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入滅する時のお釈迦様の思いってこんな感じじゃないかなぁって。もち、私の勝手解釈意外のなにものでもないんですけど⁉️😅

私は毎朝5時に起きてウォーキングにでかける。その時、イヤフォンでいつも好きな曲を聞きながら歩いている。 

歩き出して少しすると東の空から朝日が昇り始め、空は淡い朝焼けのオレンジ色が広がっていた。その光景を目にした時、なぜか、ふと、お釈迦様のこの世を去られる終のこと、入滅される時のことを思った。


耳から"You raise me up"の曲が流れてきた♪ 

この曲は今から12年くらい前に世界的に流行った曲で私が目にした朝焼けの景色にピッタリ★と一致したのである。 

全くこの曲自体はなんらお釈迦様と関係などないのだが私の中ではその景色と音がその瞬間シンクロし、まるで電気が走ったかのように、全身に伝播し身体が震えた。 

そしてオレンジ色に染まった空に横たわるお釈迦様が見えたような… 

おそらく私の錯覚なのだろう… 

お釈迦様は多くの弟子に囲まれて、沙羅双樹の木下で息を引き取った。 

旅の途中だった。 

この時、お釈迦様はただ一言『この世は美しい』としみじみ言われたそうだ。 

私は僭越だがその時のお釈迦様の気持ちが痛いほど伝わった。 

その何気ないひとことの中に、お釈迦様のすべての想いが凝縮していたからである。 

その持つ意味は計り知れない程深く、なぜお釈迦様が神様にこの世に下ろされたのか⁉️ 

それはお釈迦様とて、何度も我々と同じように人間界に転生し、輪廻転生を繰り返していた。 

ある時、お釈迦様は天界からこの世を眺めた時、なぜ人には四苦八苦があるのだ。 

その不合理さにいたく心を悼められた。 

その時神様は、ならば、もう一度地上界に戻りそなたの悟りを拓きなさいと仰られたそうだ。 

当時、インドは様々な小国、部族の国が沢山あって、その中のヒマラヤ山脈の麓にある
カピラヴァストゥという都がシャーキャ族=釈迦族の首都でその小さな部族の王子として生まれた。 

その後、結婚し、子ももうけて普通に暮らしていた。そんなある時、街に出で目にしたのが民の貧しさ、老い、病、死(四苦八苦)。 

それから苦悩が始まり、釈迦は全てを捨てて出家した。 

何年も何年も荒行をし、寄ってくる魔と戦い続けた。 

釈迦は6年もの長きに渡り荒行をしたがなんらそこから得るものはなかった。 

身も心もボロボロに衰退した時、たまたま通りかかった村娘のスジャーターから乳粥を施され、なんとか精気を取り戻した。 


⬇️以下インターネット参照。 

「琴の弦はきつく締めすぎると切れてしまうが、緩く締めると音が悪い。琴の弦は、適度に締めるのが望ましい」というスジャーターの歌を聴いた釈迦は、苦行が間違っていたことに気がつきます。 

スジャーターの働きかけで心身ともに回復し、決意も新たにした釈迦は菩提樹の下で座禅を組み、瞑想を行います。途中、悪魔や鬼神の脅しや誘惑を受けるも、強い決意を抱いた釈迦は惑わされることなく、ついに悟りの境地に至ります。釈迦が35歳のときでした。 

⬆️以上、インターネット参照。 

要は極端は良くない。全て中庸であることがベストだと。我々の何事にも白黒付けたがるが実はどちらかに振れることではなく、両方あっていいという考え方がもっとも寛容であると。 

価値観とは時代やその背景で変容するもの。
実に曖昧模糊のものである。 

たとえば、戦争時代に合法的に殺戮が行われる。 

だが、宇宙の理念、真理からしたら、たとえどんな事情があったとしても人が人を殺めてはいけない。 

人は其々の人生を生きている訳だから、他人の人生をどんな場合も遮ってはいけないのである。 

またまた話は脱線してしまったので元に戻しますが、お釈迦様は極端はやめて、沙羅双樹の木で新たな修行をし、様々な魔と戦い、誘惑にも屈することなく、人間の煩悩を克服し、悟りの境地に至り、聖人となった訳ですが、人間界=3次元の世界は様々な次元が存在する世の中にあっては特殊な世界。 

改めてこの世を振り返った時、実はこの世界=3次元の中で経験、体験する四苦八苦=不完全は完全の対局にあり(陰と陽)、人間が人間たらしめる唯一の娯楽場なのかもしれないと私は思う。
   
それに本当は完璧なんて面白くない。不完全の中にこそ整合性があるのではとも思う。
だからこそ、お釈迦様がこの世を去る、入滅、涅槃に行かれる前に発せられた言葉の意味が胸に深く滲みるのである。


生……生まれたことによる苦しみ。
老……老いること、気力や体力が衰退し、自由が利かなくなる苦しみ。
病……病による苦痛を感じる苦しみ。
死……死ぬことへの恐怖や不安、苦しみ。


長くなりましたが、最後まで完読してくださりありがとうございますm(_ _)m

#釈迦入滅 #釈迦涅槃#ブログ#essay#コラム#日記

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