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現役日本語教師が教える!検定リアル合格術~Vol.2~

Vol.1はこちら↓

こんにちは。現役日本語教師・日本語教師のためのメンタルコーチのMadokaです。10月25日の日本語教育能力検定試験までとうとう1か月を切りましたね!試験勉強は順調でしょうか?

試験を目前に、これから受験されるみなさまにとって少しでもお役に立てる情報をシェアできたらと思い、投稿します。

この試験、本当に覚えなきゃいけないことがたくさんありますが、その中でも試験直前まで私の頭を悩ませていたのが、

【記述】

でした・・・!!

今まで試験を2回受けており、2回目で合格したのですが、1回目の試験で記述の点数はわずか5点

養成講座主催の検定対策講座では記述の点数は、いつも20点満点中10点台だったし、始めはそんなに心配していませんでした。なので1回目に受けた試験の結果が来たときは正直納得がいきませんでした。

そして翌年。

同じく養成講座の検定対策講座を受講。前年同様、講師に自分の書いた記述を採点していただきました。

すると返却された記述に、以下のようなのコメントが書いてありました。(ちなみにこの時点で試験1か月前を切っていました)

「Madokaさんの記述を読んで思ったのは、Madokaさんは記述の基本ができていないということ。これだったら(前回の試験で)5点でもしょうがない。Madokaさんはもう日本語学校に勤めているんだから、

・世話好きそうな先輩の先生に、書いた記述を添削してもらいなさい。

・日本留学試験(EJU)の記述問題にどのような表現を使い、どのような構成で書けばいいのか書いてあるから、それを見なさい。

・採点者(つまり日本語教育関係者)に気に入られるような書き方をしなさい。」

とアドバイスをいただきました。記述の基本がなっていない。本当に図星でしたwというか、それまでに何度も記述や小論文の書き方をテーマにした本は読んできましたが、いまいち頭に入らなかったのです。

早速、日本留学試験の記述問題のテキストを入手。

400字で書く際のポイントや構成がシンプルかつ的確に書いてあり、本当に分かりやすかったです。本当に目からウロコでした( ゚Д゚)

(日本人向けのテキストもこうだったらいいのに・・・!)

いよいよ2度目の受験。

とうとう本番の試験の日。事前に日本留学試験のテキストで書くべきポイントを押さえておいたので、構成かつ自分の考えをメモにサクサクっとまとめ、30分以内に書くことができました。

試験後に記述以外の問題を自己採点すると、不合格だった前年に比べそんなに点数は変わらず(笑)だから今年もダメかと思いきや、2度目の試験で晴れて合格!

つまり、記述の評価が明暗を分けた、ということになります。

この学習法を教えてくださった養成講座の先生に感謝してもしきれません!!

今年受験されるみなさまへ。

この方法、書き方のポイントを確認するだけなので、私の場合試験1か月切ってから(2週間前だったかも)でも間に合いました。たまたま職場にあったテキストですが、これ分かりやすくておすすめです。注:私は出版社の回し者ではありませんw

(2020.9.29追記)

↑の本を紹介したら中古なのにわずか1日で値段が跳ね上がってる!なのでこちらもおすすめです。

日本留学試験対策記述問題テーマ100 基礎編―論理的な文章に慣れよう

https://www.amazon.co.jp/dp/4893587498/ref=cm_sw_r_cp_api_i_a6WCFbNQCRBMQ?

この学習方法を通し試験に合格したことも大きいメリットですが、それよりも大きなメリットは現在、自分が自信を持って学生に日本留学試験の記述の書き方を教えられている、ということです。

過去の失敗や成功体験があったからこそ、学生に自信を持って教えられているという自負があります。

「記述問題に自信がない」という方、今後学生に教えるためにも日本留学試験のテキストを手に取ってはいかがでしょうか。

みなさまのご成功を心よりお祈り申し上げます!

P.S 2020年10月10日、オンラインワークショップを開催します♪




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