downy×キツネの嫁入り 主催のイベント「スキマ産業57」終えまして。
昔は、イベントを終えると、イベント開始の経緯から、当日の朝からの出来事まで日記のように書き連ねるというのが定番でしたが、なんだかナンセンスな気がしてきて、あまり書かなくなりました。
あまり背景まで語りすぎるのは蛇足な気もしますよね
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イベントで印象的だったのは、両バンドのサウンドに反して暖かい雰囲気のお客さん達やったなーと。6年前も思いましたが、downyさん目当てのお客さんて、その後、我々の事も気にかけてくれるお客さんがけっこういることがとても嬉しい。大好きかつリスペクトしている上、サウンド面の親和性という点では疑問な部分もあると思うわけですが、不思議に嬉しい事です。
そういえばイベント開始の当初は、そういう出会いを求めてイベントやってきたよなとしみじみ振り返るのでした。
downyさんと前々から京都やりましょうと伝えていた文脈から西日本ツアーでお誘いいただいたきっかけにまず大感謝であるが、GROWLYの安齋店長がここまで後援してくれんかったら、確実にこの成功はなかったと考えられます。そして音響チーム金澤氏と秋の安定感たるや。
本当にありがとうございました。
儲けどころを探して、場所代との戦いを続けつつも、面白いイベントをやろうと企画し続けるGROWLYのスタンスにはリスペクトと脱帽しかおまへん。
このイベントに関わらず毎日続くこの戦い、お疲れ様です。
本番の音響は、GROWLYでこんな音鳴るんかい、と衝撃。downyさんのライブはいわずもがな。左の種とかもやってくれる新旧織まぜまくりのセットリストは、文字通り涎れ垂れ流しもの。素晴らしいライブでした。いやー、秋山さんのドラムはあんな脱力した感じでパワフルやし、ゴリゴリの極みマッチョさん、一番派手ですよねのサンノバさん、色々乗り越えて振り絞った歌がエモすぎたロビンさん、サウンドを的確にスケールするVJzakuroさんと学びと刺激に溢れまくり。物販で、downyさん初めて見ました!のお客さん達も多数並んでいて、いい景色。
我々はってと、新曲をぶっこんでみたり、メロウ感排除してみたり、歌い方ちょっと変えてみたりにアコギアンプから鳴らしてみたりと実験性多めでしたが、PA金澤氏との連携もスムーズでそういえば今年に入って、一番ストレスなく出来た気します。
写真はアー写でもお世話になっている井上さん、質感と撮ってほしい角度感が完璧、さすがわかってらっしゃる、、。すっかりお世話になってしまいました。ありがとうございました。
イベント主催は身も心も削られるので、毎回、やめようと思いますが、その分成功した時に得るものは大きく。またやろうと思います(単純)。特に17年もバンドやってると、謎に持ち上げられることもあり、そういうリスペクト感だしてくる人やメディアに限ってこういう時は、案外見向きもしてくれないもので、そういうなんに感情的になるフェーズはとうに昔に終え、初心に帰る良い機会として捉えさせていただいております。掲載いただいた、UROROSさん、Indiegrabさん、Antennaさん、αステーション、ラジオで紹介いただいた岡村詩野さん、いつもありがとうございます。
少し年下のバンドさんが我々を見て、downyさん見て、新たな発見を持ってかえってもらって、また、どこかで共演できて。こういうためにイベントやってるって側面やりますよね。この辺もGROWLYのあんちゃんの声がけの賜物だったかと。
ところで、イベントSEを考えるのがけっこう楽しい、こればっかしは純粋に好きかも。子供の頃、カセットテープでお気に入りまとめてたみたいな気持ち。downyさんとうちらのopen時の転換時やし、ちょっとライト目なんも入れよかなってのでDj shadowいれてみたり、4ADといえばのdaughter、mice paradeでライトなグルーブ。最近どっぷりの、んoonさん、などなど。結局ナインインチネイルズとかディープなんも流すんかい!とかもありつつ。会場の人が少しでも楽しんでもらえると嬉しいものです。
普段出演していないハコにもポスターたくさん貼っていただきました、本当にありがとうございました。たくさん配布してくれたドラムの伊藤オジキおおきにです。今度ラーメン(食べてるところ見たことない)奢ります。そんな伊藤さんとdownyの秋山さん、某大阪のドラマー榎本さんは同門だそうで。なんでも再会は20〜30年とか。の割に、先週ぶりぐらいの温度感で話してるのが、また素敵w
57回目のスキマ産業、これにておしまい。ご来場のみなさま、GROWLYのみなさま、そしてdownyのみなさま、ありがとうございました。
需要があるのかないのか、心が折れるまで続けるのか、そのうち立ち止まった時に考えようと思います。
さて、新曲作るぜ〜。また会いましょう。
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