「家事」についての夫婦会議
掃除、洗濯、洗い物…。
結婚以来、夫婦でなんとなく分担できていた「家事」。
Logistaさんの「世帯経営ノート」を使って夫婦会議をしてみたところ、
・相手の「やる気スイッチ」と「こだわりポイント」が分かった
・そのポイントをお互いに意識し、尊重し合えるようになった
・尊重してくれたことに感謝を伝え合うようになった
こんな学び・良いことがありました。
一方で、お互いの家事への不満を伝え合う場面ではムッとしたり、カチン！ときたり。会議中の「マイナス感情」の扱い方は、まだまだむずかしいと感じる夫婦会議になりました。く〜！
家事のやる気スイッチ
世帯経営ノートの「家事」のページを広げ、まずはお互いの価値観をチェックしていきます。
・あなたにとって「家事」とは？
・好きな家事、得意な家事は？
・嫌いな家事、苦手な家事は？
たとえば夫の好きな家事（というか、苦ではない家事）は洗濯と洗い物。
「何かが目に見えて溜まった状態になること」がイヤなのだそう。シンクに洗い物があふれていたり、洗濯かごから洗濯物があふれている状態はアウトだと思うようです。
一方、嫌いな家事は部屋やお風呂の掃除。
「目に見えて汚くならないと気にならないし、やる気が起きないから」とのことでした。
ちなみに私は「きれいを保つ」ことが家事への動機であり、目に見えて汚くなると手を付けたくなくなります。夫のやる気スイッチと、私のやる気スイッチが真逆だからこそ、これまで家事がうまくシェアできていたんだなと納得です。
不満を伝えるむずかしさ
続いては、現在の家事を棚卸ししてみます。
・現在、誰が何をどの程度担っている？
・自分とパートナーの家事に対して思っていること（Good／Bad）
しかし、ここで一悶着。
共働きのわが家では、なるべく私（妻）が土日に作り置きをするようにしています。なにげに時間と体力が必要な作り置き。使いきれずに傷んだ食材は捨ててしまうことがしばしばでした。
これについて夫から
「休日によくばらない方が良い。フードロスは罪」
との発言が。
（えぇー！それはわかるけど、平日はなかなか作れないから、がんばって作り置きしてるのに!?）
自分のこだわりに対して不満を言われて、私は「ムッ！」という気持ちに。夫婦会議中の「感情」の扱い方は、まだまだ課題です。
感情をもてあまし、夫婦会議終了
同様に、夫の洗濯の仕方について私の意見を伝えます。
「洗濯機につめつめにすると、ちゃんと洗われてない感じがする」
「つめつめになるまで放っておくからじゃん」
（何を〜〜っ⁉︎ 放っておいてるのはお互い様じゃん！）
とファイティングポーズをとりたい気持ちがフツフツ。なんだかこのまま続けるとお互い不機嫌になりそう！
「そっか…じゃあ今後はなるべくこまめに洗うようにお互いがんばろうね」
と、逃げるように会議の幕引きを図ったワタクシでした。く〜！
でもやっぱり、会議をしてよかった
最後はそそくさと終わらせてしまった今回の夫婦会議。マイナス感情を伝え合ったり、その場で生まれたイヤな気持ちをどう扱うかはむずかしいものです。
しかし、会議をしたことで夫婦間にこんな変化がありました。
夫の変化
・つめつめになる前に洗濯機を回すようになった
・以前に増して、妻の苦手な家事を率先して請け負ってくれるようになった
妻の変化
・食材は使い切り、ムダを出さないよう意識するようになった
さらに、相手が自分のこだわりを尊重してくれたことに対して、感謝をしたり、褒め合う機会も増えました。
「洗濯物、きれいにたたむねぇ」
「ま、こんなもんよ」
「残りもの使ってごはん作ったよ。野菜くずでベジブロスも取ったよ」
「すごいじゃん。えらいじゃん」
こんな会話が生まれたのも、夫婦会議のおかげです。
参考に ： となりのおうちの夫婦会議
ほかの夫婦会議アンバサダーさんたちも「家事」についての夫婦会議の様子をnoteで公開しています。これが非常に参考になるのです。
COCO&TATAさんのおうちでは、分担している家事にマーカーを引いてみた結果、「意外に自分は家事をやってる」と夫さんの自信がアップしたそうです。夫さんが新たな家事に挑戦するきっかけにもなったとのこと。すばらしすぎる〜〜！
谷合さんのおうちでも、世帯経営ノートにマーカーを引き、家事分担のバランスを確認し合っています。これを機にベランダの掃除や防災準備といった「後回しにしがちな家事」についても考え、アクションに落とし込んでいらっしゃいます。すごすぎる〜〜！
「Good」の欄に大きな花マルがあるのもすてきです。
家事がうまくいっている人も、何となく相手の家事に納得がいっていない人も、夫婦会議をしてみたらきっと新たな発見・学び・きっかけがあると思います。
「世帯経営ノート」を開いて、レッツ夫婦会議〜！＾＾
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