見出し画像

【オーストラリア高校留学Vol.2】州ごとに異なる教育制度『ビクトリア州』について

2023年4月よりオーストラリアに教育移住をしています。娘は公立中学校を卒業後、ビクトリア州・メルボルンにある公立高校に進学し、現在11年生です。私は留学エージェントを通さず、留学準備、学校手続き、ビザ(学生ビザ・ガーディアンビザ)取得、移住に関わるすべてを個人で行いました。手探りではじめた留学準備でしたが、こうして高校留学・海外移住をすることができました。経験から学んだリアルな高校留学の情報をお伝えします。


留学生は本授業に入る前にEALを受ける

オーストラリアは州ごとに教育制度が異なります。娘は現在、ビクトリア州の公立高校11年生に在籍していますので、ビクトリア州の教育制度についてご紹介します。

【就学年齢】

オーストラリアのビクトリア州では、6歳から17歳までの子どもが義務教育を受けています。オーストラリアの学校制度では、生徒は合計13年間学校に通います。

娘は2023年3月に公立中学校を卒業しました。語学力を考慮して1学年下げて9年生(日本で考えると中学3年生)として4月にメルボルンの公立中等学校に入学。留学生は、最初の6カ月間、本授業には参加せず英語を集中的に学ぶクラス(EAL)への参加が必須となります。じつは娘の英語力が早い段階で伸びたことから3ヶ月でEALのクラスを卒業し、このタイミングで学年を1つ上の10年生(高校1年生)に繰り上げました。英語スキルは個人差があるので一概に言えませんが、個々のレベルに合わせた教育が行われます。とくにEALは英語を母国語としない各国の留学生が集まるので個人差があるようです。娘の学校では週ごとの小テストや宿題がありました。

【学校の種類】

ここから先は

2,303字 / 2画像

¥ 150

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?