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学校が嫌いな子の居場所を作りたい①

大学4年生の頃、母校の中学校で、教員になるための勉強としてボランティアで行っていた。

学校には通常級、特別支援学級、通級指導教室、そしてもう一部屋、教室になかなか入れない子たちの居場所としての教室(とりあえずここでは「もくもく学級」と呼びたいと思う)があった。
私の他に男子学生1人もボランティアで来ていた。彼は主に通常級の授業の補助に入り、私は卒業後は特別支援学級で働きたいという希望があったためか、もくもく学級に入ることが多かった。

自分の在学時も、もくもく学級はあった。そこにいる子の多くは、虐められてクラスに入れなくなった子たちで、当時の自分はそこにいる子たちの気持ちに向き合うことなんで全くなかった。

そのもくもく学級で自分は何ができるんだろう、クラスに入れない子たちだから勉強の個別指導?それとも…
そんなことを迷いながら初日を迎えたのを覚えている。

②に続く

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