【MTG】プロが見ている情報ソース集

MTGのデッキの探し方について、競技への入り口を広げるために主要な情報ソースと使い方を紹介。環境理解のために知る必要性やメタゲームに与える影響などの重要度、情報の出てくる頻度も含めた情報量をそれぞれ5段階で示す。またどういう使い方を筆者や周りの競技プレイヤーがしているか軽く説明する。

①MTG MELEE

https://melee.gg/

重要度：★★★★★
情報量：★
備考：これは絶対見る

世界選手権はじめ、プロツアーや地域CSなど主要なイベント結果は全てここにある。重要なものとして、WotCのイベントページ、各地域イベントの主催のページ（日本ならBIG MAGIC）を見ておくのはマスト。ハイレベルなものだと最上位以外もしっかり参考になる。

今は（オンライントーナメントメインの時代とは違い）MELEEで開催されるイベントの数が少なく、目標とするイベントまでにMELEEで大きいイベントがないことも多い。なのでとりあえずMELEEを見て、もっと情報が欲しかったら別の物も見るというのを推奨。

②Magic Online公式ページ

重要度：★★★★
情報量：★★★★
備考：定期的に情報が出るので助かる

Magic Onlineでは定期的にやっているChallengeイベントやPreliminaryがある。定期的に情報が出てきてかつ、イベントのレベルが高いのはここ。

少しMOのメタは偏りやすい傾向があるので注意は必要。

③Robert TaylorさんのTwitter

How to find Magic decklists:#MTG #MTGArena #MTGM21 pic.twitter.com/Rvc3cyfoE0

— Robert Taylor🔥 (@fireshoes) June 9, 2020

重要度：★★★★★（※一時ソースとして①と②を含む）
情報量：★★★★★
備考：よくわからんかったらこの人のアカウントだけ見てればいい

重要なイベント結果から意欲作までまとめてくれている人のXアカウント。ここまでに紹介した最重要のものもポストしてくれるので、よくわからなかったらとりあえず見ていればいい。意欲作を自慢したかったら成果と一緒に彼にメンションを飛ばすとリツイートしてくれる。アイデア探しにも一番情報が多くて助かる。

④MTG Goldfish

重要度：★★★★★（※一時ソースとして①と②を含む）
情報量：★★★★★
備考：見やすくていい

まとめの中では一番見やすく使いやすい。①や②のもの含む主要イベントの結果がまとまっている。イベントごとの最も使われたカードなどの統計もある。

⑤Untapped.gg

重要度：★
情報量：★★★★
備考：トラッキングツールのおまけ

トラッキングツールのuntapped.ggが統計も出してくれている。無課金だと低ランクの統計しか見えない。情報量はあるし、日ごとのデッキの勝率と使用率など最新の情報が見える。一方で、玉石混交のものの平均を取っている性質上、過信は禁物。とはいえ、目に見えてすごいものが出てくると初めにここに出やすい。

ついでに、他の便利リンクも最後に書く。

EX①17lands

リミテッドプレイヤー御用達のアリーナ用トラッキングツールと、それにより集めた統計を公開してくれているところ。カードを引いたときに改善する勝率や勝ったデッキなど、統計が詳細で参考になる。

EX②Draftmancer.com

インストールなしでウェブ上で使える対人ドラフトシュミレーター。ピックしたらそのままアリーナにインポートして対戦できる。筆者の周りではプロツアー前は参加者中心にこれで練習している。人数が足りなかったらbotを入れたり、bot7人相手に練習したりもできる。アリーナのクイックドラフトのbotより断然いい。

EX③mtgmeta

この記事を出そうと所属コミュニティで見せたらこっちを使っている人もいたので。Goldfishと内容は同じ（らしい）が、フォーマットごとのイベント一覧が見やすかったり、勝率マトリクス（上の画像）があったりするのでこっちのが好みなら。