9ヶ月後にうつになる教員。
はじめまして。まどりです。
わたしは、20代中学校教員です。
この度、うつになりました。
それなりに憧れて就いた職。
こういう教育がしたい、こういう授業がしたい、
こういう教育者になりたい、こういうことを伝えていきたい、
それなりに志をもって励んだ日々。
日々、洗濯機の中みたいに目まぐるしく回る景色。
色物もタオル類も雑多に放り投げられ、いろいろなものが自分にぶつかっては何事もなかったかのように離れていく。
そんな環境に身を置き続けたわたしはいつしか脱水を終えた洗濯物のように、しわくちゃに。心もカラカラに。
一度、陽の光を浴びないと元のふわふわとした柔らかい心は取り戻せそうにない。
そう思い、病休に入りました。
今は、雲と共に風を漂いながら自分とはなんぞやと自問自答を繰り返しています。
うつは治るのか…
本来の自分に直るのか…
教員としてよりも、まず自分としてどう生きていくかを模索しています。
そんなわたしは、うつになるまでのこの9ヶ月間、日記をつけていました。
といっても元祖ずぼら、Ms.三日坊主の名を欲しいままにするわたしが書いたものなので、当然9ヶ月間毎日ではありません。
心がざわついた時、疲弊した時、生きるis素晴らしい!と感じた時。
誰に話すでもないとりとめのない思いを書き綴ったものです。
きっとわたしがこの約1年間で抱いた様々な感情は教員なら、いや、生きていれば誰しも、感じたことのあるごくありふれたものです。
読んだ方の中でひとりでも「わかるわ〜」と思っていただけたら、それだけでわたしの心は救われるし、
同じような感情を抱いて悶々とされている方がいるとしたら、その感情を「わかるわ〜」に昇華して発散するお手伝いがしたいです。
…「お手伝い」は言い過ぎたかもしれません。人を手伝えるほどのHP、今のわたしには残っていないので。でも、傷ついた心にそっと手を当てる。「手当て」ができたらと思います。
ここでは、回想として(ほぼ)1年前からうつと診断されるまでの心の変遷を、一日ずつ、ありのまま、投稿していきたいと思います。
ただ懸命に、不器用に、なくした心を探す旅。
時に過去を回顧し、時に未来に思いを馳せてぼちぼちやっていくので、
温かく見守ってくだされば幸いです。
まどり
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