じゃなくて生理前によくあるし、それかなと思っていた。

いろいろ検査してもらい、やっぱりインフルではなくウイルス性の胃腸炎かなという診断に。

「三日から四日すれば体調も安定しますから」と、診断される。三日から四日って、年内いっぱいじゃないか……。インフルだったら年明けまで影響があっただろうから、まだ良しと捉えるしかない。

年末にちょっと美味しいものを食べようか、なんてこともできない。まあ、今年2キロくらい体重が増えて戻らなかったので、年末に一気に調整したと前向きに考えよう。美味しいものが食べたい、という煩悩を捨てよということもあるのだろうか。ポカリを3倍くらいに薄めた白湯をちびちび飲み、蒸しパンを食べる年越し。やれやれ。





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