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20年ブランクからの、復活!母になり、趣味のピアノレッスン始まる

「4歳からのヤマハ音楽教室」キャッチコピーのお手本のように、私も女の子の習い事の王道、ピアノを4歳から習い始めた。
私が習いたいと言って始めたものだったか、残念ながら記憶はない。覚えている事と言えば、小さい頃はグループレッスンで、和音の練習が大の苦手だった事。譜読みも得意ではなく、新しい曲を始めても、自分ではメロディを奏でることは出来ず、先生に音取りをしてもらって、ようやく曲を理解する感じだった。
音楽の勉強というよりは、先生の選んできた曲を自由に選んで、弾いていた。目標を意識した事もなく、ただ、ピアノを習っている。という具合に。
少し大きくなってからは、ヤマハの個人レッスンを10年以上同じ先生から受けていた。
よく巷で耳にする教本、「バイエル」をやった記憶はない。今持っている教本を見ると、「Hanon」「ブルグミュラー」「チェルニー40番」あとは発表会ではショパンの曲をよく弾いていた。自分がどのレベルにいるのか、当初全く意識をしたことが無かった。音楽の専門の道へという選択肢も勿論無かった。自分の中で、そんな技術を私が身につけられるはずがない。と端から諦めていたから。求めもしなかったから。
でも、クラスで合唱会、となると伴奏します!という目立ちたがり精神と共に、そこそこの演奏は出来ていたことになるのに。

子供たちがバイオリンを始めてからは、一緒にリズムを叩いたり、曲を練習し、日本ではおもちゃのピアノで不完全ながらも伴奏をしてみたり。常に子供主体であったバイオリンのお稽古だが、実は私自身の譜読みやリズムの勉強になっていて、知らぬ間に音楽の知識も付いてきている。

フランスに来て6年が経ち、ようやく生活環境に慣れ、自分の生活リズムもつけやすい状況になり、何かやろう、と思いついたのが「ピアノを習う」という選択肢だった。
ブランク20年、これまでも子供の伴奏をと、フランスに来てからは家の電子ピアノで自己流で弾くも、一向に指も動かず、常に残念な思いを抱いていた。どうにか子供たちのバイオリンの伴奏者として家での練習に役立てたい。折角ピアノを持っているのだから。時間とお金にも余裕が出てきたので、ついに近所の音楽教室の扉を叩く勇気が出た今年度。

Antonyにある趣味の館 Chateau Sarranの中のある一つのコース、大人のピアノレッスンに9月から申し込みをした。

レッスンの時間調整もとても大変。
子供の忙しい習い事の送迎の合間を縫って、激務の水曜日が始まった!
#育児 #バイオリン #ピアノレッスン #フランス

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