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好きなことだけして生きていく方法

こんにちは!まどんなクリエイト代表のかんちゃんです。

社長さんの「こまった」を「助かった」に変えるをコンセプトに、中小企業向けの経営・財務・IT支援や個人向けの起業・創業支援事業を運営しています。

今回、一昔前のYoutubeみたいなキャッチーなタイトルにしてみました。

みなさん、好きなことだけして生きていますか?

わたしにとっての好きなこと

人生、つまり自分の時間の使い方で考えると、わたしは7割以上は好きなことをして生きています。

じゃあその7割って何してるの?と聞かれたら、会社さんの経営のご支援や、個人の方のお金の相談にのることのほか、愛媛でおもしろいプロジェクトに携わらせていただいたり、愛用してるサービスの運営スタッフとして関わらせていただいたりしています!

相談にのるお仕事

わたしはそもそも、人の相談にのるのが好きです。

ネットで調べればすぐわかるようなことまで教えるのは大変だけど、ネットで調べたけどよくわからないとか、調べ方がわからないという方に対して、答えたり、ヒントをお伝えするのが得意です。

そしてそれが今のわたしのお仕事のメインになっています。

相談をしてくれる人も、相談内容もそれぞれ違いますが、総じてこれがわたしの「好きなこと」です。

でも、好きなことだけで生きていけたらいいけど、お金を稼ぐ・生活に最低限必要な収入を確保すると考えるとそれだけじゃ厳しいですよね。

かんちゃん流「好きなことだけして生きていく」とはどういうことかお話していきたいと思います。

まずやってみる

フリーランスになってやってみたこと

わたしが銀行員を辞めて2年半になります。

フリーランスになった最初の頃は、困っている人が現れたら自分ができることを考えて、提案するスタイルでお仕事をしていました。

また、何かプロジェクトに入ってほしいと紹介していただいた時には、よほど自分のポリシーに合わないということ以外は、取り組んできました。

やってみた結果、おもしろいけれど、あんまり性には合わないなと感じたこともあります。
例えばプログラミングとか、ライティングとか。

でも、やってみたから合わないとわかったのであって、やってみなければそれを自分が好きかどうかはわかりません。

挑戦してやってみたけど、続けるのはきついなと思ったりすることもあると思います。

0か100かで考えない

相談をいただく中で、合うか合わないかを0か100かで考えてしまう方がけっこういます。

例えば、転職を考えていて、今の仕事が合わないから、別の業界に行こう。または、業界は同じで別の会社に行こうと思っている場合。

仕事のここは気に入ってるけど、ここは気に入らないと感じている状態のまま転職しても、多くの場合、また新たな不満が出てきたりして、なかなか大きく満足度は変わらないと思います。

わたしの場合は、フリーランスだからできるということもあるかもしれないですが、自分のできることを少しずつ増やしていっています。

自分のキャパがMAX100だとして、今30ぐらいのキャパでお仕事に取り組んでいるとします。
そのとき、残りの70で何をしたいか考えます。

たとえば、10のキャパを使って新しいことを始めてみます。
わたしだったらハーブティー屋さんを始めてみたり、個人の方の創業相談のサービスを作ってみたり。

こうやって少しずつ新しいことを始めていくと、やっぱりここでも「やってみて合わなかったな」というのが出てきます。

今では「副業」や「複業」という概念も浸透してきていますよね。

1日24時間のうち、8時間が会社勤めなら、2時間くらいは新しいことを始めるのに時間を使ってみる、なんてこともきっとできるはずです!

合わなかったらやめてもいい

わたしは過去、プログラミングのお仕事をさせていただいた時期がありました。

もしわたしがそのお仕事がとても好きだと感じていたら、プログラミングをもっと極めたり、お仕事の受注を増やしていってもよかったかもしれません。

ただ、わたし自身はパソコンに向かって地道に作業をする時間よりも、社長さんとお話する時間や、未来を一緒に考える時間の方が好きだなとだんだん気づき始めました。

そこで、「むしろそういうお仕事をもっとお受けするようにしよう!」と方向性を定めていきました。

こんな風に、始めたことは途中でやめることもできます。いろいろ挑戦することで、できることが増えるし経験も増えていきます。

でも、増えるばっかりじゃ自分のキャパは足りなくなってしまうので、同時に減らすことも意識します。

「これをやった延長線上に自分の理想の道があるな」と思うことは続けていって、逆に「これをやり続けていったとしても自分の理想の状態には繋がらないな」と思うことはやめていきます。

すると、これ好きだなと思って続けている、理想のものだけが残っていきます。

10のうち5が残る、すると新しい5が増やせる。

そしてまた好きな5を選んでいきます。

これを繰り返していると、取捨選択して好きなことだけが残っていく仕組みができてきます。

そして気づくと、なんかこれやりたくないなと思うことはなくなっています。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、自分自身が好きだな、得意だな、と思っていることほど、周りの方やお客さまからも高く評価していただけているなと感じています。

好きなことの種を育てていく

世間で言ういわゆる「好きなことをして生きていく」スタイルとは違うかもしれないけど、この方法の方が現実味があるし、地に足がついた方法だと思っています。

好きなことをして生きていきたいと思っても、そもそも自分は何が好きなのかわからないこともあるし、好きなことがお金になるかもわかりません。

ただ、できることを地道にやり続けていたら、途中でやめることもできます。

好きなことも最初は小さな種からだんだん大きくなっていくと思うし、「やりはじめたから最後までやらなきゃ・・・」と思う必要はありません。

最近、会社を辞めてカフェを開きたいというご相談をいただきました。
会社を辞めてテナントを借りて勢いでカフェを開くという方法もあるかもしれませんが、それよりも先にできることはあります。

会社員として働きながらでも、休みの日にお店に行って「自分はこのお店がいいと感じているけど、どこがいいのかな」という視察の目を持って通ってみる。
カフェをやるために必要な情報を集め始める。

小さくても、今できることを集めて取り組んでいくことができます。

いきなり大きなことを始めるよりも、できることから始めてみるとか、どんな価値を誰に届けたいのか、そのためにどうすればいいのか、のように仕組みを考えていく方が、挫折や断念しにくい地に足がついた方法だと思います。


0か100かじゃなくていいんです。

やりたいかも?と思うことをやってみて、好きだと感じたら続けて。そうじゃなかったらやめて。
そんな風に繰り返していくのって、案外手堅いスタイルだと思いませんか?


このテーマはStandFMでもお話しています。
かんちゃんのリアルの声で聴きたいという方はこちらからどうぞ♪
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この記事はitoto(いとと)が執筆しました!

https://note.com/itoto_



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