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4. 夢の土地は夢で終わった、の巻

こんばんは! Madokaです。
東京はようやく梅雨入りしそうですが、沖縄は既に梅雨明けだなんて!
同じ日本なのに、遠いんだなぁ。そういや最近沖縄行ってないなぁ。

いきなり話がそれましたが… 気を取り直して。
昨日は新築戸建てを建てようと決意した私たち夫婦が土地探しに奔走する話をご紹介しました。そう、地元の駅の近くに、とっても条件Good&お手頃な土地があるではないか!とワクワクが止まらないところまでお話しました。

私たちにとって、その土地の唯一の難点・・・ それは道路から土地に上がるには階段が必要で、車の駐車スペースが存在しないことでした。
ただ、一旦階段さえ登ってしまえば、そこは広大な日当たりの良い土地が広がっていて、どんな家でも自在に建てられる、夢のような土地だったのです。
歳をとっても二人で楽しめるスポーツがあると良いね!ということで、結婚してからテニスを始めた私たち。
あまりにもその土地が広いので、冗談交じりにテニスコートを作ろうか!と話しながら実際テニスコートの大きさを調べたくらいw(実際ご近所に個人でテニスコートを所有しているお宅があって、土地&お金があればそんなことも出来るんだ!と妄想してました)

ただ、いくら駅近とは言え、夫は車が大好きだし、この辺りの地域は都心と違ってやはり車無しでの生活は考えられず、駐車場は必須条件でした。

そこで土地を管理している不動産屋に、どうにか駐車場が作れないものか、作る場合はいくらかかるか、問い合わせてみたのです。

不動産屋はしぶしぶ検討をして、粗いプランと見積もりを出してくれました。
回答としては、駐車場は作ることはできる(ただし公道と同じ高さのところに駐車場1台分をなんとか確保し、そこから人間は階段 or 坂を上って敷地に行く必要あり、とのことでした。見積もりは正確には覚えていないのですが、数百万円~一千万円くらいだったと思います。
駐車場作るだけでそんなに高いの?と思いましたが、それを足したとしてもその土地の広さや環境を考えると、値段はまだまだ割安でした。

不動産屋からは、その土地に興味を持っている業者?(個人ではなく法人)がいて、既に申し込みをしている、というではありませんか!!
やっとの思いで見つけた夢のような土地、他の人に取られてしまう!という焦りもあり、私たち夫婦も手をあげることに。
駐車場を作るのは大変そうだけど、お金をかければなんとかなりそう。
そしてそこから敷地に上がる階段さえ許容できれば、テニスコート付きの豪邸が建てられる!とは思っていませんでしたが、大きな家を建てても余りある広さだったので、私としてはそこに決めたいとかなり執着が湧いていました。

時同じくして、どのハウスメーカーで家を建てるか、住宅展示場を回っていた、と以前書きましたが、ちょうどこの土地が見つかった頃には自分たちが建てたいかも!と思うハウスメーカーが数社に絞られてきており、具体的には住友林業、三井ホーム、ミサワホーム、そしてハウスメーカーではないのですがフリーダムアーキテクツ、の4社と少しずつ話を始めていました。

ハウスメーカーやフリーダムアーキテクツ(設計事務所)も、土地が決まらないことには上物を建てられないので、土地探しからお手伝いしてくれるということを初めて知りました!そして、ある程度土地の候補が決まると、その土地を仮定してざっくりとしたプランを考えてくれるので、私たちが見つけた『夢の土地』を彼らにも共有し、相談してみることにしたのです。

彼らはとても親身になってくれて(そりゃそうか)、どのメーカーの担当者さんもわざわざその土地に自ら足を運びプロの目でチェックしに行ってくれたのです。

私たちより先に申し込んでいた業者は?辞退したのか、話が進んでいなかったかで、私たちがローンの審査を終え、手付金を払えば、その土地がほぼ自分たちのものになる!という状況に。

本当に手が届きそうになったことに浮足立ち、テニスコートは無理でも賃貸兼用住宅を建てちゃおうか?とか、色んなことを考えました。
ローンの仮審査も無事に通り、手付金を支払う寸前まできていたのです。

と・こ・ろ・が・・・
実際に土地を見に行ってくれたハウスメーカーの担当者、それも、複数のメーカーの担当者がそれぞれ見に行ってくれたのですが、
彼らは口を揃えて
「あの土地はやめた方が・・・」
と言うのです。

えっ????
もう買う気満々だったのに、なぜ????

と思いますよね。思いましたよ。

よくよく話を聞いてみると、そこの土地に家を建てるには恐らく擁壁をやり直す必要があり、そのために下手すると数千万かかる、と言うのです。

WOW! 数千万・・・!!!🤯

地元の駅の周りは坂が多く、私たちの『夢の土地』も坂の途中にありました。そして、その辺りは玉石が積まれた昔ながらの擁壁がたくさんあり、私たちの『夢の土地』も玉石擁壁だったのです。

これが玉石擁壁、皆さんのお家の近くにもないでしょうか?

現行の建築基準法では玉石積の土留は認められていないそうで、それをやり直すとなると相当の費用がかかると言うではありませんか。

この話を聞いた時の心境・・・
もはや残念とか悲しいとか・・・ 
そんな気持ちよりも正直「怖っ!!!」って思いました😳

ハウスメーカーの彼らに相談していなかったら、意気揚々とその『夢の土地』を購入していた訳です。そして買った後にその現実(擁壁問題)を知ることになっていた・・・と思うと、血の気が引くようでした。

そんな訳で、『夢の土地』はやはり夢でした。
そして、終止符を打てると思った土地探しの日々はもう暫く続くことになったのです。

あぁ、今思い出してもヒヤっとする😅
本当に買わなくて良かったなぁ。

という訳で、だいぶ長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
いつになったら家づくりの話が書けるのか😂
まだまだ道のりは長いのです。

続きはまた近々!
皆さま、おやすみなさい★


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