今更ながら...
こんにちは、大友です。
最近になって、「嫌われる勇気」が納得しました。
アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を哲学者(哲人)と若者の会話を通して、分かりやすく解説をしています。
2014年にビジネス書ランキングの年間2位、2015年には1位を獲得しました。
私は11年ほど前に「木田恵子」という方が書いた、やさしい精神分析シリーズを一生懸命読みました。
木田恵子先生の本は結構でています。簡単に言いますと、子供の心は母親の胎内にいる頃から影響を受けていると。木田先生はフロイトに手紙を出して、フロイトから「日本に我が友あり!」と言われた、日本で初めて精神分析を始めた、古沢平作先生の下で指導を受けました。
要するにトラウマを認めているということですね。私も木田先生の書籍を読んで大分救われました。人間、立ち直っていく過程では親を責めるそうです。私も「なんで否定すんの!」「どこまで頑張れば親は認めてくれるんだろう?」と迷い、行き着いた先は、自己否定をしまくり、自信もなく、他者とも信頼関係を結べずにいました。そういう時って成長していく過程で必要です。自分がまともな人間でないのは、両親の愛情不足からきたんだ!などと思っていた時期もあります。
そんな時「アドラー心理学」がにわかに脚光を浴びました。あの、堀江貴文さんも「嫌われる勇気」を絶賛しました。トラウマを否定せよ!目的論で行動するんだ!実は私は最初は受け入れることができませんでした。
しかし、何回か繰り返し読んでいると、「あれ?そうかもなあ。」「なになに、友人の友人は社会に出たく無いため、色んな不定愁訴が現れ、社会に出ない。」という結果を自分で作っている。そんなことってあるのかなぁと思いました。
ここからは、お恥ずかしい話になりますが、私は21歳で仕事を辞めてから社会に出て働こうとはいつも思っていました。しかし、22歳の時に催眠療法を受け、「あなたは、なぜ仕事をしないのですか?」という催眠の先生の呼びかけに、私は「親を困らせたいからです。」と答えました。なんて幼稚な...
しかし、色んな本を読んでいますと幼少期の愛情不足がそういった形になって現れるらしいんです。
しかし、「私は親から愛されていないから」まともでなくてもいいんだということはまかり通らないなぁと私は思いました。いや、世間には親の顔も知らない、親に捨てられた。などというかたもいらっしゃるので一概には言えませんが。
でも、親を憎んでも、自分の心が破壊されて、立ち直れなくなってはたまったものではありません。
私は「嫌われる勇気」をまだまだ理解していないのかもしれませんが、前を向いて生きていこう!と日々思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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