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サバイバル精神を鍛えよ!地方移住したら、とりあえず自分で考えて、やってみよ

地方移住あるある!?かどうかは別として......

つい数日前、夜の20時、真っ暗闇の畑の隅っこで一人呆然と月を眺めながら途方にくれました。

その日は、農業バイトの日。日曜日の8時~18時まで有機農家さんで、パッキングや収穫のお手伝いをしています。いつもなら、みんなで収穫作業をするのですが、その日はパッキン作業が忙しく私一人だけ、大爆発しているインゲンの収穫のため、畑に向かいました。

18時で終える予定が夢中になってやっていたら、夜の7時!あたりがうっすら暗くなってきて「うわっ、こりゃヤバい!」すぐに帰ろうと思い、エンジンをふかそうとすると......全然かからない!

どうやらバッテリーが上がってしまった様です。スモールランプの消し忘れで(汗)夜19時30、真っ暗闇の畑のすみっこで、一人きりになってしまいました。  

バッテリーが上がった時用の、バッテリーケーブルを車に準備していなかった!そもそも、誰かに助けを求めるっていっても、真っ暗闇の畑に人影などあるわけもなく。誰かいるとしたら、人間ではなく熊くらい。

窓が全開になっていたので、車の中で待機するにも熊や蛇が出てきたらどうしよう(泣)と思い、とりあえず夫に迎えにきてもらおうと思い、電話するも通じず(あとで聞いたら、お風呂タイムでした)あげくのはて、ネットワーク状況が悪くなり、通じなくなる始末。

どんな不運が重なったかというと、

・夜の20時、真っ暗闇の畑に1人
・月の光をたよりに道路を歩く
・熊や他の動物もいる
・民家まで約500m
・電話の回線が悪くなる
・夫が電話に出ない

「月の光ってこんなに明るいんだ」街灯のない田舎道を歩きながら、一瞬感動する私。って......そんな場合じゃない!

最悪、ハウスの中で寝ようと思っていました。

が、しかし!

やっとこさっとこ、夫と電話が通じました。夫が畑の中に入ってしまうと迷子になるので、私が主要道路まで月の光を頼りに歩いていくと、ほどなくして夫と道路で行き会うことができました。(ほっ)

そんなこんなで、私は野宿することなく、無事に家に着くことができました。夜の21時近くになっていました💦

結局、次の日に父親に来てもらいバッテリーケーブルで父親の車とつなぎエンジンがかかりました。(お父さん、ごめんね)

田舎で暮らしたいならとにかく自分でやってみる!

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野宿騒動で思ったことは「車のメンテナンスはある程度自分できないとダメだ」ということです。

「そんなの車持っているんだからあたり前じゃん!」と思うかもしれませんが、私の父親が車関係の仕事をしていることもあり、車のメンテナンスはすべてほぼ父親にまかせっきりでした。当然、バッテリーケーブルなどは車の中に準備していませんでした。

しかも、バッテリーがあがっていただけではなく、後輪車に釘がささっており、空気も抜けていました。ホントに、踏んだり蹴ったりです。

今回のことで、学んだことは、

「父親が生きているうちに、車のメンテナンスのことを学ばないと!」ということです。

祖父から野菜の作り方を教えてもらわなかったことを後悔しているので、今回の遭難になりかけた状況で、なおさらサバイバル精神を磨かねば!と思いました。

車に限らず、家の修理や庭のコンポスト用の箱を作ったり、都会なら人に頼んでやる所でも、なるべく自分たちでやるようにしたい。

人は、ピンチな状況になった時、あらゆる知恵をふり絞って答えをみつけようとするもんです。そして、なぜかピンチの時は野生の感が働くもんで「車の中にいたら危険」と感じ、避難しました。

「畑で熊に襲われたらどうしよう」というのが一番の恐怖でした。

なかなかない、恐怖体験でした。でも、昔の祖母の話を聞いても蛇をみつけたら、カマで殺していたようなので、自然の中で生活していると自然にサバイバル精神がつくのかもしれません。

次回、バッテリーがあがっても、父親を呼ばなくていいよにバッテリーがケーブルは車に装備しておこうと思います。

田舎暮らしの心得でした。


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