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トーハクの東洋館で読書と午睡

東京国立博物館(トーハク)の年間パスを持っていますので、時間があればトーハクに行っています。2500円、とてもお得だと思います。
企画展、特別展もいいですが、定期的に入れ替える常設展や法隆寺宝物館がお気に入りです。
仏像がマイブームなので東洋館にもよく行くようになりました。

入り口にある石像

東洋館には午睡と読書に最適な場所があります。1Fの入り口の前にあるソファ。
東洋館は本館に比べて鑑賞者が少なく、仏像が中心のせいか人々は静かに鑑賞します。会話も自然とひそひそ話になり、館内はとても静かです。
1Fのソファに座っていても、声高に話す人はいませんので、午睡と読書には最適な場所です。

1Fにあるソファ

ソファそのものは本館の方が座り心地がいいですが、平成館との通路にあるので、人の動く気配がしますが、ここはそれがありません。

とある土曜日、ここで1時間過ごしました。本を読んでいるうちに眠くなり、ソファに深く座って10分ぐらい寝ました。夢を見ていました。
目が覚めてからまた本を開きました。喫茶店と違ってBGMがないので、本に集中できます。
本に飽きたら、庭園を散策したり東洋館や本館の美術品を鑑賞しにいきます。

図書館や自宅では読み疲れたら画集を手に取ることもありますが、ここでは本物の美術品に癒されることができます。作品を見ていると脳が柔らかくなっていく感じがします。
そのせいか、自宅、図書館、喫茶店で読むより本の内容がスッと頭に入ってくるだけでなく、思索の幅がより広くなり、深度がより深くなるように思います。

カツカレーを食べたり、本を読んだり、昼寝をしたり、瞑想したり、トーハクは私にとってワンダーランドになっています。


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