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近所のTrader Joe’s に感じる愛

12月も半ばになり、アメリカはクリスマスムードであったかい。

今日心が温かくほんわかしたTrader Joe'sでのできごと。


Trader Joe’sは、頻繁に新しい製品が出ていたりして、
行くだけで楽しい気分になれるスーパー。
今日はこれとこれ(だけ)を買いにいこうといくら決めていても、
ついつい買い過ぎてしまう。
ネーミングやパッケージのデザインがなんとも
心をくすぐるのだ。

手書きの値札にも、温かみを感じる。
おすすめポイントなどの
説明を読むのも楽しい。

値段も可愛らしいため、
後味の悪い思いをすることもない。

身体に良いものを売っているという
安心感があるのもいい。

私は大抵ショッピングカートだと動きが取りにくいため、
手カゴでお買い物を始めることが多い。
だってあれとあれを買うだけだから!

でも今日も案の定
Trader Joe’s マジックにかかり、
いつものように、かごはぱんぱん!
オリーブの木で作られたサービングボードとか
新しいキャンドルとか、
今日は必要ないでしょ?っていうものも、
胸がキュンキュンときめくので、
買ってしまう。

案の定かごはすぐにいっぱいになったが、
心は満たされている。
最後に息子のおやつにと、空いた手で冷凍ピザをつかみ、
レジへと向かう。

最近どこのお店にも増えている、
セルフレジが無いのも
このスーパーの特徴だ。

レジの優しそうなおじさんは、私のカゴを見たとたん、
「ちょっと待っててね、君にはカートが必要だよ。」
と言って、
大丈夫です!って言おうとした私を優しく制し、

お店の外からショッピングカートを持ってきてくれた。
「はいどうぞ。そんな重い荷物持っちゃダメだよ。」
今までの私だったら「大丈夫です!」って言ってたと思うし
恐縮してしまっていたなあと思う。

そういえば、主人がいつも重い荷物を持ってくれる時も
「ありがとう」よりは、
「すみません」って思ってたかも。

日本では主婦の方は皆そうだと思うが、
両手に重い荷物を持つこと当たり前だったし、
なんとも思ったことがなかった。

今セルフラブ期間中だということもあり、
ただありがたくすんなりと、
おじさんの優しさを
受け取ることができた。
こんな小さな変化が嬉しい。

それからおじさんはレジをやってくれながら、
私のかごに入っていたベンジー(犬)のおやつを見て、

自分が買っている猫のお話、
新しく生後3週間の子猫をシェルターから
飼い始めたお話、
ミルクをボトルであげる時の感覚、
首輪を買ってあげようと思っているお話などを
嬉しそうにしてくれた。
おじさんの心の温かさを
まさに感じるひととき。
言葉に温度を感じたなあ。

このスーパーに来ると
大抵こういう温かさに触れることになる。

レジに並んでいる人たちも
全く急かす様子も
苛立っている様子もなく、
みんな温かい。
温かい心は伝染する。

このスーパーの、
そこかしこに感じる温かさが
こういう素敵な人たちを引き寄せるんだろうなあ。









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