アニメを好きになったアニメと、1番好きなアニメ
こんばんはっ。
去年の今ごろって何してたのだろうと思い、振り返っていたら。ちょうど外出自粛でリモートワーク中。
朝の散歩写真をアップしてた頃のようでした。
写真で残っていると、その日の情景が目に浮かぶからよいですね。懐かしい。
東京は遠くなりましたが、いつか縁があれば行くのかな。
さて、今日は好きなアニメでも。
ひとり暮らし独身で東京にいたワイ、4年前ぐらいにアニメに目覚めまして。
いや、ドラゴンボールとかキャプテン翼とかゲゲゲの鬼太郎とか鋼の錬金術師とか東のエデンとか、子どもから大学生にかけて見たシリーズはあれど。
テレビで放送されるものは観ていた子でしたが、25歳ぐらいからテレビを観なくなって以来、アニメも観てなかったんです。
そんなオッサンが30代を迎えて1人の生活をはじめ、最初の頃は映画に触れたりとか、散歩に目覚めたりしたのですが、つぎにNetflixやPrime Videoを見はじめたんですね。
いろいろと見ていましたが、ある作品に出会います。
SHIROBAKO
アニメ制作会社が1本のアニメ完成までに奮闘する作品です。この画のタッチには初挑戦でした。(当時は先入観で再生するのもちょっと抵抗があったマン…。)
当時の僕といえば、店頭販売を経験した後、本部の営業(仕入や卸売)を担当しながら、商品企画の話にも参加するようになってきた頃で。
自店のスタッフと同部署のマネージャーだけで成り立っていた環境から、制作や開発のスタッフと連携をとりながら進めていく仕事が増え始めて、勝手が分からず悩んでいた頃でもあったのです。
この作品では、制作進行を担当する主人公が、アニメ制作のその他もろもろ(説明雑ですみません…)の部署とのやりとりを通して成長していく物語で、すごく入りやすかったこともあり共感しながらストーリーも追えて。
このストーリーが進む中で、
・アニメ内のキャラが泣くときの表情をどうするか考えたり
・原画を描けなくなって、息抜きをさせてもらったときにふと猫が現れて、関節の仕組みを知りながら上達したり
…などなど(あまり挙げるのもだし、何よりもっかい観たくなってきた)
アニメを知るポイントがいくつも散りばめられてたんですね。この作品を通して、アニメを観る目がガラリと変わりました。
アニメなのに黙ってるシーンがあるのはなぜかとか。ストーリーには全く関係ない人生観とかが出てきたら、きっとこれは作者さんなのか編集さんなのか、世に発信したいことだったのかなぁとか。
そう、変わってきました。
長くなってきたので、これまで観た中で1番好きなアニメで終わります。
(ここを書いた時点では、さらに長くなるとは思いもよらず…)
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
作品のタイトルにもなっているヴァイオレット・エヴァーガーデンが主人公。
(以下、1話のネタバレなので、観たことないけどまずは自分で観る!という方はとりあえずNetflixへ…!)
彼女は幼い頃から軍人として育てられて、ある日両手を無くすほどのケガを負います。
その戦いが終わり、普通の生活に戻るわけですが、彼女の失われた手は銀色の義手に変わっています。
軍人気質が戻らない彼女は、仕事をはじめてみるものの、時間外でも"任務"と思いずっと働いてしまったり、里親候補の前での彼女の言動はよく言えば素直だけれど、人間関係を気づく上で言うと角が立ってしまうことも機械的に率直に話してしまったり。
平和な時代に馴染むのもひと苦労するものだったんです。
そんな中、元陸軍中佐のホッジンズがヴァイオレットの前に現れます。彼は郵便のような仕事をしており、配達に加え依頼主に変わってタイプライターで手紙を書く「自動手記人形」のサービスもしていました。
ヴァイオレットも「自動手記人形の仕事をしたい」とホッジンズに言いだします。
…無理ですよね?誰かに変わって思いを込めた言葉を代筆する仕事ですから。
先の里親とのやりとりからも到底…。
でも、ヴァイオレットには気がかりだったことが1つあるんです。
両腕を失うことになったときに、ギルベルト少佐と一緒に行動していて、敵からの爆撃を受けてしまいます。
少し気を失った後、目覚めるとそこには重症の二人。ギルベルト少佐は、その場から動けない状況。すでにヴァイオレットは腕を失っていますが、ギルベルトの服を犬のようにくわえてなんとか連れて行こうとします。
ヴァイオレットは幼い頃に、ギルベルトに買われた子でした。名前もなく「道具」として育てられていましたが、あるとき彼女にヴァイオレットと名前をつけたのはギルベルトでした。
また、あるときギルベルトの目と同じ色をした石が入ったブローチが欲しいというヴァイオレットに、それをプレゼントしたりもしています。
そんな背景もあり、ヴァイオレットもギルベルトもお互いのことが大切なんですね。ギルベルトはそれを口にしないし、ヴァイオレットにはその感情が何なのか言葉にできません。
ですが、その現場でギルベルトはヴァイオレットに「やめてくれ!」と生きることを命令するんですね。生きて欲しい、と。
それからギルベルトはヴァイオレットに泣きながら「心から、愛してる」と伝えるんです。
その後の爆発で分かれてしまうことになります。目覚めた彼女は少佐が亡くなったことを知らされます。
最後にもらった「愛してる」を知るために自動手記人形になりたいと、初めて命令以外の自分の意思で動こうとする彼女にホッジンズは心を打たれ彼女の自動手記人形としての人生が綴られていきます。
あぁ…また観たい。もし観てくださる方がいらっしゃったら、そのままの勢いで劇場版までご覧になってくださいね。
世の中が煉獄さんに感動していた中、僕は原作で見ていた猗窩座の登場したことで、ハクジさんまでの一歩目だと、ジーンと見守りながら。
翌週には劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンで号泣しました。手に入らなかったパンフレットは翌日Amazonでポチりました…。
(見出し画像は手に入った日の喜びの1枚)
…さて、思うままに書き殴ってしまいました。
そんなこんなでSHIROBAKOをきっかけに、アニメが好きになってからはいろんな作品を観ながら昔の作品も最近の作品も広く見てきました。
最近はこれからの人生をどうしようかばかり考えていて今期のアニメは、まだほとんど観ていませんが。。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
明日から週明け、頑張りましょうね。
美容師さん、1週間お疲れさまでした。
外は雨音と雷がえげつない…
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