20180830ライブ@下北沢近松

死んじゃうじゃんか、下北沢近松でライブでした。

平成最後の夏を締めくくる前夜に、神々のゴライコーズやペドラザといった手強い盟友が揃い踏み。加えて最近名前を耳にすることも多い東京のHONGKONG ETEMONKEY、名古屋の百長と初共演。しかも近松から初のオファーで決まったこのライブ。そこかしこから漂う試練感すごい。試されてる。

死んじゃうじゃんかは不器用なくせに頑固なバンドなので、最近は、最高のパフォーマンスを発揮するために自分たちのモチベーションを上げる工夫をあれこれ試している。具体的には挙げないけど「かくあるべき」「これがふつう」に囚われず心地良いほうを選ぶ、問いをやめない、というやり方。結果「ふつうじゃない」答えを選ぶことも多くて人によっては嫌がられるかもしれないけれど、私はすごく良いと思う。ふつうって誰のふつう、って思うから。自分の答えを貫けるのはかっこいい。やれやれもっとやれ。

でも、屋内でタバコが吸えないからってへそを曲げないでほしい。外では吸えるんだからがんばってくれ。

この日はどのバンドでも何かしらのアクシデントが起きていた。音が出なかったり、演奏を止めたり。そこをどう乗り切るかが明暗を分けるのだ、と感じさせられる夜だった。もちろんそこには運もあるけれど、ハッタリ力というか、強い気持ちとかブレない芯みたいなものが大切なんだと思う。ゾーンに入ってるバンドだけがこの夜の勝者だった。

死んじゃうじゃんかは5バンド中5バンド目、初出演で僭越ながらトリで出演。

1. 溢れる
2. 久しぶりだね
3. やさしいふたり
4. 諦念退色

「アンコール!」「ワンモア!」と言ってくれた人たち、ありがとう。正直、この日はゾーンに入りきれていなかったと思う。みんなに苦笑いで気を遣わせないような、もっとすごい世界が作れるんだよ。この人たちは。

満場一致文句なしのアンコールを起こせるようになって帰ってきます。

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