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株式会社ゆめみに入社しました! から3ヶ月経った私の「入社エントリー」

おはようございます?こんにちは?こんばんは?
ゆめみのRindaです。

私は中途採用のプロジェクトマネージャーとして株式会社ゆめみに2023年4月に入社しました。
早いもので、入社から約3ヶ月が経過しましたので、そこそこ会社の全体像が見えてきた頃合いということで、一度やってみたかった入社エントリーを投稿します。

入社の際のオンボーディングプログラムにおいても、「入社エントリーを書く(入社前の想定・期待とのギャップについても書く。会社批判を含むこと。)」とありますので、3ヶ月経ったからこそ見えてきた、私なりの「株式会社ゆめみ」の姿をお伝えできればと思います。

私は何者?

ゆめみでは「プロジェクトマネージャー」として参画していますが、実際のところ、前職では純粋培養されたPM職というわけではなく、色々と経験をさせてもらっていました。

・ある時はネットワークエンジニア
・ある時はサーバー・インフラエンジニア
・ある時はシステムアーキテクト
・ある時はひとり情シス
・ある時は開発PM(WEBアプリ系、バックエンド側の開発も担当)
・ある時はサービス企画担当
・ある時は暇そうにオフィスをうろうろする、ただのおじさん

フルスタックそうに見えて実際そうでもない、中途半端な経験だけ積んでる「自称」エンジニア人材として、様々なプロジェクトに携わり、発注側・受託側の両方の立場を経験しました。
ぶっちゃけた話、そのまま与えられた役割を全うして過ごせば、そこそこの立場でそこそこやっていくことはできた場所にいたので、ある意味、幸せな人生を過ごしていた状況だったと思います。たぶん。

なぜゆめみを転職先に選んだか?

実は、転職活動を開始するまで、ゆめみという会社名すら全く知りませんでした。。。
自分の描いているキャリア像や今後経験したいことなどを、お世話になっていた転職エージェントさんに相談してみたところ、紹介されたのがゆめみでした。

ゆめみオープン・ハンドブックを見た時の感想は「なんだか怪しいな」でした。

会社の制度をこんなにオープンにしてるなんて、嘘なんじゃないか?
実態は制度は運用できてなくて全く違う環境なんじゃないか?
検索すると出てくる記事は採用向けに書かれた嘘の内容じゃないか?

怪しいなと思いながらもなぜか企業情報を色々と探してはゆめみという企業への興味を深めてしまう自分がそこにいました。
この時点ですでに代表の片岡の採用マジックにかかっていた前兆なのかもしれません。

疑問は尽きないまま、代表の片岡とのカジュアル面談のご連絡をいただき、是非一度話を聞いてもらいたい、聞いてみたい、ということで話をさせてもらいました。

代表は「365ワーク」として365日仕事をしているので土日祝の面接は可能となっており、気兼ねなく予定を選択ください。

ゆめみオープン・ハンドブックより

代表の片岡は、日曜の昼間、外出先?からスマホを使ってリモートで接続して面談をしてくれました。

話をしていく中で、私のキャリア感に即したアドバイスをしてくれ、そのキャリアを築く中で、ゆめみという選択肢がどのように活かせそうか、真摯に向き合って会話をしてくれたような気がします。記憶が美化されたかも。

その後も、自分の経験したいキャリア像に近い社員の方とのカジュアル面談もさせていただきましたが、ゆめみの採用活動のユニークなところとして、「社員が飾らない」というところがあるかと思います。
入社もしてないのに結構ぶっちゃけたお話を聞かせてもらいました。
前職で、自チームメンバーの採用活動で候補者とお互い腹の探り合いみたいな面接ばっかりしていたような気がする身としては、とても新鮮な経験でした。

そういう、オープンかつ自由な風土を良しとする組織で働いてみたいな、と素直に感じ、最終的には転職先としてゆめみを選びました。

入社前のゆめみのイメージ

入社前はオープン・ハンドブックや、代表の片岡含め、ゆめみ社員の方々が書かれている記事(Qiitanote)をみてイメージを膨らませていたので以下のような会社かなと思っていました。

  1. エンジニア・ファースト

  2. フルリモートでも、みんなでワイワイやってる一体感がある
    (よしみんなやろうぜ!みたいな)

  3. プリンシプル(自律・自学・自責)に基づき、個々の社内外への発信力が高く、お互い切磋琢磨している

  4. 社員一人一人の自由度が高い

こうやって書いてみると、自分でも期待値が高いですね(苦笑)

入社後のゆめみのイメージ

3ヶ月経過してみて、改めて1と4についてはイメージ通りかなと感じています。2と3は当初抱いていたイメージとはギャップがありました。

ほぼイメージ通りだったこと

エンジニア・ファーストはその通り
開発エンジニアにとっては、ゆめみはオアシスなんじゃないかなと、PMの立場としては思いました。(実際エンジニアのチームにいるわけじゃないのでここも既にギャップがあるかもですが)
勉強し放題制度などもあり、自身の技術的なスキルアップのために様々な自学自習を行うことができ、社外発信もガイドラインはありますが各自で判断して自由に発信できる環境なので、エンジニアの人(特にデスマーチ的な開発をやったことがある人)にとって、心理的安全性の確保された良い職場環境なのではないでしょうか。知らんけど。

社員一人一人の自由度は高い
上記にもつながりますが、社内で何かをやろうとした時にレビューをもらうプロリク制度があり、こちらを活用することで誰でも自由にやりたいことをやろうとする意思表明を行うことができます。
全員CEOな会社なので。

こう書くと、何て素晴らしい会社なんだ!と思われそうなので一応書いておきますが、自由であるということは、それはそれで苦痛を伴うこともあるということですので、自由であることは素晴らしいことだ!と、過度な期待と夢を見ないことをお勧めします。ゆめみなんですけどね。

イメージ通りではなかったこと

みんなでワイワイやってる感は(リモートであるが故に)感じる場面は少ない
フルリモートなので、チャットを使った雑談や議論など、イベント的に仕掛けられたりすることも含めて、盛り上げていこうという動きはあり、全くないということではないです。
ただ、みなさん「真面目」に仕事に取り組む姿勢が強いのと、職種がキッパリと分かれているところもあるためか、一緒に仕事をワイワイやってる感は薄いかな〜というのが個人的な印象です。
そういう点では東京オフィスの方が人が多いためかワイワイ感がある印象。
地域格差でしょうか?

思っていたよりも社外発信は少なめ
社内勉強会は頻繁に開催されていますし、切磋琢磨していく環境はあるのかと思いますが、思っていたよりも「社外」への発信は少ないんだなぁというのが個人的印象です。

ここで定義している「発信」とは、Twitter/FBなどのSNSでの呟き的なものではなく、Qiitaやnoteといった「コンテンツ」として整理されたものを指しています

全く発信されていない、ということではなく、「もっとたくさん」あるのかな?と勝手に私が期待値を上げていた、というのが正しいかもです。 発信するのって熱量と時間が必要なので、業務に忙しいとなかなか準備できないというのもあるかと思います。 ゆめみには界隈では有名なエンジニアの方もたくさんいらっしゃいますので、そういう方々は定期的に発信されているようです。(例:やめ太郎さん

意外に感じたこと

フルリモートなので、みなさんWEB会議でカメラONで毎日やり取りするのが当たり前なのかな?と思っていたのですが、意外とそうでもなく、WEB会議でもカメラのON/OFFは個人の自由であるとともに、Slackハドルを活用した音声コミュニケーションが活発な環境でした。
私は、前職でSlackハドルというサービスが出たばっかりの頃にSlackを使っており、ハドルをうまく組織内で活用できていませんでした。
ゆめみではちょっと相談したいときに「今からハドルいいですか?」とSlackハドルで気軽に相談をする文化が根付いていました。
(私の見える範囲で、ですが)

やはり、声が聞こえるだけでも温度感とか全然違いますよね。

フルリモート会社=てっきりチャットかWEB会議を多用している会社だろうな、という印象だった私でしたが、電話会議で怒号やお互いの組織パワーの示し合いの中での仕事しかしたことない身としては、Slackハドルによる音声コミュニケーションが活発に使われて活用されている、というのは意外でした。

私はハドルを全然使いこなせていませんので、これからもっと活用せねばと思っています。

ゆめみを一言で表現すると?

私のイメージですが、
世の中にある「優れた技術」を社会実装して、社会をより良く変えていくことに喜びを感じる人たちの「コミュニティ」みたいな会社、でしょうか。

既に同じようなことを弊社PMの西島が過去に言ってたようです(恥ずかし)

ゆめみのここが大変

いいこともあれば悪いこともある。組織ってそんなもんです。
ゆめみもなんだかんだ大変なことはあります。

社内ルール・制度が頻繁に変更される(追加・更新・削除)

ゆめみのある種の「ウリ」のような気もしますが、状況変化への対応が凄まじく早いので、どんどん変わります。なのでついていくの大変ですが、悟りの境地に達すると、積極的についていかないこと、になるみたいです。
自然とそうなる、みたいな感じでしょうか。
でも知らないとそれはそれで「ここにあるよ」となってしまうので、どこまで追いかけるかは悩ましい限り。

社内ルール・制度のマニュアルはあるけど、業務マニュアルはない

マニュアルがないと動けない人間ということではないのですが、「個」が尊重されているがゆえか、ノウハウなども「個」に集約されがちで、結構無駄が多い気がしています。なので品質がばらつかないだろうか?という不安はありますね。
今のゆめみは「ランボー」みたいな強者揃いで運営されていますが、1000人を目指すとなると流石にランボ−社員1000人は採用が難しいので、この辺は課題かなと思ってます。

育成環境が未整備

ベンチャーあるあるですが、やはり今後社員が増えていくとなると「育成」は必須になってくるんじゃないかなとは思います。
プリンシプルに合った人材しか採用しないのはその通りなのですが、それでも一定数「育成していく」ことは必要になってくると思いますし、OJTというなの現場任せだけでは難しいだろうなと。
ただ、会社も何もしていないわけではなく、私の入社もそうですが、オンボーディング環境の整備など、色々取り組みを進めていますので、ここはまだ道なかばの領域というところでしょうか。

フルリモート下のモチベーション維持が大変かも

合う人にとっては全く問題ない環境ですが、フルリモートなので、全く人と(対面で)会うこともなく仕事ができる人もいます。その場合、連絡手段が限定的になるため、どうしても対面の時にできていたようなフォローを受けることが難しくなるため、モチベーションを自ら維持していくことの大変さがあるような気がしています。
そこがまさにプリンシプル(自律・自学・自責)だとは思います。
が、いうは易しでそんな簡単でもないですよね。
自由度が高いメリットを活かし、ON/OFFのメリハリでうまく切り替えられるスキルは求められるかなと個人的には思います。

なお、ゆめみではオンラインでもメンタル面でのフォローを行えるように「ゆめみ保健室」が設定されており、定期的にカウンセラーの方と面談を行なってもらうような仕組みも整備されています。
他にもオンラインならではの取り組みで個人をフォローしていく仕組みはありますので、そこはご安心ください。

おまけ:PM入社試験はどんな感じだった?

PM中途採用の場合、論文テスト→一次面接→最終面接という流れでした。

ゆめみのPM入社試験は論文テスト的なものがあるのですが、採点結果も単に合格/不合格を返すだけではなく、丁寧にFBをしてくれます。
今の自分の良い点、機会点(できていない点、ではなくもっとこうすると良い、という気づきを与えるFB内容)を教えてもらえるので、自分のPMとしてのスキルを客観的に知る、良い機会にもなりました。
私は幸い内定をもらえましたが、もし残念な結果だったとしても、自分のスキルの棚卸しを第三者にやってもらえるとても価値のある体験をさせてもらえるのではないかと思います。

ゆめみに少しでも興味を持った方は、ぜひ気軽にカジュアル面談を受けてみてください。その上で、本当に自分に合ってそうか考える機会にしてもらうと良いかもです^^


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