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娘と男友達

おはようございます、占いと恋愛、性のお仕事をしている、恋愛番長石川円華です。
今日は「娘から学んだこと」についてお話します。

「娘から学んだこと」…それは人の目や
人からどう見られているかを気にせず

自分の心に素直に生きたらいいということ。
それと
人の意見に左右されず
気の合う人ととことん仲良くしていいんだ、
特に
異性の、男友達と仲良くしていいんだ、と教えてもらったんですよね。

娘は保育園の頃から男の子と遊ぶことが多かった。
もしかしたらこの子は女の子として生まれてきたけれど
性は男の子なのかな?と思ったことがあるくらい。

スカートを履かない、髪を伸ばすことを嫌がる、フリルふりふり服は苦手、
赤やピンクのお洋服を着ない、などなど。

それならそれでいいんです。
娘の意志を尊重しようと思ったらそういうわけでもない。

なんで男の子たちとばかり遊ぶんだろう?

わたしは娘に聞いてみた。

すると…

女の子たちと意思の疎通が難しく面倒くさいことや
意地悪をされる、人間関係がめんどくさい。

その点、男の子は優しいし、シンプルでいい。
居心地がいい。

でも女の子たちからは
私が男の子たちと仲良くしているとますます
いろいろ嫌なことを言われる。

「アイツ、女のくせに
男とばっかり仲良くしている」

「変なやつ」

「男が好きなんて気持ち悪いね」と悪口言われるの。

でも気にしないことにしたの。

と娘は、話していた。

そうか。

わたしが子どもの頃は
やはり女子との付き合いがすごくめんどくさいと思うことがあった。
たいして興味ないアイドルの話や、人の噂話と悪口の話。。。

でも女の子たちから嫌われると、友達がいなくなるのが怖くて
一緒にいるのはキツイと思いながらも

自分の気持ちを押し殺して、予定調和を崩さないように
地雷を踏まないように
エラーしないようにして
その場を取り繕うようなお付き合いをしていた。

男の子たちと遊びたいと思ったけれど

女の子たちにどんなふうに思われるか、目に見えていたから
それも我慢した。

☆☆☆

娘が男の子たちとゲームの話をしたり
外遊びをしたり木登りしたり

いきいきと遊ぶ姿を見ていて

「わたしもそうしよう」と思ったのだ。
30歳前後で気づいたこと。

「人からなんと言われようと気にしなければいいんだ」

☆☆☆

当然、学生時代

男友達と野球を観に行ったりコンサートへ行ったり
飲みに行ったり、ドライブしたり

すると

当時の彼氏たちは激怒していた。
なんで男と出かけるの?

いやいや。
たまたま友達が男だったというだけでしょ?

結婚してからは
見ず知らずの初対面の年老いた男性とたまたま話していた、それだけで姑から激怒された。

「うちの息子がいるのに
よその男の人と話なんかして!」

えっ。
あなたが
そう考えるほうがいやらしくないですか?←かわいくない嫁かもな。

娘に教えられたことで
ますます、男友達がいて、仲良くしていてもいいんだと思うようになった。

わたしと性や思考が違うからこそ
話をして発見することもたくさんあるもの。

男友達って楽しいですよね。

今は男とか女とか関係なく
居心地がよく、ちょうどいい距離感を持ってくれる人と仲良くできるのが楽しかったりしますよね。

☆☆☆
わたしも言われます。

「アイツ、女のくせに男とばっかり仲良くしている」

「変なやつ」

「男が好きなんて気持ち悪いね」

って。
でも気にしない。

本当の意味での「多様性」は
「自分と生き方や考え方が違っても『そのまま』でいい」
「あらゆる価値観を批判せず認める」
「批判したくなっても『黙って見過ごす』」ことだと
わたしは思います。
どういう性、どっちの性が好きかなんてことだけじゃない。

自分から見たらおかしいと思うこと
正しいか、正しくないかをジャッジすることを
やめることで、本当の多様性、多様な生き方をする人たちが
楽に生きていかれる。のだとわたしは思います。

☆☆☆

人がなんと言おうと
どう思われようとも

仲良くしたい人と仲良くしたらいいんですよね。

子育てと言いますが、実は「親育て」なのではないかと感じることが多々あります。

結婚や出産をすると自由がなくなる、と言いますが、わたしは娘からたくさんの「心の解放」を得られたように感じます。

人の目を気にしながら、人の意見に左右されなくていい。

自分の心に正直に生きていいと娘から教えてもらったエピソードです。

今日もお読みくださいましてありがとうございました。
またこのシリーズ書きます。

恋愛番長 石川円華

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