見出し画像

ラジオ溢れ話:改めて考えさせられる『寄り添う』ということ。

こんにちは、いつも『漂着するまだないとラジオ』を聞いてくださってありがとうございます。

第31回は、カフェスケールで月イチで集まっている『ブレンドの会』の話をさせていただきました。
そして第32回は、新型コロナウイルスの話を中心に漂着しました。

まず、カフェスケールでは、ラジオで紹介した『ブレンドの会』以外にも、ボードゲームをする集まり、ブックトーククラブ、ウクレレクラブ、映画上映会、DJイベントなどなど、たくさんの集まりがあります。

多種多様な人が交差し、思わぬ出会いや科学反応が生まれ、それが楽しくてこれらの活動をやっていると言っても過言ではありません。


『ブレンドの会』は、行政的な区分や、組織だった区分のない集まりです。

例えば、私は『尾鷲市商工会議所青年部』に所属していますが、『ブレンドの会』はその『商工会議所青年部』に所属している人もたくさん来てくれていますが、『商工会議所青年部』とは切り離された集まりです。

行政的・自治体の枠を超えた集まりなので、尾鷲を中心に、紀北町、熊野市、御浜町、また、和歌山県は新宮市からも参加があります。

とある参加者が言いました。

「カフェでやってる、っていうのがいいんだよ」

と。

どこかの改まった施設の会議室ではなく、カフェで集まれるのが魅力なのだそうです。
カフェでやっている集まりだからこそ、自治体の枠を超えた参加者があるんだよ、と。

改めてカフェ、という場所の持つ特性を感じました。


ラジオでも話していますが、普段のこうした交流は、『互助』へと繋がると思っています。
大きな話をするならば『防災』とも言えると思います。

そして今、日本は(というか世界は)、未曾有の非常事態に晒されています。

『できるだけ人の集まる場所に行くのを避けること』

が推奨されているこの状況は、今まで誰も経験したことがありません。

そして、皆、情報をSNSで収集しています。

こんなこと、生きて来て初めての経験です。
誰も経験したことのない事態で、前例がありません。

個人個人でできることはとても少ない、、、というより「何もしない」というのが最大の防御である今の状況に、誰もが戸惑っている状況です。

それがうまく飲み込めないからこそ、「何かしなければならない」という行動から買い占めや『自粛パトロール』という行動を起こしているようにも見えます。

ラジオでも言っていますが、SNSの文字情報だけに頼ると、そこにはない『余計な状況』を情報として勝手に付与し、勝手に危機的状況を煽っている一面もあります。

「何もしない」「誰にも会わない」というのは、わかっていてもなかなかできないものです。

だから、人は誰かと寄り添っていたい、と思うのかもしれませんし、実際に誰かと話をしてみると、なんだか落ち着いて周囲の状況を判断できる冷静な判断力を取り戻せるような気がしています。

ラジオの収録で、まだないとラジオのメンバーと集まるのも、とても安心します。

クレバーな人たちと想いを共有するだけで、前向きな気持ちになれます。

やっぱり、人と人、直接会って話すことが、とても大事です。

当たり前のことですが。

この当たり前の、人と人が直接会って他愛もない話をする、という日常が一刻も早く取り戻せるよう願っています。

いつになるのかはまだわかりませんが、みんなでゆるく寄り添って、前向きに考えて、乗り越えていきましょう。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

『漂着する!まだないとラジオ』ではお便り(メール)を募集しております。

ご意見、ご感想などございましたら、以下のメールアドレスまでメッセージをお願いします。

madanaitoradio@gmail.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?