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元気ながん患者⁉️

みなさんこんばんは。
半澤円です。

クリスマスが終わり周りはすっかり年末に向けてがらりと変わりましたね〜
門松が色々なところに置かれていると2023年ももう終わるんだなとしんみりします。

さて、本日は私のがんについてお話しようと思います。
私はがん患者と言っても本当に元気に過ごしていると思います。
自分でもがん患者としてイメージしていた姿と自分があまりにも違いすぎてびっくりしているくらいです。
ここからしばらくは自分の体験したことをnoteに書いていこうと思いますが、こんな元気ながん患者もいるんだと思ってもらえたら幸いです。

私が罹患したがんは乳がんです。
乳がんは今、医療の進歩もあり初期で見つかれば100%治るがんと言われています。
私も乳がんと聞いた時、がんと言っても初期でしょ‼️と思っていました。
私の祖母は乳がんで両胸をなくていたので、私のとって乳がんはなっても治るがんなんだと思っていました。
ところが私はというと、結構深刻なステージⅢC、なんとステージⅣのひとつ手前、もう少し前の時代ならステージⅣと言われていたステージだったのです・・・。
また乳がんは全身がんと言われ血の流れと共にがんが先進に広がっている可能性があると。
これには自分も頭の理解が追いつかず、私ってもう死ぬの⁉️まだ37なんだけど!と、明るい未来のことは全く考えることができませんでした。
その当時、頭によぎるのは小林麻央さんの乳がんでの死。
小林麻央さんが乳がんと知って全てのブログを見ていた私は、子どもの年齢も同じこともあり、自分を重ねることしかできませんでした。
心ここに在らずという状況が1ヶ月くらい続きました。身体は間違いなくここにあるのに、心がどこか遠くにあって、遠くから自分の身体を見ている感じでした。
食事も全く食べることができず、残される家族、仕事仲間のことだけが頭の中にいてこの1ヶ月の記憶は正直ありません。

乳がんと分かって、むやみに情報を取ってはいけないと分かっていました。
でも調べてしまうんです。
当たり前ですが、大概出てくる情報はネガティブなものばかりです。
それを見ては怖くなり、夜眠ることもできない。見てはいけないと思うと余計見たくなる。
旦那さんにちゃんとしたところから情報を取るようにと改めてちゃんと言ってもらい、所在のはっきりしている本をたくさん読むことにしました。
その時期はいつも以上に乳がんに関する本を読みあさりました。
その時に私が読んでよかったのは
患者さんのための乳がんガイドラインです。

私が初め見た時は2019年バージョンでしたが、最新は2023年バージョンになっています。
もし今、乳がんになって不安にあっている方がいましたら、こちらの本を読んでみてください。
自分の状況、どんな治療をしていくのかなど、しっかり書いてあります。
世の中にいろんな文献、SNSなどたくさんありますが、全く情報を取るなとは言いません。
しかし取るなら自分に都合の良い情報を取りましょう。
ネガティブになっていたら、治療をしていく元気が出ませんので。
私はこうして正しい情報を取り、気持ちが前向きになったので、治療を意欲的におこうなうことができました。

がんに罹患したことが良かったとは全く思えません。
でもがんになったからこそ、時間は有限であることややりたいことは後悔のないように全部全力でやろうって本気で思うようになりました。
私は仕事柄年間たくさんの人に出逢います。出逢った人は何かのご縁、そして意味があって出逢っていると思うので、私が伝えられることは全部伝えることを決めてます。
人生は一度きり
大きく望んで、チャレンジ!!
自分の人生は自分が一番欲張る!
みなさん本気で毎日チャレンジしてますか?

次回はなぜ病気に気がついたのか?
どんな治療をしてきたのか?
といったことを書いていこうと思います。

半澤円



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