神様なんていない

世の中って不平等だ。
そんな気持ちを抱えながらこれを書いている。

私は年明け前の29日…高熱が出た。
39℃だ。
寝るのすら辛くて、何も手につかなかった。

別に熱がでても体調が崩れても、別にそれはいい。
なんで今なんだ。
受験まであと3週間もなかった、それがあと2週間になった。

そんな高熱じゃ勉強なんてできなかったし、何より心ができなかった。
いくら体調に気遣ったって体調を崩す私。
でも世の中にはどれだけ不摂生したって鼻水ひとつ出ない人もいる。

不公平すぎる

今ようやく体調が戻った。でももう心が折れた。
もう無理な気がした。
失った5日間はもう帰ってこない。

ただの5日じゃない。
この5日でどれだけのことができたか、考えるだけで吐きそうになる。

こんなこと受験生の周りに相談できるわけもない。
先生や親にはきっとこう言われる。
「それも実力のうちだ。」

何が実力で何が運なのか…
私には分からない。

こんな不幸な私が頑張ったってどうせ落ちるに決まってる。

そもそもなんで受験するんだろう
そもそもなんで大学に行くんだろう

こんなことを考えでないで残りの時間を大切に過ごすべきなのもわかっているが、もう置いていかれてしまった。
私の心も体もそして学力も。

どうしたらいいか答えを見つけられないまま。

明日は早起きしてカーテンを開けて窓いっぱいにおひさまを迎えよう。そうすれば、少しは前向きになれるのかもしれない。
できなかったらその時だ。たぶん。