見出し画像

学校祭の思い出とLOUDNESS

先日のYOYOKAちゃんのツアー最終日に演奏した曲の中から「CRAZY DOCTOR」がYouTubeにアップされています。みてみてね💕

二井原実 - Vocal
SATSUMA3042 - Guitar
YOYOKA - Drums
まどーん - Bass

ミックス - 相馬章文
映像撮影 - 京都磔磔スタッフ


ここからは弾きながら思い出していたことを書きます。

わたしがLOUDNESSの曲を初めて聴いたのは大学生のとき。

北海学園大学ナレオハワイアンズというHR/HM寄りの軽音楽サークルにわたしが在籍していた1998年〜2002年、LOUDNESSのコピバンは行事のたびに結成されていたし、わたしが大学生協で毎月楽しみに立ち読みしていたのがBURRN!とかYOUNG GUITARだったし(そんな女、絶対モテませんね)ハードロックのサークルでLOUDNESSを知らないという人はほとんどいなかったと思います。

もう20年前の話になりますが、ちょっと昔話させてくださいね。

我がサークルには一年で一番やばい行事として挙げられる十月祭という学校祭がありまして、32番教室にみんなで手作りした特設ステージに集合して、3日間、朝8:30から乾杯して、だいたい1日に23-24バンドくらい、全日程で75バンドくらいかな…?ひたすら演奏し続けるんです。サークルのメンバーの中で取っ替え引っ替えいろんなコピバン組んで、自分の出番じゃない時は違うサークルにも助っ人で弾きに行ったりします。その間はずっと飲んでるわけでして、暗く広い教室の隅でゾンビのように酔い潰れる後輩を踏んづけてしまったり、演奏不能になる奴がいたり。

最終日は公園でビールかけをして、口からだけじゃなく皮膚からもアルコール摂取します。バカですね。

その後、上級生はビール臭い状態で次の世代の役員を選考する。そんなしきたり?みたいなのがありました。

わたしは酒に強いということもあり、しかも女が極端に少ないサークルだったので、女子がやらされがちな会計などの業務を担当し、できる範囲で1日数バンドずつ出演していました。今はドラムとのシンクロの精度が落ちそうな気がしてお酒を飲んでから演奏することがほとんど無いですけれども(終わった瞬間に飲みますが)当時のわたしはジャックダニエルで喉を熱くして謎のスイッチを入れて演奏するのがいいと思っていました。非常にバカです。

ちなみに今は完全禁酒になっているそうです。時代ですね。

そんな学校祭でのステージで特に、みんなが最高潮に達する2曲(多分)。それが

S.D.I/LOUDNESS

Carry On/ANGRA

なのでLOUDNESSとANGRAのコピーバンドは必然的にトリの方になっていて、もうみんなかなりベロンベロンに酔っているんですけど、やるしかない。

わたしはANGRA担当だったんです(もう弾けません)。当時よく弾いていたのはCarry Onの他にZ.I.T.OとかNova Era、Nothing To Say。
タッピングとか下手くそながら頑張ってやっていましたねー!
ちなみに、この記事のヘッダーの写真はまさにANGRA弾いている20年前のわたしです笑
Carry Onなんかは「The remains from the past!」って曲が終わった瞬間にすぐイントロに戻る無限ループやらされたりして、手が死んでいました…(ピック弾きできないしコタコタに3フィンガーで湿布貼りながらアホみたいに弾いてました)

そんなわけでANGRAも盛り上がるんですけど、やっぱりみーんな大好きだったのがLOUDNESSのコピバン。みんなもうステージの上とか机の上に乗っちゃって、誰が弾いてるのかわからないくらいのカオスの中で、かわいい女子もデスボイスで「SDI!」って飛んでいて、今でもその光景を思い出すとよくぞ、ここまで盛り上がっていたなと思うほどです。コピーバンドですから笑

わたしもデスボイスで叫びながら、飛び跳ねながら、ベースを弾いている同級生である部長のケンスケを見ながら、いいなぁー、LOUDNESSやりたいなぁーっていつも思っていました。

そんな20歳そこそこの、わたしのLOUDNESSの思い出。

4回ステージがあったけれど、本物の二井原さんが目の前にいるなんて、最後までやっぱり夢みたいでした。

なので精一杯のベースを、と《イカれたドクターから逃げなくてはならない鬼気迫る極限の気持ち》で弾いていたら(わたしは歌詞の中の人になりきって弾きますので)、「VAN HALENの時だけニコニコしてそれ以外の曲はしかめっ面」って突っ込まれてしまいましたw

「この歌詞で、どうやってニコニコして弾けばいいんですかー」って言いましたけどね!

allmini-04715のコピー

画像3

画像1

世界の二井原さんは超やさしくて次元を超えてセクシーでかっこよくて、しかもおもしろおじさん(ごめんなさい)で、わたしもメロメロです!
みんなもやっぱり大好きですよねー♪
いつかまた、お会いできる日がもしきたら、わたしもバカヤローって言われたいです…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?